Enter the blue spring(小説)#5

女子高生A「それでさ~、レオン先輩が強すぎてさ、射的堂々の一位。」
女子高生B「あの人ライフル射撃上手すぎだよね。マジカッコいい♪︎てか、何で同じ学年なのに先輩呼びなの?」
夕方。二人の高校生が他愛もない話をしている。話題の中心はどうやら俺らしい。
女子高生A「そりゃあイケメンだし、勉強も運動もできるし、部活も最強だからでしょ!」
ほう、嬉しいこと言ってくれるな。
女子高生B「ああ、確かに。この間の中間の順位も一位だったし。」
女子高生A「一位……そういえばさ、この学年で同率一位8人出てたけど、あれちょっと可笑しくない?」
おっと?
女子高生B「ああ確かに。全員が500点で一位は何かやばいわ。この人たち本当に人間なのかって思う(笑)」
女子高生A「うん、やっぱり何か変だよね。何かあるんじゃないかな、多分。」
女子高生B「あーね。確かに8人は確率おかしいね。」
女子高生A「でも全員違うクラスだし、カンニングはできないよね?」
女子高生B「だね。不思議だぁ~。」
おっとそれ以上はいけない。
バキューン!
女子高生A「うっ」
突然一人の女子高生が倒れる。
女子高生B「ちょっと鹿井!大丈夫!?」
バン!
女子高生B「ぐは……レオン先輩……forever……」
バタッ
レオン「ふう、いやー、長く続けると、面白いこともあるもんだなあ。」

とあるビルの屋上。
俺、中塚 レオンは、今日も今日とて趣味に勤しんでいた。
人をヘッドショットで殺す。
人生でこれ以上楽しい娯楽はない。
レオン「噂話は結構。余計な詮索はするなよ?」

数時間前
バンバンバンバン!
ライフル射撃部の部室。レオンは全ての射撃をパーフェクトにした。
部員A「すげえや先輩!俺たちができないことを平然とやってのける!そこに痺れるぅ憧れるぅ!!」
部員B「おい、隣にいる俺までパクってるみたいになるからやめろ。」
レオン「ちょ、お前らやめろって(笑)泥水で口洗うぞ、デュフw」
部員B「何で急に気持ち悪くなったんだろ。」
NPC K「流石っすね先輩。全弾命中は普通の人はできないっすよ。」
レオン「へえー、そういうお前はできてるけどな、狼煙。」
NPC K「まあうちは家がヤ○ザに目付けられたり、暴○団とか指○手○犯とか、そういうのにも睨まれるんですよね、何せ不幸体質で。だからいざというときは一家全員で×××して××××するのが」
レオン「もういいもういい!!お前の家が色々大変なのは分かったからもういい!まあ何だ、お前は取り敢えず普通ではないんだな。」
NPC K「そうかもしれないっすねー。」
狼煙は風船ガムを膨らませた。
風船ガムがきれいな丸い形になる。
パン!
レオンは何とライフルでそれを撃ち抜いてしまった。
NPC K「……Wow」
レオン「すまん、つい的に見えたもんで。」
部員A「さ、流石レオン!!俺たちにできないことを」
部員B「いい加減その反応怒られるからやめろ。」
NPC K「本当に上手いんすね。」
レオン「まあな。でも、お前ならここまでいけると思うぞ?」
NPC K「ふふ、まあ、能ある鷹は爪を隠すなんて言いますし?今度の大会で見せてあげますよ。」
レオン「…へえ、いいね。どっちが良いスコア叩き出せるか勝負だな。」
部員A「この二人いれば今年は負けないな。」
部員B「そうだな。他のチームなんて貧弱貧弱ぅ!!」
部員A「お前も何かおかしくなってない?」
その後、俺たちは部活を解散し、俺は学校を出て、少し寄り道をする。

俺には趣味がある。
殺し屋という趣味が。

レオン「OK。今日もHit。もちろん隠蔽のために復活させるが、奴らの記憶を混濁させる必要もある。この間作った薬を塗った上で撃つ必要がありそうだな。」
レオンは次の弾を薬液が入った試験管に入れた。
ブーン!ブルルル……
レオン「お、来たか。」
エンジン音が近くのビル郡から聞こえ、レオンが辺りを見渡すと、とあるレイダーがこちらに向かってきていた。
バイクのような状態でビルからビルからへ飛び移るそのレイダーは
未来「おーい!飯買ってきたぞ~!」
未来が変身する火山竜レイダーだった。
レオン「ありがとう、お疲れ様~。」
未来はレオンのいるビルの屋上に着地すると変身を解いた。
未来「ただいま~。」
レオン「おかえり~。いやー、助かったよ。集中するとお腹減るんだよな~。」
未来「お、おう。そういえば聞いてなかったけど、お前ここで今日何すんの?てか、何でそんな物騒な物持ってんだ?レイドでもしてんのか?」
レオン「ああ、言ってなかったな。これ覗いてみ。」
レオンは未来に銃を手渡した
未来「ええ!?これのスコープ覗けってこと?」
レオン「そうだ、そこに答えがある。」
未来「はあ、そうなんだ……じゃあ覗いて見るよ。」
未来はスコープを覗いた。
レオン「そこに、二人のJKの」
未来「え?何あれ?え?」
レオン「死体がおるじゃろ?」
未来「はあ!?」
未来がスコープを覗くと、その先には二人の人間の遺体があった。
未来「お前なに人殺してんだよ!?『そこに二人のJKの死体がおるじゃろ』じゃねえんだわ!何平然とオー○ド風に語ってんだよ!?」
レオン「安心しろ。ちゃんと蘇らせるからさ。」
未来「いや倫理観!?そういう問題じゃねえだろ!闇バイト加わった気分だよ俺!」
レオン「食料を届けるだけの簡単な仕事です。時給0円。」
未来「いやボランティアかよ!!」
レオン「てかマジで蘇らせれば良くね?結果同じだろ?」
未来「いやまあ結果は同じだけどさ?万引きした後に金払っても、結局万引きになるしそれで良いとはならないじゃん?特に今回命関わってるしさ?」
レオン「ゲームに法律的な考え方とかいらねえだろ。」
未来「いやそうだけどさー……あ、でもほら、快人は絶対怒るぞ?こんなことやってるって知ったら?」
レオン「安心しろ。えー、手早くね?この弾で証拠を撃てばね?蘇るんでね?はい。まあ魔が差したっていうか、今の社会ストレス溜まるっていうか、はい。」
未来「いや逮捕される直前にインタビュー受けてた犯罪者みたいになってんじゃ」
バン!
未来「あ、おい!まだ許可してないのに!」

女子高生A「んー、あれ?私たち何してたんだっけ?」
女子高生B「んー、何か頭がクラクラして思い出せない。」
女子高生A「んー、モヤモヤするけど、まあいっか!そういえばこの間ゲームセンターでさー!」

レオン「よし、全て問題なし!」
未来「いや問題しかねえわ!?こんなんバレたら大問題に」
レオン「いや大丈夫大丈夫、現にこうやって証拠を隠して」
快人「もうバレてますけど。」
レオン「……!」
未来「あーあ、バレちゃった。現行犯じゃいくら証拠がなくても言い逃れできないのに。」
快人「ちょっと署まで来てもらおうか。」

喫茶店
快人「最初に、あなたには黙秘権があります。まあ黙秘しすぎると裁判で不利になるんですが、その件は要らないのでカットします。」
レオン「おい!本格的な取り調べになってんじゃねえか!?」
未来「念のためよく分からない隙間から日差し漏れてくるシャッターみたいな奴、窓に付けとく?」
レオン「いらねえよそんなん!」
快人「それじゃ、本題に入るぞ。最近流行っている『スナイパーマン』という都市伝説をしっているか?」
レオン「さあ、知らねえな。俗世に興味はないんでね。」
快人「2019年4月2日から度々噂されている、人を撃って殺した後、その人物を蘇らせる謎の怪人……これは君のことではないかい?レオン君。」
レオン「ふーん、なるほど、撃たれた本人の記憶はなくとも、近くにいた奴の記憶は消えてないから、俺の噂が影で広がってたってわけ?」
快人「多分な。さて、これ以上悪さをするなら、ライフル射撃部の設定を清秀沢高校から削除する。やめてもらえるかな?」
レオン「フン、そっちこそ、不特定多数の人間を殺して、そのまま放置してやっても良いんだぜ?お前が人を蘇らせるペース以上の殺人をしてな。変身さえしなきゃ、あの能力は使えないだろ?」
快人「何故そこまで殺人に拘る?」
レオン「お前こそ、どうしてそこまで俺を止めたがる?誰だってやるだろ?この世界の住民だって、ゲームの中で人に樽投げつけたり、ウルト○ハンドでモンスターの中にコ○グ放り込んだり。俺のやってることはそれらとそんなに変わらない。」
未来「その相手は人間じゃなくて人間の創作物だろ!俺たちが相手にしてるのはフィクションじゃなくて、生身の別の世界の人間なんだよ!」
快人「未来の言う通りだ。人の命に優劣はない。どこの世界に行こうがそれは変わらないんだ。蔑ろにすることは許されない。」
レオン「相変わらずの優等生解答ありがとう。だが、はなっから正論なんて興味はないね。本当は犯罪にさえならなければ、お前たちだろうと撃ち殺している。俺はそういう人間なんだよ。馬鹿に正論が通じないように、根っからの悪人に正論なんか通じないんだよ。」
未来「何開き直ってんのこいつ。」
レオン「さあどうする快人?俺の人生の全ては射撃、撃てるものなら撃ち殺す。それ以外に楽しみやら生き甲斐やらはないね。お前がそれを止めるならこっちは命を燃やして抵抗する。さあ、どうする?」
快人「……撃てれば何でも良いんなら、人間じゃなくても良いんじゃないのか?」
レオン「まあな。だがお前は分かっちゃいない。射撃とは撃ったことによって生まれる達成感が魅力の一つ。その点、人間は優れているぜ?何せ撃てば相手の家族やら友達やらは皆悲しむからな~!達成感は半端ない!!普通の動物なんかよりも情緒が豊かで面白いんだよ!!しかも、それに怒った遺族なんかは隙だらけだから、そいつもまた殺すんだ!!そしたらまた悲しみが生まれて!俺の幸せが循環していくんだよ!!あっはっはっはっはっは!」
未来「く、狂っていやがる……!」
快人「生まれた瞬間から個性が決まっていて、モンスターを食べ続けることでそれが強くなったり弱くなったりする……そういう社会ではこういう人も産まれるんだろうな。」
快人はレオンに憐れみの視線も向けた。同じ人間でありながらここまで非道な者がいる。そんな現実もよっぽど残酷であろう。
レオン「ま、そういうこと。お前の対応にこの世界の住人の命がかかっているってわけだ。」
未来「あわわ……偉いこっちゃ、どうしよう快人?」
快人「……確かにこいつは僕が蘇らせるよりも早く人を殺せる。このまま機嫌を損ねれば蘇らせることはできても、死者が後を絶たない。」
快人はマスターゲットレイダーで人を復活させることができるが、マスターゲットレイダーはミッションをクリアしなければ使えない。そのため、レオンが先にミッションをクリアした場合は、その時点から多数の死者が出てしまう。
一方レオンはマスターゲットレイダーがなければ殺人はできないが、ミッションをクリアしてマスターゲットレイダーを使えるようになれば、快人よりもマスターゲットレイダーを使いこなし、殺人を快人が蘇らせるより早く行うことも可能。
故にここで彼を完全に止めるのは、新たな悲劇の始まり。
快人「加えて……この世界で復活は……あまり使いたくない。分かった。黙認しよう。ただし、条件がある。」
レオン「何だ、言ってみろ。」
快人「その活動は僕の監視の元でやること。それ以外は求めない。」
レオン「ほーう、意外だな。お前は殺人など見たくないだろうと思っていたが。」
快人「だからって目を背けるのは良くないだろう?それに、君が好き勝手しすぎないようにという意味もある。」
レオン「そうかそうか、良いだろう。こちらもお前とやりあうのは面倒だからな。それで手を打とう。」
丁度良い塩梅、犠牲者を最小に抑える。
交渉成功だ。
レオン「んじゃ、俺は殺人に戻る。ついてきな!」
快人「分かった。」
快人とレオンは喫茶店から出ていった。
未来「お互いがゲームプレイヤーだと抑止力がどうしてもないな……俺としては、普通に楽しくゲームできれば良いと思うんだけど……うーん……」
未来の頭痛の種がまた一つ増えた。

屋上
レオン「……ふう。今日はこんなところかな。」
時刻は午後9時。流石のレオンも疲れてきたようだ。
快人「お疲れ。一般人たちの記憶も消したな?」
レオン「ああ。存在がバレるわけにはいかないからな。」
レオンは学習した。目撃者を生まないというところまでがスナイパー、生ぬるい隠蔽工作では活動を続けることはできない、と。
快人「本当は君が止めれば、そんな苦労しなくて良いのに……」
レオン「嫌だ。辞めれば病める。」
快人「つくづく君の執着には吐き気がするよ。じゃあね。」
レオン「さいならー。」
快人は瞬間移動で家へと帰っていった。
レオン「さて、夜道を歩いて帰りますか。」
レオンは屋上から飛び降りて、マスターゲットレイダーを発動させた。
レイダーon、スーパー着地
レオンは音も立てず静かに着地した。
レオン「いやー、今日も良い感じ。快人にバレた時はどうなることかと思ったが、熱い思いをぶつければ人は妥協するもんだな。快人が止めるならこっちは無差別殺戮?いやいや、流石に復活と同じペースで人殺すなんて疲れるでしょ?」
とんでもない狂人の演技をしたことで、快人たちを怯ませるという最低の鑑である。
レオン「いやーやっぱ天才だわ俺。」
???「あんた。」
レオン「あ?」
突然後ろから声をかけられた。
女子高生B「あんたね。私の大事な友達を傷つけたのは。」
レオン(こいつは確か夕方のJK。何で俺のことを知ってるんだ?)
レオン「さあ?何のことだか。」
レオンがそう言って立ち去ろうとすると、今度は前方にも人が現れた。
男性「お前が俺の大事な妻を……よくも!!」
レオン「……」
女性「私たち家族が……どうして?どうして殺されなきゃいけないの……?」
子供「許さない……ユルサナイ。」
ユルサナイ……ユルサナイ……
大勢の人がそう言いながらレオンに近づいてくる。
レオン「あー、あんたらゲームの駒がどう思おうが勝手だが、」
カチャカチャ
レオン「俺に逆らうんなら引き金を引くまでよ。」
レオンはそう言って目の前にきた一人の男性に銃を向ける。
男性「ユルサナイ……ユルサナイ!」
レオン「そう慌てるな。すぐにあの世に送り返してやるから、よ!」
レオンは男性に向けてーー

ではなく、何もない場所に向けて発砲した。
???「グワ!?」
何もない場所から声が聞こえ、狐のようなモンスターが突如現れる。
レオン「俺を化かそうったってそうは行かないぜ?」
モンスター「グウ、うう、何故分かった?」
レオン「俺の目は特殊なんでね。透明でも何となく輪郭を捉えて撃つことができるんだよ。」
モンスター「なるほどな、だが、お前に殺された者の恨みの念は本当だぞ!」
レオン「は?何で?そいつらもう蘇ってるけど?」
モンスター「何!?馬鹿な!?」
レオン「プ、ハハハハ!雑に術を使ったからバグったってところか。」
人は死んだら生き返らない。その大原則から外れたことが起きたがために、モンスターの術に致命的な欠陥が生じた。
モンスター「この私が人間を化かせない……?有り得ない……有り得てはならないのだーー!」
モンスターはオーラを纒い始めた。
レオン「お前、化かすより普通に戦った方が良いんじゃないのか?まあいいや、インストール。」
ローディングレイドシステム!
レイダー!
モンスター「ハーーアーー!」
秘技 土とんの術!
レイダーon、浮遊
モンスターは巨大な地震を引き起こした。
しかし、レオンは浮遊していたため、攻撃は当たらない。
レオン「何かもう、幻術というかリアルだな。」
モンスター「おい!お前も術使うとか聞いてな」
バン!!
レオンの拡張武装から圧縮された水が放たれる。
モンスター「グワ!?」
レオン「はい、急所♪︎」
モンスター「ま、まだまだ!」
秘技 火遁の術!
レオンの足元から火柱が発生した。
レオン「知ってたか?鮫は早いんだ。」
レオンは高速で移動し、モンスターの背後をとる。
モンスター「しまっ!?」
レオン「オラ!」
モンスター「ゴハア!?」
モンスターの肋骨が折れ、骨が肺に刺さる。
モンスター「ゲホッゲホ!殺す!」
モンスターは最後の足掻きと言わんばかりにレオンに殴りかかった。
レオン「うーん無駄♪︎」
レオンは特殊な波動でモンスターを吹き飛ばした。
モンスター「くっ」
レオン「そしてここで吹雪というね。」
モンスター「ゴボボボボボボ!?」
レオンは指から猛吹雪を出してモンスターを圧倒しつつ、召喚を行う。
スナイパーシャーク「グエエエアアアーーン!」
レオン「スナイパーシャーク、殴っとけ。肋骨全部折ってやれ。」
モンスター「や、やめt」
(ここから先は惨すぎるので自主規制。)
レオン「はい、よくできました。必殺技で跡形もなく消そうねー。」
必殺技 百中連打!
バンバンバンバンバンバンバン!
殺意しかない金属をも切断する水鉄砲でレオンはモンスターの息の根を止めた!
レオン「全く、困ったもんだよ。こういう害悪なモンスターにはもう少し常識と倫理観を」
グサッ!
レオン「……ん?」
レオンの体を鋭利な刃物が貫いた。
NPC K「随分楽しそうじゃないですか、レオン先輩。」
レオン「ど、同学年なんだけどな?狼煙。」
レオンの体を貫いていたのはナイフ。そのナイフを刺したのは、何と狼煙だった。
NPC K「うちの母親、この間一緒に買い物に言ったときに、急に倒れたんですよ。そしたら、頭に銃弾が貫いた跡がありました。」
レオン「ああ、なるほど、それで俺を……どうやって……気づいた?」
NPC K「……その後、母親が何事もなかったかのように蘇って、跡もなくなってて。でも、あの時お母さんは確かに死んでた。だから、不思議に思って調べてみたんです。そしたら、『スナイパーマン』っていう都市伝説の記事を、見つけました。」
レオン「ああ……あれね。」
NPC K「そのスナイパーマンとかいう奴は、射撃が異常に上手いと、記事に書いてありました……まさかとは思いましたが、レオン先輩のことが頭に浮かんで、今日つけてみようと思ったんです。」
レオン「はは……俺も、運が、悪かった、みたいだな。」
NPC K「さようなら、中塚レオン、私はあんたみたいなことをする奴を、絶対に許さない。」
その日、命を冒涜した俺に、天罰を下ったーー


レオン「なわけねえだろこのすっとこどっこい!」
レオンは刺さっていたナイフを抜くとマスターゲットレイダーで回復した。
NPC K「マジか……そんなのありかよ……!」
レオン「スナイパーの端くれのくせにナイフなんか使いやがって!俺を殺すなんて2000年早いんだよ、小童が。」
パン!
乾いた銃声が響いた。
 
ゲームルール
他の世界の住人に迷惑をかけない、モラルを守ったプレイを心懸けましょう。

次回予告
一花「もう、二人とも遅いな~。今日部活ないって言ってたよね?せっかく3人でご飯食べようと思ったのに。これじゃ、ファミレスに一人で来てる可哀想な奴じゃん……」
ピコン
一花「ん?」
奈義子 部活だったのでいけません。ごめんなさい🙇
レオン ごめん、俺も部活あったわ。
一花「嘘、つかないでよ……グスン(ノ_・、)」
次回…enter the blue spring
魔王
ひどい……ひどいよ皆……











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