採用プロジェクトの話

『ゼミ採用プロジェクト』が終わった!3年の後期から始り、約8ヶ月に及ぶ大プロジェクトだった。個人的に8ヶ月というのはとっても長くて、部活以外でこれだけ長く同じメンバーで取り組んだことはなかったからとても良い経験になった。

相変わらず話が行ったり来たりするだろうけど、思いのままをつらつら書く。達成感のままにね!

先生が去年の夏に心境の変化があったそうでゼミの方針を変えようと思ったんやって、ちょーざっくり言うと優秀な奴を集めたい!って感じ
優秀な人とは?って感じだけど、俺を含めた4人のメンバーがゼミ募集に向けて集められた

別室に集められて先生の想いを聞いてさすがに燃えたのを覚えてる。6.7年くらい先生が溜め込んだものがあることがわかったし、先生がいつもより大きい声を出してたから熱量伝わった。
あとこんな大きい声出すんだってびっくりした記憶もある

その日の放課後さきと2人で今後のビジョンみたいなのを勝手に話し合った。

見ずらいけどこのプロジェクトの大テーマ『21世紀を代表するゼミを創る』そして約1年かけて『福大商学部といえば森田ゼミ』を目指すことにした

大テーマはサイバーエージェントを真似してる。良い例としてサイバーが良く出てくるから影響されたのもあるし、先生は「シチズンサイエンスでアジアNo.1を取る(取れるところにいる)」って言ってた。それなら21世紀を代表するゼミになれるよね、みたいな話をした

前もどこかで書いたけど、俺はこのプロジェクトのモチベ(目標)は『21世紀を代表するゼミ』の基盤作りだった。俺は今回応募してくれた2年生をみてその目標は達成されたと思う。

基礎ゼミ上位25人の内8人が森田ゼミを応募したらしい。すごいよね
成績高い人が集まってる。
応募人数は約30人で全体で2位だった。面接ありでこの人数だからけっこうすごいと思う。1位は面接なしのゼミやったみたい。ってことはまぁ実質1位だろ!という甘い気持ちもある笑

そして先生も4人の活動とこの結果を評価してくれた。森田ゼミの長である先生が評価してくれたからそこは素直に受け取ろうと思う。
振り返れば反省することはあるけどね

個人的にはインスタをコツコツやってたのは偉かったなと思う。俺1人だけでやってたわけじゃないけど、割とゼミのイベントがあると投稿してた。2年生もほとんどの人がインスタ見て情報収集してくれてたから、やっててよかった。

あと面接官をやれたのは素晴らしい経験だったと思う。数十分の短いコミュニケーションでなんとなく相手の人物像がイメージできるし、相性みたいなのもなんか感じる(それが100%正しいとは思ってないよ)。

就活で面接される側だったから面接する側の気持ちを多少理解できたのはありがたい経験だった。

面接を通して不思議だったのは、誰からも評価される人がいること。みんなほぼ同じ時間しか話していないのに、4人ともいいねという人が何人かいた。

4人とも性格がバラバラだから良いと思う人が異なることはぜんぜんあったしそれが普通だと思うけど、やっぱりすごい人はどんな人からも良い評価をもらえる。
シンプルにそういう人になりたいよね

1つ思ったのは「〇〇が好きだから〇〇してます」と言える人は評価されるのかな
「〇〇したいと思ってるんですけど、何もやってない」という人よりかは当たり前だけど、評価されるよね。〇〇には何が入ってもいい。

忘れないように書いておくけど、俺らは面接をしただけで誰を採用するかの権利はない。
この人こう思います。は先生に伝えるけど、本当にそれは参考までにって感じ。

でも面接まで関わったから誰が採用されるかは気になるからさ、勝手に予想はするじゃん。そしたらすごく心が痛かった。森田ゼミしかみてませんっていう人もいて、その人に不採用の結果を伝えるのは心苦しい。みんな良い人たちばっかりだったから余計に辛い。

想像するだけでかなり苦しかったから実際にその決断を下す先生や企業の経営者、人事は本当にすげー。そして自分には向いてないなと思った。

この経験が、他人からどう見られるかを学ぶ良い機会になったし、失点しない重要性も再認識した。
面接官ができてよかった

ここからはチームのことを書く。
このメンバーとの経験はこれからも糧になると思うから残しておきたい

このチームは4人がリーダーシップを発揮してた。各々が自分にできることを最大限やってたし、率先して意見を出す。みんなプロジェクトに対するモチベーションが高くて、より良くしたい、ちゃんとしたいって気持ちが4人共通認識であるから意見が言いやすかった。
これがまさに心理的安全性だと思う。

4人の特徴や個性がぜんぜん違うからそれに悩むことがあった。「俺は別にこのチームに必要ないよな」「俺ができることはみんながやりたくないことをただやってるだけ」みたいに落ち込むこともあった

例えば、先生とか外部の人のやり取りは基本俺がやってたんよね。博報堂はさきがやってくれてたからそれ以外はほとんど俺だった。これは誰かがしないといけないことだけど、やりたがらないことやん。俺がする必要ないんやなら俺必要ないやんって悩んだ

あと、〇〇しようって提案することけっこう多かったのね。もちろん他の3人からも提案されることはあるから全部俺ってわけじゃないけど、自分は提案するだけで話が進んだら他の3人が頑張ってるだけで俺なんもしてねって思った時もあった。

カーリングでいうと🥌を投げる人で投げてからなんも貢献できてないやんって落ち込んだこともあった。

そうやけん落ち込んだ時もあったんよね。なんで立ち直ったのかなー
1個目の悩みは「俺だから物事がテンポ良く進んでる」と思うようになったから。誰でもできるけど誰かがやってくれるだろうと人任せになっちゃいそうなところをテンポよく俺がレスできてるから良い流れができてると思うようになった。

2個目はなんだろ、投げるのも大事やん!と思ったんよなシンプルだけど。俺は投げるのが好きだからそれは変える必要はないし、投げ後でもより良くなるために自分にできることやればいいじゃんと思ったから。

8か月の間でメンタルは上がったり下がったりして大変だったし全力でやったけど失敗もした。でも模索体力はついたと思う。
採用プロジェクトっていう仰々しい名前な気するけど、こんなかっこいいプロジェクトを完遂できて大満足!

一緒にプロジェクトやった3人と先生はもちろんだけど、就活部に参加してくれた2年生や九州博報堂、座談会に来てくれた先輩方、関わった人全てに大感謝です。

『21世紀を代表するゼミを創る』と勝手に決めてそれに向けて活動してきた。7.8期生をはじめこれから森田ゼミに入る人たちにはぜひ『21世紀を代表するゼミ』を目指して欲しいなとこれも勝手に思ってる。先生は「5年以内に市民による探究の分野でアジア1のゼミを目指したい」と言ってた。10年後くらいには本当に21世紀を代表してるかもな

いつかこのnoteを見返すのが楽しみ
その時は自分もおもしろい人間になってるように頑張るぞ

おわり

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