ジョナサンはひとり者にやさしい
小学校の頃住んでいた場所に行ってみた
特に辛い思い出も無いがすごく楽しかったというわけでもなく、今は同級生の誰とも連絡をとっていない
卒業後は少し離れた中学校に通っていたし、ここを訪れるのはほぼ卒業以来ぶりだったけど、街並みはあまり変わっていなかった
母校のグラウンドでは子どもたちが遊んでいたし、通学路だった道の脇には梅が咲いていた
私が子どもの頃は小学校まで遠いなと思っていたけど、今歩いてみたらそんなに遠くなかった
高いと思っていた生垣も、今見てみるとあまり高くなかった
広いと思っていた道も、今歩いてみるとそれほど広くなかった
小学5、6年生の時は今の身長とほぼ変わらなかったのに、不思議な気持ちになった
いつもの最寄り駅に着くと、ほっとした気持ちになる
さっきまで身体に力が入っていたことがわかった
ファミレスに入って一息つく
今はここが私の地元なのだ
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