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肺腺がんになった(14:退院へ)

2024年1月3日

あと1日で退院できる。
レントゲン後、部屋に主任医師が来てくれて、退院後は1週間くらいは無理せず自宅療養して家事は翌週からにする様にと指導があった。

主治医も来てくれて、抜糸は1/15に行うことと、病理診断結果(病期)を伝える日程をその日に決めると教えてもらった。


2024年1月4日

退院日は忙しかった。

朝食前に退院後の鎮痛薬を受け取り、看護師さんにお世話になりましたと挨拶する。朝食を済ませて急いで歯を磨き、着替えを済ませる。

配膳の方が食器を片付けに来てくれたので、いつも美味しくいただきましたと挨拶をする。本当に美味しい病院食で良かった。

荷造りをしていると、お掃除の方も来てくれたので挨拶すると、満面の笑顔で退院おめでとうございます!と言われて嬉しい気持ちになる。

作務衣とタオルのレンタル窓口のオープン時間に間に合う様に部屋を出て、手続きを済ませる。
1日440円だったが、私は衛生面でもレンタルで良かったと思う。パジャマもタオルも毎日パリッと乾いたものを使えて気持ちが良かった。

12/22〜1/4のちょうど2週間の入院で、会計は20万円位だった。そのうち7万円は部屋代だった。贅沢すぎたかとも思ったが、歩くのがやっとの頃、メラサキュームを押しながら共用のトイレに行っていたら間に合わなかった気がするので、これで良かったのだろう。

部屋に戻ると夫が到着しているとのことで、看護師さんと最終忘れ物チェックをした。お世話になりましたと挨拶をして退院した。

車に乗り込むと、タイトル画像のくす玉が用意されていた。久しぶりに顔を見られたのもあって、本当に嬉しかった。

自宅は安心するし快適だったが、退院したその日はベッドに手すりがないので、傷を庇いつつ横になる方法わからなくなり混乱した。

それでもよく眠れた。

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