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スマホとの付き合い方を考える~意識編~

スマホ、今はほとんどの人が持つものになりましたね。私も持っていますし、この記事を読まれているあなたは、それこそスマホで読まれているかもしれません。

便利だけど…ちょっとしんどくなるとき、ありません?
例えば、Youtubeを延々と観てしまって気づいたら4時間経ってて無駄に過ごしてしまったと自己嫌悪になったり。
例えば、次々出てくる悲しいニュースと、それについてるコメントにやるせなさを感じたり。
あと、よく言われるのがSNSですね。Instagram見て、ひどい劣等感に苛まれたり。

さて、このタイトル「スマホとの向き合い方を考える」に連なる記事たちは、スマホに対して「便利だけどしんどいなあ」と思っているあなたへ、程よくスマホ氏と距離をあけれるように、ちょっとしたお力になれたらと思って書いていくつもりです。

スマホと距離を置く方法、いわゆる「脱スマホ」に関する情報、最近結構出てきましたが、やり方重視な感じが否めないなと思っています。私の記事ではスマホと向き合う上での気持ち・心の状態についても書いていく予定です。
そうすると自分の気持ちを知るきっかけになって、その上でほどよい関係をスマホとできたらすごくいいなぁと、個人的に思うのです。


触らずにはいられないスマホ

 朝起きたらとりあえずスマホに手を伸ばす方多いと思います。寝ている間にどんな通知が来ているかな、誰かが連絡をくれていたかも…なんとなくそう思って手を伸ばしているんじゃないでしょうか?
 起床後もスマホと共に過ごす時間が長いでしょう。そうして就寝直前までスマホと共にいる、そういう1日を過ごされている方がほとんどの世の中になりましたね。
 
 そもそもなんでスマホってあんなに私たちを虜にするのでしょうか。

 それはかの有名な「スマホ脳」(アンデシュ・ハンセン著)に書かれているように、世界の天才たちが、人間が夢中になるあらゆる仕組みを盛り込んでスマホを作ったからです。つまり人間がスマホに夢中になるのは、スマホがこの世に生まれた時点で決まっていたともいえるでしょう。
 夢中になる仕組みの中で1番なのは、スマホが私たちに、「楽しいことがあるかもしれない」という期待を提供してくれるというものです。
 この目次の冒頭で書いていた朝起きたときの感じにもすでに出ていましたね。寝ている間にどんな通知が来ているかな、誰かが連絡をくれていたかも… これは脳にとって「楽しいことがあるかもしれない」という期待です。

 寝ている間に連絡が入っていない可能性もありますよね。でもそんなことを思いもしない。何かあるかもしれないということが気になって仕方がない。
この時点で我々人間はスマホの手中にいます。

快楽物質ドーパミンの嵐

連絡がなかったとしても、他のアプリを開けば何かあるかも!
SNSを開いたら誰かの楽しい投稿が見れるかもしれない、そうそう昨日の投稿にいいね付いてるじゃん…このカフェおしゃれ~行ってみたい…

 もうこの時点で初めの「連絡来てるかな~」から遠ざかっていますね。次から次へと楽しいことを見せてくれるスマホ。このとき脳内では、快楽物質ドーパミンが連続して何回も出ています。先ほどの流れにドーパミンをあえて挟んでみると…

 連絡がなかったとしても、他のアプリを開けば何かあるかも!(ドーパミン)SNSを開いたら誰かの楽しい投稿(ドーパミン)が見れるかもしれない、そうそう昨日の投稿にいいね付いてる(ドーパミン)じゃん…このカフェおしゃれ~(ドーパミン)行ってみたい…(ドーパミン)

…こんな感じでしょうか。

このドーパミンは、「スマホ脳」いわく、操作している間に出ているそうです。簡単に言うと、Instagramのストーリーを飛ばす瞬間に出ていて、ストーリーを見ているときはそこまで出ていないようです。

"楽しいことがあるかもしれない"

これが私たちがスマホから離れられない要因です。

"スマホ"を知ることから

この世の中、脱スマホはほとんど無理なんじゃないかなと思っています。
でも冒頭で述べたように、程よい距離を取ることはできるはずだと信じています。
そのためにはまず、"スマホ"を知ることからやっていきましょう。
今当たり前にそばにいますけど、ふとスマホのこと知らないなあと思うときがあります。
そばにいて、私たちにどんな影響を及ぼしているのか。
それを手がかりにスマホとの程よい距離感を持てると思います。

そうしたら余計に疲れることもなくなって、これを読んだ方々の毎日が、ちょっと愉快になれたらなと思っています。

今回はひとまずここまで。



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