唐揚げに覚えた性的興奮
【決して綺麗とは言えない表現が多々含まれます】
自認していることだが、私は極度の、極まりない変態である。私は何に対して性的興奮を覚えたとしても、社会一般の倫理観よりも私のその興奮を優先してしまう癖がある。
私はYouTubeショートでふいに流れてくる唐揚げを食べる動画を何も考えずに観ていると、ふいに私の愚息が真っ赤に充血して隆起しているのに気づく。
私は通常、唐揚げというものを、こよなく、それは聖書に現れるイエスのパンよりも神聖で、なおかつ美味なものであると認識している。
私の唐揚げへの愛は、それは元来食べ物としての美味しさ由来の愛情だと自認していたが、それが性的興奮を交えたものであることにふとした瞬間、気づいたのである。その瞬間、ツヤのある油で化粧がなされた唐揚げは私にとって、edibleでありfuckableなもの、秀でた扇情性と美貌を持ち合わせた主婦のような存在となっていた。
私は昔から、このように友達に豪語することがある。
「私はそれがゴキブリ、ドブネズミ、火星人、なんであっても私がその生物にエロスを感じた場合、社会通念上、私が気違い認識と認識されようと、それを心の底から深く愛し、それと濃密な性行為を営むことを試みるだろう。」と。
私はその限りでは、私の性的興奮は常に生物に対してのみ、認められるものだと認識していた。しかし、とうとう私の特殊性癖は生命を持たない、無生物に対しても矛先が向かうようになった。
私に対して、唐揚げは確実に、その表情を和らげ、微小を浮かべ、まるで豊満であふれんばかりの美乳と、美しい半円をかたどった美尻を揺らしているストリッパーのように、私のエロティシズムを昂らせていたのだ。
10年後、私は何を見て自分の男根を愛撫しているのだろうか。
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