読書記録:カート・ヴォネガット・ジュニア『タイタンの妖女』
たきです。岡田斗司夫さんが以前のYouTubeで紹介していた本です。SFです。
カート・ヴォネガット・ジュニアの初期の名作らしいです。
ヴォネガットらしい無茶苦茶な話で、主人公が可哀想すぎる運命をたどるのですが、救いがないわけではなく、後味は意外にも、結構いいです。
内容がどういうものなのかは、あまりにも込み入っていて書くのが大変なので、amazonに書いてあった宣伝文句にお任せします:
「時空を超えたあらゆる時と場所に波動現象として存在する、ウィンストン・ナイルズ・ラムファードは、神のような力を使って、さまざまな計画を実行し、人類を導いていた。その計画で操られる最大の受難者が、全米一の大富豪マラカイ・コンスタントだった。富も記憶も奪われ、地球から火星、水星へと太陽系を流浪させられるコンスタントの行く末と、人類の究極の運命とは? 巨匠がシニカルかつユーモラスに描いた感動作。」