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自分が知らない話1

今日は、先日嬉しかったこと、そのお話です。

友達の文化祭にお邪魔したところ、
そこでお仕事の一環として企画を出されている外国の方々がいました。
私と友達は、少し待つみたいだけれどその企画に参加してみよう!ということになりました。


企画が終わり、お土産がもらえる場面になりました。
しかし、どうやらすぐにはできないようです。
案内役の方は日本語を話されましたが、長文はまだ苦手なようで、「あぁ、すみませんね、私日本語うまくなくて」と言いました。
そこで友達の提案で、私が彼女と英語で話すことになりました。
単に彼女の英語を聞いて、「あと何十分後ですね?わかりました。」と英語で返す、それだけのことでしたが「発音が上手!英語が上手!」と、非常にオーバーにその方が喜んでくれました。
その時、英語が少し分かって良かったなと心から思いました。


私は高校まで塾に通うといったら英語だけで、高校でも英語に合わせて数学を通い始めた、そんな塾ライフを送っていました。
英語は小学校5年生からのスタートで、今の小中学生、高校生からしたらすごく遅いのだと思います。
しかも、英語の塾も祖母の友人が個人的にやっている小さな個別塾で、
週に1回、毎回休憩や帰り際にお菓子や美味しいパンを出してくれる、そんなゆるくあったかいところでした。
最初はアルファベットの発音から、CDに合わせて発音するだけ。
使う教材もずっと絵が可愛い。
最初のうちは全部意味不明だし難しいし、発音は恥ずかしいけれど、
できたら簡単だし楽しいし、興味がどんどん湧いてくる、そんな場所でした。

そして楽しいの延長で、英検をゲーム感覚で突破していく(スーパーマリオみたいに)、そんな英語ライフ。
中学生になり、先生の友人に教えてもらうことになりました。
そちらも個人塾でしたがピカイチの先生(もちろんお菓子も出ました)。
使う教材は高校卒業レベルくらいまでと格段に高くなり、難しいけれど当時の私はすでに英語の虜でした。

高校2年生のタイミングで一度、10日間だけ観光目的でイギリスに行きましたが、それ以外は海外にいったことはありません。
しかし、英語が好きになるということ、
それは先日の私のようにどこか思わぬ場所で役に立つのだなと思いました。
何より、人との会話の幅を広げられたこと
こんなに面白いことはないと思いました。
2人の先生、ありがとう!


大学3年生の今、英語の授業はありません。
TOEICの勉強は昨年くらいまで少しやっていましたが、
会話自体はTOEICで勉強したことがなかったので、本当に数年ぶりでした。
しかしそれでもなお、自分の知らないうちに自分の強みとなって活きていくことが、今回の経験で分かってすごく晴れやかな気持ちになりました。


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