そもそもあれは人を傷つけない笑いだったのか。

ぺこぱの漫才かなり面白かったけど、あの日1番人を傷つける笑いだったと思う。

松陰寺、2回タクシーに轢かれたぞ?
ハゲだのナスだの見た目をいじられたぞ?
うるさいと怒鳴られ、キャラ芸人と謗られた漫才が人を傷つけない笑いだろうか?

今更3年前の漫才を持ち出して、何が言いたいかと言うと、求められてたのは"私を傷つけない笑い"だったのではないか。

何が起きても、受け入れてくれる松陰寺の存在を求めて、一億総シュウペイ化しているのではないだろうか。

再確認しておきますが、ぺこぱに含むところは無いし、普通に面白い漫才でした。

だから、知らないシェフが惨殺されようと、50代の男性がバカと罵られ頭を叩かれ続けようと、傷つけられているのは自分ではない、から誰も何も言わなかったのだろうか。

マヂカルラブリーも錦鯉も面白い漫才で、含むところはないです。

ただ、自分が傷付かず、他の誰かが勝手に傷つくことには異様に鈍感になっている気がする言説が異様に増えた気がしたので、3年前を振り返ってみました。

まあ、とりあえず、パンイチの空気階段を常に受け入れる精神を持ち続けて行きたいものである、まる。

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