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【実験】 一般人でも、ショートショートはホントに書けるのか?

最近、ショートショートにでも挑戦してみようか?という思いがどんどん強くなっている(因みに、ショートショートというのは、簡単に言うと「めっちゃ短い小説」のことである)

私は作家でも何でもない。

ただ「創作」プラットフォームと呼ばれるnoteで、「ラクガキし放題」なんて言われると、何か敷居も高くない気がしてきた。

そんな軽い気持ちで、実際にnoteに投稿されているショートショートを見て回った。。。

、、、いやいやいやいや! とてもラクガキなんかとはかけ離れた質の高い作品がいっぱいあって戦々恐々としている。

やっぱりやめようか。。。

でもでも、、、ラクガキなんだから、おサムい結果になれば、こそっと紙を破けばいいとも思っている。

んで、「結局やるの?やんないの?どっちなのさ?」という話になるのだが、、、う~ん、どうしよう。。。イジイジ。。。

いずれにせよ、正しい「殴り方」の知識もなく、手にいきなりボクシンググローブを嵌められるのも怖いので、少し基礎的なノウハウみたいものを学んでみようと思った。

ショートショートの書き方ノウハウを実践してみた

ご親切にも、田丸雅智さんという方がネットで「超ショートショート講座」みたいなノウハウを配信してくださっていた。

どうやら一般人でも、ノウハウを掴めば、ショートショートが書けるらしい。

そんなこんなで、本記事の「一般人でも~書けるのか?」のタイトルとなった。

まずは、ノウハウをなぞってみた。

1.適当に言葉を並べる

まずは頭に思い付く言葉を適当に書き出すらしい。

私も、そのとき頭の中に有った以下のワードを適当にノート(このnoteではなく、紙のノートの方)に書き殴った。

・サンディエゴ
・クジラ
・アザラシ
・ウニ
・カレー
・恋人
・変人
・死神
・楽器
・公園
・契約書

最初にサンディエゴから始めてしまったので、上の方は海のファミリーみたいのが続いてしまった。

いずれにせよ、これでやってみよう。

2.上の言葉から1つを選ぶ

上に書き殴ったワードの中からランダムに1つ選び出すらしい。

とりあえず、「ウニ」を選んでみた。

3.上で選んだ言葉から思い付くことを書き出してみる

今度は、私が上で選んだ「ウニ」から自然に連想する言葉を書き殴るらしい。
以下のようになった。

・生臭い
・高級
・黄色っぽい
・食中毒
・ネチョネチョ
・当たり外れ
・賛否両論
・通好み
・高い
・殻が痛い
・トゲトゲ

う~ん、何か幼稚な発想が多い気がする。
また不謹慎なワードもあるが、咄嗟に連想してしまったので、仕方がない。

いきなり大物作家レベルの発想に至るのはムリである。
そもそもが「一般人でも~」の企画なので、とりあえず先に進んでみる。

4.上の「1」のグループと「3」のグループの言葉を適当に掛け合わせ、新たな言葉を作る

ここで作る言葉自体には、特別な意味がなくてもいいらしい。
むしろ、普段使われないような「何それ?」っていう不思議な言葉を作ればいいらしい。

とりあえず、以下の通りとなった。

・生臭い公園
・高級変人
・黄色っぽいアザラシ
・食中毒死神
・ネチョネチョ公園
・当たり外れカレー
・賛否両論楽器
・通好み恋人
・高いクジラ
・殻が痛いサンディエゴ
・トゲトゲ契約書

、、、何と、ワードの数が合わなかったようで「公園」が重複してしまった。。。
(すでに基礎ノウハウのルールが守れていない!、、、が、先へ進む)

5.上で出来上がった「不思議な言葉」が「どんなもの」であるか説明し、「良いところ」と「悪いところ」を書き出す

上の「4」の言葉を改めて見てみると、何となく最初の方で(中でも)心地良い「組み合わせ」を無意識に選んでしまっている気もする。

「黄色っぽいアザラシ」とか「食中毒死神」「賛否両論楽器」とか、比較的、想像が膨らみやすそうな気がする。

逆に下の方の「殻が痛いサンディエゴ」とか「トゲトゲ契約書」w あたりになると、今の私の力量ではお手上げである。
上級者だと、どうにか話を作れるのだろうか??

「高いクジラ」というのは、何か普通に値段が高いクジラの肉みたいのが有りそうだが、設定を捻る必要があるのだとしたら、やっぱり上級者向けになるのか。

まあ第一印象でそのまま突き進んでみたいと思う。

黄色っぽいアザラシ

(どんなもの?)
元々は違う色だが、心の病で黄色っぽく変色してしまったアザラシ。

(良いところ)
・心の痛みを感じるぐらいなので、性格が優しい
・カメレオンのように色を変えられる
・たまにアザラシだと気付かれず、敵から逃れることができる。

(悪いところ)
・ほかと違うことで、一部のアザラシから仲間外れにされている。
・性格が優しいこともあって、クヨクヨしやすい。
・悲観的で愚痴っぽい。

食中毒死神

(どんなもの?)
鎌ではなく、毒を武器とする死神。実在するかどうか、誰も知らない。

(良いところ)
・「死神の毒の仕業だ!」とか言って、誰かを意図的に〇ろせる。
・「死神が来て、お菓子に毒を入れられて、お腹壊すよ!」と言って、悪さをする子供を大人しくさせることができる。
・死神の条件を受け入れると、死神が嫌いな奴を1人「食中毒」でうまく〇ろしてくれる。

(悪いところ)
・「死神による毒の仕業だ!」とか言われて、誰かから〇ろされる可能性がある。
・子供の間で「腹痛を引き起こす死神が憑り付いている」というイジメが流行っている。
・飲食店で食中毒が発生すると「死神の仕業だ!」とか責任逃れの口実に使われる。

賛否両論楽器

(どんなもの?)
音色は申し分ないが、リサイタル(コンサート)本番の演奏が終わるたびにヘンなことが起こるので「演奏者を選ぶ」楽器である。

(良いところ)
・演奏で人を感動させる力がある。
・演奏で落ち込んでいる人を勇気づけることができる。
・演奏で人の感情を動かし、人を思いのまま操ることができる。
 
(悪いところ)
・本番の演奏が終わるたび、ハプニングが起こって演奏者を困惑させる。
・気まぐれで、楽器とケンカするとヘンな音を出す。

結論

さて、以上のように想像力を膨らませてゆくと、一般人でもショートショートを書くことができるらしい!
皆さんも、ぜひ試してほしい。

めでたしめでたし。。。
では、またお会いしよう!

、、、

ん?
で、「結局やるの?やんないの?どっちなのさ?」って?

、、、

まあ、上のあたりから選んで試しにやってみようか。。。

どうなるか分からないが、作品が完成した暁には「#やってみた」とか「#つくってみた」あたりの企画にも応募してみようと思う。

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