昔聴いた音楽のこと

昨日初めて投稿したところ、いくつかリアクションを頂いた。読んでくれる人もいるんだなぁと素直に考えた。

自己紹介でこれから中心になるであろう題材を書き連ねてみたが、「音楽」「歴史」「道具」などもあるなと思った。今日は昔聴いた音楽について少し書いてみる。

初めて自分で買ったレコードはアグネス・チャンだった。まあ、これはご愛嬌だ。父も母も音楽は好きだったが、父は「日本のうた」や軍歌、母はクラシックと共通点がまるでない。音楽で私が影響を受けたのは兄である。歳が離れている兄の影響で、小学校高学年からフォークソングを聴きはじめた。吉田拓郎や井上陽水を中心に、泉谷しげる、かぐや姫などをずいぶん聴いた。

中学に入ると洋楽にも興味を持ち始めた。初めて買ったLPはボブ・ディランの”desire"だったと記憶している。中2になるとロック好きのギター少年の友人もでき、ディープ・パープルやレッド・ツェッペリンなどを聴いていた。ただ、そのギター少年の友人の「三大ギタリストというのがいてな…」みたいな蘊蓄を聞いて、ジェフ・ベックの”wired"を買ってみた。最高にカッコいいと思った。この辺りから少し方向が変わってくる。

上述とはまた別の友人の兄が、ものすごくギターが巧かった。(中3で”Jeff's Boogie"を完コピしていた。)その人から「これ、カッコいいぞ」と勧められたのがアル・ディメオラの”白夜の大地”だった。買ったその日に5回聴いてしまった。当時はクロスオーバーという言葉ができた頃で、その後この手の音楽はフュージョンと呼ばれるようになる。

それからは聴く音楽の範囲が広がった。ギターが特に好きで、日本人ならチャーや渡辺香津美、洋楽ならジョン・マクラフリン、ラリー・コリエル、ジョー・パスなど、挙げればキリがない。ギター以外のジャズも好きで、少し古めのマイルス・デイビス(”アガルタの凱歌”辺りにはついていけなかった)、ジョン・コルトレーンもよく聴いた。ロックもハードロック(もう死語か)だけでなく、イエスやピンク・フロイドなどのプログレも大好きだった。高校まではこんな感じで、暇さえあれば音楽を聴いていた。

収拾がつかなくなってきた。その後はまた。

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