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肺腺がんになった(19:高額療養費)

高額療養費 限度額引き下げ

3回 限度額支払があったら要チェック

申請月を含む過去12ヵ月間に
既に3回以上高額療養費が支給されている
(=限度額まで支払っている)場合は、
その月以降の自己負担限度額が、さらに
引き下がる多数回該当という措置がある

そして4回目からは引き下げ後の限度額が
適応され、さらに支払いが少なく済むのだ

領収書を持って、いざ区役所へ

わたしの場合、11月と12月で3回も限度額までの
支払いをしていて、1月は限度額未満だったが、
2月に引き下げ後の限度額を1万円ほど超えていた
1万円でも戻ってきたら助かる

窓口で領収書を出して、しばらくすると

「こちらの2月分は、多数回該当にはなりません」

え、うそ?せっかく来たのに???という、
わたしの心情を読み取った窓口の方

「多数回該当にはならないですが…戻ります」

え?え?どういうことでしょうか?

「それも、2月分と12月分が戻ります」

え?そうなの?しかも合計6万円近く!!
なんで、なんで、なんで???
めっちゃ嬉しい!(笑)

限度額認定証は万能ではなかった

事件の詳細…ならぬ、領収書の明細はこうだ
・A病院 保険適用分
  ①11月入院57,600円(限度額)
  ②12月外来57,600円(限度額)
・B病院 保険適用分
  ③12月入院57,600円(限度額)
  ④2月外来54,970円+院外処方4,260円

①②③の3回で多数回該当だと思っていたら
病院が別でも21,000円を超える医療費なら
同じ月内で合算可能とのことだったので
12月②③の合計が2回目の高額療養費対象で
限度額を57,600円超過したことになる
④が3回目の対象で限度額を1,630円超過

合計59,230円戻ってくることになった!

なんでも限度額認定証を提示していても
複数の病院にかかったりすると、
今回のように上手く限度額計算されないことが
あるようなので、あれれ?と思ったら、
手持ちの医療費の領収書を持って、
申請先担当者へ相談するのがおすすめです

わたしも含めて、がんが判明した方は
検査、検査入院、手術入院、投薬治療と
突然の怒涛の出費に見舞われたはず
(入院迄で1か月の給料が消えました)
家族や職場に入院や手術をした方がいたら
ぜひ教えてあげてほしい制度です

区役所窓口での手続きは15分ほどで完了
日本の医療制度ありがとう、納税します
窓口の方も、ありがとうございました

入院が月をまたぐ場合の限度額

わたしは12月から1月と月をまたいで
手術のため入院したのですが
高額療養費はカレンダー通り締めるので
12月57,600円、1月30,630円と
月ごとに限度額計算がされています

つまり12月中に入・退院が済んでいれば
57,600円だけで済むというわけです

わたしの場合は、とにかく一日でも早く
がんを取ってしまいたかったので、
この日程で入院したのでした

ちなみに支払いは1月の退院日に
クレジットカードで一括して支払った
確定申告の医療費控除の計算は
発生日ではなく、支払日で判定するので
令和6年の医療費控除に計上する

も~う!ややこしい!

来年の今頃は忘れているだろうから
領収書に付箋を貼っておこう

ファイザーの図解がわかりやすかった

高額療養費について調べてみたところ
ファイザーの図解が一番わかりやすかった

月内で合算可能な領収書の条件、
多数回該当のカウント方法などが、
わかりやすく図解で説明されていました

国保の場合は振込口座に注意

区役所に持参するものを調べていたら、
世帯主の預金通帳(口座情報)とあった

夫は社保に加入していて、わたしは国保、
世帯主は夫という場合には、
保険料の引き落としは、わたしの口座でも、
返金先は世帯主である夫口座になるらしい
不思議だ

一応、夫に説明して入金になるのは、
わたしの医療費の戻りだと宣言した(笑)

ちなみに今日申請した場合、
最短で入金は6月ごろだろうとのこと
少し先だけど、楽しみに待っておこう

やっぱり健康が一番

医療費が戻ってくるのは嬉しいが
そもそも使わないに越したことはない

NISAで増やすのも楽しいが
出るお金自体を減らす努力も必要だ

とにかく健康こそ最大の資産だから
運動習慣・食生活に気をつけて
がんを再発させないようにしていこう

健康はお金で買えないけれど
体のことを考えた環境作りには
お金を使っていきたい

それでは、また!

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