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スクール支援員として大切なこと5選

スクール支援員をして大切なこと5つ紹介します。

①担任と支援を明確化にする

 支援員の仕事はこれに尽きるとってもいいと思います。
いかに、担任と対話し支援を明確化するか。
これで、仕事の質もグッと上がります。

 年度初め、関わりを持つ学年の先生に挨拶をし、
どの子にどのような支援が必要なのかを聞きましょう。

私の実践例
①3年生の支援
・3年生の先生方へ挨拶をし、児童への紹介をお願いする。
・支援が必要な子どもはいるか、どのように支援に入るのかを聞く。
・年度初めなので、私の判断で各教室の支援に入ってくださいとのこと。
・様子を見ながら、個人的に必要な場合、こちらから連絡しますと。

よって、私は、
「3年生4クラスを私の判断で支援をしていく」
という支援の方法となりました。
「各教室、授業中に教室を出入りさせていただきますが、
よろしくお願いします。」とお伝えすると、
皆様「どうぞどうぞ。」と言ってくださいました。

②特別支援教室のサポート
3年生合同体育。運動会練習が始まり、3年生Aちゃんへのサポートが必要と感じ、担任の先生にお声かけをしました。「ぜひ」ということで、Aちゃんのサポートに入ることになりました。そして、担任が私とAちゃんの顔合わせをしてくれました。

 このように、まず、担任と話をすること。そして、支援が必要なのか、不必要なのか。必要であればどんなサポートかの打ち合わせが必須です。

 何となく担当学年に入り、何となく支援をするということは、お勧めできません。担任の先生の判断で、その支援は必要ないとお考えかもしれません。そうなってしまっては邪魔です。そして、自分自身がどこまでサポートしたらよいのかの判断ができなくなります。

 まず、担任の先生が何を必要とされているか確認しましょう。そして、定期的に担任とコミュニケーションをとり自分の仕事を明確にする必要があります。

②担任への報告

担当した児童の支援内容は必ず担任の先生に報告します。
この報告を細かく丁寧にするかしないかで、担任の先生からの信頼度がかなり変わってきます。

 実践例
①3年生へのサポートの事例
・気になったことがあった時のみ報告

②支援級Aちゃんへの支援の事例
・1時間の体育で何をして何ができて何ができなかったのかを報告 
 例)徒競走の練習をしました。並ぶ場所の確認をしました。一人でその場所に行けるかどうかは確認できていません。走ることはできました。
違う競技では、あるタイミングで旗を掲げる動作がありました。
自分でタイミングを考えて、旗を上げることはできました。
その位置から、別の位置への移動は途中でしゃがみました。
など。

担任の先生が次への支援の方法を考えられるように、細かく報告すると担任はとても喜ばれます。


③勝手な判断で支援しない

これは、やめましょう。
あるときはA、あるときはB、あるときは違う児童へ。
チーム学校、常に横で連携をとるという意識を持って児童に関わる必要性があります。
中には、勝手な判断で支援されているSAさんもいらっしゃいますが、
担任の先生はその行動に信頼が持てず、困惑されていました。

④子供から目を離さない

実際に勤務校であったことですが、SAが

子どもを教室で一人にさせる。
教室から飛び出した後、そのまま放置する。

ことをしてしまった方がおみえでした。
これらは
子どもの安全に関わることです。
コーディネーターの先生にも固く注意されていました。

⑤子どもとたくさん関わる

休み時間、たくさん話しましょう。
休み時間、たくさん遊びましょう。
子どもと関わる時間が長ければ長いほど、子どもの理解も深まります。


この2ヶ月で見えてきた、支援員の仕事のポイントです。
参考にしていただけたら嬉しいです。


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