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『きみの膵臓をたべたい』感想Part68

おはようございます。

今日も読書ノート書いていきます。

・『【?????】くんって、そういうところあるよね』と彼女は言った。
どういうことかっていうのは、自分で分かるので特に訊かなかった。

『退院する日、1回は家に帰るけど、それからは自由だから、午後ね』彼女は言った。
『何をするの?』と彼女に訊くと『んー、なにしよっか、退院するまでに何回か来るでしょ?考えようよ』すと彼女は言った。僕は納得した。
後に彼女が「デートの約束」という不本意な名前をつけた予定は彼女が退院するまでの2週間の間に彼女の希望で海に行くということになった。
・カフェに立ち寄って練習中のマジックを披露してくれるという。
・僕は退院後の約束をする時点でなにかの伏線になっていてもしかすると退院まで間にとても重大なことが起きるのではないかと実は心配して考えていたがそんなことはなく彼女が日々は何事もなく過ぎ去った。
この時には彼女が言う通り小説の読みすぎなのかもしれないと思った。
延びた入院期間で僕が彼女の見舞いに行ったのは4回(内1回はキョウコと鉢合わせになって大変な目にあった)2回、彼女はベッドが揺れるくらい大笑いした。
3回、僕が帰る時に子供みたいに親にすねてきた。
4回、僕は彼女の背中に両腕を回した。
どれも慣れることはなかった。
・冗談をたくさん言い合って・互いに互いを悪く言って非難し合って・たくさん彼女の人格や行動を高いものと認めて付いていきたくなるような気持ちになっていた。
・まるで小学生時代に戻ったような錯覚の日常が僕は好きになってしまった。
客観的に見ていたもう1人の僕が驚いた。
高いところから見下ろした僕が言ってやろう。
僕は人との関わりを喜んでいた。
人生の初体験だった。
誰かと一緒にいて1人になりたいと思わなかった。1度も思わなかった。
きっと世界で1番人との関わりに感動したこの期間は彼女の病室に寄せ集めてある。

・『友達と遊びにいく』というカテゴリーから知らず知らずの内に『デートの約束』に変更になっていたことに不本意な予定になってしまった。私はその時の僕の白けた目で彼女を見るイメージできた。
・退院までのお見舞いで彼女の希望で海に行くことになった。近くのカフェに立ち寄って入院ちゅうに練習中のマジックを披露してくれる。
・退院後の約束をする時点で僕は不安と心配だったが無事過ぎ去っていったことに僕はほっとしたと私は思った。
・彼女の見舞いには4回行った。1回目はキョウコと鉢合わせにあってキョウコに対し恐怖を感じるようなものを感じていたんだと私は思った。
・彼女の行動に驚きと困惑感を僕は感じたのではないかと思った。
慣れるわけないよね…と私は思った。
・時に冗談や互いを悪くいって非難し合って小学生時代に戻ったみたいな懐かしい気持ちになった。
・彼女といる空間や時間がとても好きになっていた。人との関わりを喜んでいた。人生の初体験を僕はした。きっと僕の宝物大切なもののような気が私はしていた。

今日も読んでいただきありがとうございました。
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次回はまた明日アップします。

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