ミスチル曲順選抜を作ってみて、思ったこと。
こんにちは!バッタです!
note初投稿です!
簡単な自己紹介をすると、22歳大学4年生。生粋のミスチルファンです。
miss youツアーは東京公演を当てることができました!
さて、私はセトリを作ってみたりすることや、過去のライブのセトリを見ること、また、アルバムがなぜこのような曲順で構成されているのかを考えることも好きなんです。つまりは、
曲順
が好きなんです。なんでかは知らないけど。この曲とこの曲の繋ぎ、好きなんだよな〜。とか。
そこで、今回は曲順に着目して個人的ベストアルバムを作ってみました!ルールは以下の通り。
各アルバムの1曲目、2曲目、3曲目で好きな曲を選んでいき、全部で14曲のアルバムを作る。
同じアルバムから選ぶことも可。だけどなるべく多くのアルバムから選ぶ。
B-SIDEや、ベストアルバムからは選ばない。
REFLECTIONは{Naked}と{Drip}どちらからも選んでOK。
例えば、HOMEの1曲目、Versusの2曲目、blood orangeの3曲目、みたいにしてアルバムを作ってみるって感じですね。
ミスチルのアルバムは12〜14曲のアルバムが多い印象ですので、今回は14曲としました。なので15曲目以降はそもそもこのベストアルバムに入ることはできません…。
よくわからない人は、まあ、見ててください!
それでは、スタート!
1曲目
さあ、始まりました。まずは1曲目。
2曲目に繋がるインストゥルメンタルが多い印象です。priting、prologue、overtureなど。
普通の曲だと、I、言わせてみてぇもんだ、DISCOVERYなど、なんだか暗めな曲多くないですか??
インストゥルメンタルも暗い曲多いし。そういう狙いがあるのかも、、?
ここでは「it's a wonderful world」収録のovertureを選ばさせていただきました!
1曲目がインストゥルメンタルのアルバム、好きなんです。
2曲目
こんな感じでじゃんじゃん行っちゃいましょー!2曲目です!
1曲目がインストゥルメンタルなら実質1曲目です。Dance Dance Dance、Everything(it's you)、蘇生など。
他には、PADDLE、Marshmallow day、海にて心は裸になりたがる(読点省略)、HANABIなど、一気に盛り上げる系の曲が多いですね!
僕は、Mr.Childrenさんは2曲目にかなり気を使ってると思うんです。
1番顕著にそれを感じたのはMr.Childrenにとって25周年のThanksgiving25の熊本公演。
1曲目はCENTER OF UNIVERSE。曲調としてはそこまで明るい曲ではありませんが、ミスチルが出てきたぞ!という興奮で観客のボルテージはMAX。
2曲目はシーソーゲームでした。1曲目との緩急をつけ、あえて2曲目のほうを盛り上がる曲にすることで、既にMAXだったボルテージは限界突破。
話を戻しますね。
僕はこのやり方をアルバムでもやっているのではないかと、そう思うんです。1曲目はあえて盛り上がりすぎないようにして、2曲目で爆発させる。そんな気がします。
blood orangeでは1曲目がhypnosis、2曲目がMarshmallod dayですが、hypnosisって1曲目って感じしなくないですか?でもあえて1曲目に入れて落ち着いた入りにして、2曲目のMarshmallod dayで跳ねさせてるんじゃないかと。
花の2区ならぬ、花の2曲目。どのアルバムの2曲目も目が離せません。
1曲目がovertureだったので2曲目がなにかはもうおわかりですね。「It's a wonderful world」収録の蘇生を選ばさせていただきました!
3曲目
3曲目にはリード曲が多いですね。彩り、エソラ、Dear wonderful worldなど。
まるでアルバムの入り口に招待するかのよう。HOMEの彩りなんかはまさに、アルバムの入り口と桜井さんは仰っていました。
2曲目で盛り上げた熱を冷まさないよう、3曲目でもぶち上げていこう!そんな心意気を感じます。
ここでは「EVERYTHING」収録の君がいた夏を選ばさせていただきました!
4曲目
1曲目がインストゥルメンタルのアルバムなら実質3曲目です。最初の3曲はドン!と盛り上がる曲が詰め込まれていますよね。innocent world、one two three、箒星なんかはそれらの筆頭です。
でも1曲目から普通の曲の場合、4曲目は少し曲調を変えます。落ち着かせるんです。しっとりとしたバラードや、テンションが少し下がったりします。抱きしめたい、Replay、くるみ、常套句…(etc)。
僕は1曲目をインストゥルメンタルにしたので4曲目でもまだまだ盛り上げます。ここでは「HOME」収録の箒星を選ばさせていただきました!
here comes my loveとか大好きで入れたかったんですけどね…。
5曲目
さあ5曲目ですが、どのアルバムも落ち着いた曲ばかりです。
4曲目が盛り上がってる曲でもそうでなくても、5曲目までくるとしっかり落ち着かせてきます。
俗に言う"隠れた名曲"が多い印象です!
クラスメイト、渇いたkiss、Another Storyなど。
ここ、みなさんならどの曲を選びますか??かなり迷うのではないでしょうか!
僕は4曲目の箒星でしっかり盛り上げたので、ここはしっかり落ち着かせていきたい。ということで、「I love U」収録のand I love youを選ばさせていただきました!
花言葉は選ばなかったんですが、シフクノオトのくるみ〜花言葉の繋ぎ方、めちゃくちゃいいですよね!
6曲目
6曲目では優しく柔らかい歌が多い印象です。CROSS ROAD、Simple、イミテーションの木など。
逆に、暗めな曲もありますね。Pink~奇妙な夢、ロックンロールは生きている、I Can Make Itなどなど。
It's a wonderful worldでは5曲目の渇いたkiss〜6曲目youthful daysですが、僕はこの繋ぎ方が大好きです!
曲調をガラッと変えるyouthful daysのイントロのかっこよさ、そしてこの曲順にすることで、渇いたkissで別れた元カノとの想い出をyouthful daysで思い出しているのかな…。と想像することは容易です。
1〜5曲目まで忙しかったですもんね。ここらで一度休憩しましょう。
「Q」収録のつよがりを選ばせていただきました!
ただただ、好きな曲を入れるなら迷わずDocumentary filmを入れてたと思いますが、全14曲のアルバムの割りと序盤の6曲目にこの曲は合わないかな。これだけメッセージ性の強い曲はもう少し後ろに入れたいです。
7曲目
7曲目は少し暗めの曲が多いです。ジェラシー、I'll be、血の管など。
しっとりとした曲も多いです。CANDY、ロザリータ、忘れ得ぬ人など。
ポイントは、7曲目は6曲目とは違う曲調であること。
曲調の転換期の多くは6〜7曲目に集中しています。3〜4曲目でも変わっていましたね。
ここでは「Atomic Heart」収録のジェラシーを選ばせていただきました!
ジェラシーはしっかり暗いです。ここまでイントロが暗い曲って他にあまりないのではないでしょうか。主人公が悩み、もがいている様子が歌詞から読み取れます。
この曲のメロディーめっちゃ好きで、一度ライブで聞いてみたいな。
8曲目
8曲目は7曲目の曲調を引き継ぐことが多いです。
ジェラシー〜Asia(エイジア)、十二月のセントラルパークブルース〜友とコーヒーと嘘と胃袋、もっと〜やわらかい風など。
あえて7曲目と似ている曲調にすることで、9曲目との緩急を付けます。
しかし私は9〜10曲目で緩急をつけたいので、ここは優しくいきます!
「シフクノオト」収録の空風の帰り道を選ばせていただきました!
miss youツアーで歌わないかな…。死ぬまでにライブで絶対に聞きたい曲の中のひとつです。
9曲目
さあ前述した通り、8曲目から9曲目はしっかりと緩急を付けて曲調がガラッと変わります。
インストゥルメンタルが多いですね。アルバムの印象を変えるにはインストゥルメンタルはかなり有効で、大きく雰囲気が変わった印象を与えることができます。
僕はやはり、アルバム途中にインストゥルメンタルが来るのも好きなんですよねー。
9曲目ではないんですけど、深海のMaking Songsとか個人的にすごく好きなんですよね!この曲があることで、一度聞き手を休憩させて、次の曲への意識を向けます。そして絶対的エースの名もなき詩を真正面から受け止めてもらうわけです!
余談ですが、Official髭男dismの「Traveler」というアルバムにはあの絶対的エース、Pretenderがいます。
12曲目がPretenderなんですが、11曲目が052519というインストゥルメンタルで、Pretenderの前奏が流れる曲です。なので実質、イントロが2倍流れるような仕組みです。
それによりPretender、キター!という気持ちにさせてくれます。ね?インストゥルメンタルも侮れないでしょう?
個人的にはアルバムの1番の見せ場がこの辺り。ここの緩急の付け方はかなり迷いました!
前曲が空風の帰り道だったので、ここは激しめに!「HOME」収録のフェイクを選ばせていただきました!
さよならは夢の中へや、The song of praiseも好きで迷ったんですけど、フェイクは外せないな、と。カラオケに行ったら絶対歌います。
10曲目
さあ終盤ですね。
全10曲のアルバムの場合はトリを飾る曲です。my life、皮膚呼吸、memoriesなど。
曲調が変わることもありますが、9曲目との繋がり強くないですか??
9曲目がインストゥルメンタルなら(Rain〜雨のち晴れ、臨時ニュース〜マシンガンをぶっ放せのように)、もちろん繋がりは強いに決まっていますよね。
ラララ〜終わりなき旅、LOVEはじめました〜UFOなど、曲調が変わったとしても、前の曲を引き継いだメッセージ性のある構成になっています。
9曲目のフェイクとの繋がりを考えました。HOMEでは10曲目がポケット カスタネットで、フェイクでしっかりと暴れたあと、しっかりと空気を締めるバラードになっています。この2曲、好き。
でも僕はフェイクの勢いのまま暴れることにしました!😂
「REFLECTION{Drip}」収録のREMを選びました!
だんでぃどん、だんでぃどん、だでぃどん♪
11曲目
11曲収録のアルバムでは最後の曲です。いつの日にか二人で、Image、祈り~涙の軌道。おつかれさまでした。
11曲目では、落ち着きと壮大さを兼ね揃え、メッセージ性の強い曲が多いと感じます。
Image、タガタメ、足音など。
9〜10曲目が繋がっている印象が強いため、11曲目で一区切りするかのようです。ここがあまりメッセージ性の強い曲でなかった場合、アルバムが中だるみしてしまう危険性があります。
メッセージ性がそこまで強くなくても、9〜10曲目をまとめるような曲でもいいですね。
ですから、ここは強気にメッセージ性が強くていいんです。ミスチルさんはアルバムも終盤になってきたこの辺りで、メッセージ性の強い曲を入れる傾向がありますね。今までの曲を振り返りながら。
ここではメッセージ性の強さと、フェイクとREMの熱を一度落ち着かせるべく、[(an imitation) blood orange]収録の祈り~涙の軌道を選ばせていただきました!
Imageは大好きな曲で入れたかったんですが入れませんでした。理由は後述しますが、最後の曲じゃないといけない理由があるんです!
シンプルに、祈り良い歌すぎるー!
さあいよいよクライマックスです!ついてきてー!
12曲目
12曲収録のアルバムでは最後の曲です!
Over、HERO、Foreverの3曲ですね。おつかれさまでした。
12曲目は11曲目と同様、メッセージ性の強い曲が多いですね。
また、間奏が魅力的な曲が多いですよね。今まで私は歌詞やメロディーにずっと注目してきたのですが、ここで曲全体をもっと見ろよと。そう諭されたような気がします。サウンド全体を楽しんでほしい、そんなメッセージを感じます。
ここはシリアスな空気にしたいのと、間奏がすごく好きな「SUPERMARKET FANTASY」収録の風と星とメビウスの輪を選ばせていただきました!
13曲目&14曲目
13曲目、そして最後の曲です!なぜひとまとめにしたのかはすぐにわかります!
ところでみなさん、ミスチルのアルバム最後の曲、弱くない?って思ったことないですか??
僕は正直、あります…。あ、怒らないでください!それは過去の話ですから!
ライブでは終わりなき旅や、生きろなど、壮大に終わる曲が多いですよね。
ところが、アルバムの最後の曲ではあえて控えめな曲が多い。逆に、その一つ前の曲は壮大なこと多くないですか??
さよならは夢の中へ〜my life、終わりなき旅〜Image、 Prelude〜Foreverなどなど。
僕はここに込められたメッセージについて考えてみました。ここがこのnoteで1番大切な部分です。集中して読んでください!
最後の曲の1つ前の曲で世界で起きている様々な問題や、人生についてなど、壮大な出来事を歌います。そして最後の曲ではありふれた日常について歌っていることが多いです。
僕が特に好きで、それらが顕著に現れているのがシフクノオトのタガタメ〜HEROです。タガタメで戦争について歌い、自分たちにできることはなんだろうか。なにからすればいいのだろうか。と考えさせられます。
でもHEROで、自分の息子を愛する様子が歌われます。
「例えば誰か1人の命と 引き換えに世界を救えるとして 僕は誰かが 名乗り出るのを 待っているだけの男だ 愛すべきたくさんの人たちが 僕を臆病者に変えてしまったんだ」
タガタメでは、そういう場面に出くわしたら、名乗り出たらかっこいいよ!そんな感じだと思います。戦争を止めるためになにかできることはないだろうか?そう考えさせられる曲なので。
しかし、HEROでは身近な人を愛し、戦争や世界で起きる問題については考えないようにしています。
世界の問題を自分一人で解決することはできないけど、身近な人や日常を愛そう。そして、身近な人や日常を愛していることで、世界が救われる、と。ミスチルさんたちが伝えたいことって、たぶんこういうこと。
世界に視野を広げ、難しいことを考え、悩んだりすることはあるけど、結局大事なことって、いつもそばにいてくれる人を愛することなんです。きっと、そういうことなんです。Mr.Childrenはこのことを歌詞ではなく、曲順で示してくれています。
私は13曲目に「REFLECTION{Drip}」収録の幻聴、14曲目に「HOME」収録のあんまり覚えてないやをチョイスしました!
幻聴、めっちゃ好きなんですよね。メロディーはもちろん好きですが、歌詞が特に好きです。
自分が動き出すきっかけって、誰に求められているわけでもなく、自分のためでもなく、幻聴のように理由もなく動き出すことってありますよね。そしてそれが幻聴だとわかっていても、やり遂げたくなる。動き出すきっかけって、別に理由なんていらないんですよね。
あんまり覚えてないやは、桜井さんが電車で作詞しているとき、あまりに良い歌詞で泣いてしまったのは有名な話。
個人的に、アルバムの最後の曲の中で最高傑作だと思っています。HOMEというアルバムの最後を飾り、HOMEというアルバムを見事にまとめています。
おじいちゃんになっても、おばあちゃんになっても、いつまでも若い頃を忘らないでいられるような、そんな夫婦にいつか僕もなりたいです。まずは彼女を作ることからですが…。
ちなみに、my lifeも最後の曲としてかなり好きです!
まとめ
いかがでしたか!?
今回作ったセトリをまとめると以下の通りになります!!!
overture
蘇生
君がいた夏
箒星
花言葉
つよがり
ジェラシー
空風の帰り道
フェイク
REM
祈り~涙の軌道
風と星とメビウスの輪
幻聴
あんまり覚えてないや
そして、曲順に注目したことで思ったことを、以下にまとめます。
1曲目はあえて落ち着かせて、2曲目で一気に盛り上げる。
3曲目はアルバムの入り口。
4、5曲目は少し落ち着いた曲調。
8曲目は、7曲目の曲調を引き継ぐ。
9曲目は、インストゥルメンタルの曲などを用いて印象をガラッと変える。
10曲目は、9曲目との繋がりが強い。
11、12曲目はメッセージ性が強い曲が多い。
最後の曲はありふれた日常を歌い、その一つ前の曲で壮大な内容を歌う。それによって、難しいことを考えるより前に、身近な人やありふれた日常に感謝して、それらを大切に生きよう。というメッセージをくれる。
こんな感じ!
このセトリを作ってみたことは、やっぱり僕はHOMEが好きなんだなぁ、と。笑
もしこのセトリをApple Musicで聴きたい方がいれば、プレイリストを作ったので以下からどうぞ!
もうすぐ10月4日、新アルバム「miss you」が発売されます!
新しいアルバムはどのような曲順構成なのでしょうか。曲順にも注目してみてくださいね!
皆さんならどんなセットリストにしますか?自分的セットリストを作ってコメントしてくれたら、これ以上嬉しいことはないです!!!
こんな長い文章読んでくれてありがとうございました!では!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?