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ガンバ大阪 2024シーズン 前半戦を終えて (1/3)

2024年2月に開幕を迎えたJリーグ。早くも前半戦が終了しました。
前半戦を終えてガンバの順位は3位。昨年のガンバはどこ行ったのでしょうか。数シーズンにわたり低迷していたガンバを応援しているサポーターとしては半信半疑どころか「夢でした」なんてことにならないか心配の毎日が続きます。

引用:https://www.jleague.jp/standings/j1

6月28日に開催されたVS鹿島においては、攻守にコンパクトなアントラーズに押し込まれる展開が続き、なんとか勝ち点1を持ち帰ることに・・

アウェイ、中3日、神戸との連戦など考慮するとかなりポジティブな勝ち点1となりました。

次回町田戦が楽しみですね。私も参戦予定です。
初パナスタの町田にホームの圧を見せつけたいと思います。
(We are GAMBA OSAKA!!!)

さて前置きが長くなりましたが、前半戦もたくさんのドラマがありました。
中でも筆者が印象深かったのが以下の3つです。
※本記事では①のみご紹介します。

エピソード①「宇佐美貴史の帰還」
エピソード②「一森純のレンタルバック」
エピソード③「三浦弦太から福岡将太へのバトンパス」

エピソード①:「宇佐美貴史の帰還」


おかえりなさい。僕たちが知っている宇佐美が帰ってきました。
(宇佐美選手、呼び捨てすみません。)

遡ること2年前、現地で観戦しており忘れもしないですが、
3月6日、J1リーグ第3節ガンバ大阪対川崎フロンターレでアキレス腱断裂の大きな怪我を負い、長期離脱を余儀なくされました。
低迷しているガンバの監督が片野坂(現大分監督)さんとなり、今年こそは上位争いするんだ、俺が引っ張るんだという凄まじい気迫を宇佐美から感じたのを覚えています。シーズンオフ時には川崎への移籍も噂されており、より川崎戦への気持ちは何倍も強いものがあったことでしょう。
前半戦から吸い付くようなドリブルで違いを見せていた宇佐美に、アクシデントが襲いました。
切り返しと共に倒れ込み、交代してくれとすぐにジェスチャーを送る宇佐美、私はアキレス腱断裂をすぐに感じ取り長期離脱の文字が浮かびました。
前述の通り、宇佐美から今シーズンにかける強い想いを感じていたからこそショックが大きく・・購入していた食べ物が喉を通らなくなりました。
(試合後時間をかけて食べました。)

長期リハビリを終え、シーズン残り4試合の柏戦で復帰。戻ってきてくれたのは、僕たちが知っている100%の宇佐美貴史だとは断言できませんでした。
(後のインタビューで、残留争い中チーム状況を加味してコンディションが戻らない中無理して戻ってきてくれたことを知るのですが・・)

当時のチーム状況は攻守ともにチグハグで、私見ですが内部でも空中分解が起きていたのではないかと想像します。

宇佐美はそんなチームの攻守をつなげる役割をトップフォームでない状況にも関わらず全うしてくれなんとかチームはJ1に留まることができました。
(あれもVS鹿島でしたね。縁がありますね。)

2023年の宇佐美もシーズン通じてコンディションがあがっているようには見えず随所でクオリティは魅せるものの、圧倒的な出力はなくネームバリューで起用されているような状況となっていました。
当時のTwitter(現在X)でも宇佐美不要論が取りたざされており、私も当時のポジションやチームロールにおいては宇佐美よりも別の選手を起用すべきではないかと考えていた一人です。
キャプテン就任や背番号7の継承、など僕たちには到底理解できないプレッシャーなどが鉛のように足を重くしていたんだろうと想像します。

年度変わった2024シーズンは大幅に選手も入れ替わり、
今期も難しいんだろうと思っていましたが杞憂に終わります。

待ち侘びた開幕戦はJ1発参戦となる黒田監督率いる町田ゼルビア。
今季を占う一戦となりました。
前半にPKで失点し、町田は退場者を出すも1点が遠いガンバ。
今年も難しいのかなと思った終了間際、ペナルティ付近でファールを獲得しました。

キッカーで並んでいるのは宇佐美 、黒川。
遠藤保仁指導のもとFKを練習中の記事も出ていた黒川が蹴るのかななんて想像していましたが、中継のアップで映った宇佐美の口の動き「俺が蹴る」。
色々と回想してしまい鳥肌が立ちました。
放たれたシュートは放物線を描き、ゴールに吸い込まれました。
あれから4ヶ月くらい経ちましたが思い出せば鳥肌が立ちます。

結局1-1のドロー決着に終わりましたが、
今の順位を見ると今季を象徴する一戦だったと言えると思います。

そして、改めておかえり!!宇佐美貴史!!
これからも僕たちはあなたを後押しし続けます。






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