メール処理業務を自動化

このメール処理業務を自動化するためには、いくつかのツールとプログラミングスキルが必要です。Pythonを用いることで、多くの部分を自動化できます。自動化のステップと使用するライブラリをまとめます。

 必要なライブラリ

1. imaplib メール受信の監視と確認

2. email メール内容の解析

3. requests リンク先へのアクセスとPDFのダウンロード

4. PyPDF2 PDFの読み取り

5. os ファイル操作

 自動化のステップ

1. メールの受信監視と確認 `imaplib` と `email` を使用

2. メール内のリンク先とパスワードを取得 `email` モジュールでメール本文を解析

3. リンク先へのアクセスとPDFのダウンロード `requests` を使用

4. **PDFの解析とファイル名の変更**: `PyPDF2` を使用

5. ファイルの移動とコピー `os` モジュールを使用

 サンプルコード

Pythonでの基本的なサンプルコードです。セキュリティの観点から、メールサーバーの詳細やパスワードなどは環境変数として扱うべきです。(python)

import imaplib

import email

from email.policy import default

import requests

from PyPDF2 import PdfFileReader

import os

import shutil

# メールサーバーへの接続

mail = imaplib.IMAP4_SSL('imap.yourmailserver.com')

mail.login('your-email@example.com', 'your-password')

# メールボックスの選択

mail.select('inbox')

# メールの検索

result, data = mail.search(None, '(UNSEEN SUBJECT "特定の件名")')

mail_ids = data[0].split()

for num in mail_ids:

    result, data = mail.fetch(num, '(RFC822)')

    raw_email = data[0][1]

    email_message = email.message_from_bytes(raw_email, policy=default)