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急性骨髄性白血病闘病記 〜化学療法1回目〜

コロナの隔離解除となって、色々体の不調がでた状況での化学療法に不安があった。
化学療法当日、顔面神経麻痺に対してステロイド点滴も一緒に開始となった。
なぜかステロイド開始後、一気に全ての痛みが消えた!

1日目はステロイドに驚いたぐらいで、副作用は特に何も起きなかった。

2日目から5日目までは吐き気が強く、食事ができなかった…
必死で水分だけでもとろうと、1日2Lを目標に飲んでいた。
ひたすら時間が過ぎるのを願ってた。
クリーンルームに移動して、感染により気をつけながらの生活がスタート。

6日目からは吐き気は軽減したが、体がだるくて必要最低限のトイレなどにしか動く気がでなかった。
食事は少しずつ食べられたが、病院食が美味しくない…
味覚障害の副作用が出たと思うほど、食事に味がない。

9日目ぐらいには体のだるさも減り、動けるようになった。
でも、すごく筋肉が落ちて動きにくい。
貧血も進行して、起き上がると少しふらーっとした。
体重は化学療法開始後から−7kgと一気に減った。

そのあとは採血の結果が戻ってくるのを待つだけ。
少しずつ回復するにつれて、動けるようになる。
ごはんは美味しくないのは変わらず、家族に頼んで持ち込み可能なものを差し入れしてもらった。

3週間後には採血データも回復した。
それまでに38〜39度の熱を出して、抗生剤の点滴をした。

1回目の化学療法は無事に終わって、効果判定の検査をして、一旦退院できた。

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