【受験記】簿記3級に合格した話
こんにちは。株式会社クラスアクト インフラストラクチャ事業部の大塚と申します。タイトルにもある通り、私は本日簿記検定3級をCBTで受験し、合格してきました。以下が合格証書となります。オンラインで試験を受けたので受験後に即結果がわかるのが良いですよね。
今回は、なぜ簿記を勉強しようと思ったのか、どういう勉強をしたのか、受験してみての感想等をアウトプットしていきたいと思います。
簿記検定とは
公式サイトより引用します。
勉強し始めた理由
プライベートではありますが、年末年始にお金の事や保険の事、投資や貯蓄・不動産・相続等生活に関わるお金について考えざる負えないイベントが発生しました。私自身、この辺りの話はかなり苦手であり「ちゃんと考えなければならない…」とずっと思ってきたけれども、そこから逃げてきた人生でありました。
ただ、この年末年始のイベントがあり、否が応でも生活に関わるお金について考えなくてはならなくなり、せっかくであればガチガチに真剣に勉強して自分のスキルにしてしまおうと思ったわけです。
最も、生活に関わるお金であれば「簿記でなくてファイナンシャルプランナーのほうが良いのではないか」とか「資格をわざわざ取得する必要はないのではないか」というごもっともな意見があるのはよく理解できます。
ここに対して私なりの見解やスケジュールを書かさせて頂きますと、まずファイナンシャルプランナーについては今後2級を取得する予定です(3級は数年前に取得済)。そして資格を取る必要は無いのでは、という事に対してですが【資格で体系的に学ぶことでしっかりした土台を作り、その土台の上に様々な人の話や書籍の内容を吸収し積み上げていく。その結果自分に必要なものを出来るだけ正しく判断できるようになっていきたい】と考えている為です。
昨今、インターネットの発展により有益な情報に簡単にたどり着けるようになりました。例えばYouTubeを少し漁ってみると素人にもわかりやすく説明してくれる動画に簡単にアクセスできます。またChatGPTに始まる人工知能のことも決して忘れてはいけません。以下は私がChatGPTに簿記3級を勉強し取得するメリットに関する問いを投げた結果になりますが、このレベルの回答を人工知能がアウトプットしてくれるのです。凄いですよね。
このように有益な情報に簡単にアクセス出来るようになったことは素晴らしいことではありますが、手放しで喜んではいけないとも思います。どういうことかというと【その情報が本当に正しいのか】という事や【その判断は今の自分に置き換えて最適解なのか】という判断能力は以前に増して求められるようになってきているという事です。例えば、上記で出力された人工知能の回答は本当に正しいものなのでしょうか?もしかしたら、人工知能が何らかの攻撃を受けて汚染されていて、正しくない情報を出力しているかもしれません。あるいはわかりやすい動画は確かにわかりやすいかもしれないですが、大事な部分やデメリットをつたえていない可能性がありますし、偏りがあるかもしれません。多くの情報に簡単にアクセスできる今だからこそ、その情報を判断する判断能力は必要になってしまうのです。
その判断能力を得るためには様々な人や書籍、動画等の力を借りて思考力を鍛えていく必要がありますが、それらのインプットもしっかりした土台が無ければ脆く簡単に崩れてしまいます。今回の簿記検定や今後取得するFP2級等の資格はその土台を盤石なものにすると思い、取得をしているわけであります。それに、必死に学んだ知識は将来に渡り【複利的に効いてくる】と私は信じています。
また、今後私が出世したときに自分のグループ・会社がどれくらい利益が出ているのか、どこから出ているのかを判断しやすくなったり、昨今の副業解禁の流れも相まって、副業や事業を起こしていきたい人にとっても有効であるでしょう。
勉強方法
書籍とそれに関連する問題集を購入しました。
使い方としては、まず教科書を章ごとに読みます。読み終わったら章終わりにある基本問題を解き、簿記の考え方や帳簿への記載の仕方をアウトプットを通じて学びます。(補助簿あたりは種類が結構あり混乱してしまうかもなので、章ごとではなく〇〇簿の記帳の仕方を読んで理解したらその都度基本問題を解いた方が良いと思います。そちらの方が定着しやすい気がしました。)
また、私は簿記に関してはずぶの素人でしたし、そもそもお金の計算とか寒気がしてくる人間でしたので、補助的なものとして以下YouTubeを参考にしました。
このチャンネルの集中特訓問題は、私のように初めて簿記を勉強してみて、試験の大問2や大問3が解けなくて悩んでいる方にとって、かなり有効なものになると感じました。教科書や問題集の解説には記載されていない考え方の流れを理解できるようになるかと思います。
勉強した感想
まず、本当に素人から毛が生えたレベル感ではありますが「お金の流れってこんな感じなんだなぁ…」というのがわかってきたように思います。簿記とは日々のお金の流れを帳簿につけて、それを期末に修正・整理して貸借対照表や損益計算書を作成するものになりますが、今までなんとなく見てきたそれらの2つの表がどうやって出来ているのか、その裏側を勉強できたかと思います。また税関係として、例えば会社に雇われたビジネスマンは会社から支払われる給料から取得税や住民税等を引かれてたり、法人には法人税の中間納付とかあったりしますが、それらの処理の仕方がそれっぽくわかるようになります。
保険・貯蓄・投資・不動産、あるいはもっと拡大して経済全体はすべてこれら細かいお金の流れが積み重なって初めて形作られているものかと思います。これらのことを今後理解し語れるようになりたい、そう思っている方は簿記に触れてみてもいいかもしれません。少なくとも私はやってみてよかったなと思っています。
クラスアクトについて
”世代を超えて永続する一流の組織であること”
”ここで働く人が自分らしい幸せを感じられること”
これこそが、クラスアクトが目指す会社のあり方です。
SDGsの達成目標にもある通り、働きがいも経済成長もある社会の実現に
貢献していきたい。
社員のみなさんが、出産や育児などのライフイベントを楽しみながら、一流のエンジニアを目指せる環境を用意していきたい。
そのように心身ともに健康に過ごせる環境で、技術力を高めてお客様により高度なサービスを提供することが、お客様に選ばれる最高のエンジニアを多く輩出すること、ひいては日本のITインフラを支える企業になることにつながると信じています。
そんなクラスアクトでは、エンジニアを募集中です。
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