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分身ロボットカフェDAWNに行きました!

こんにちは! クラスアクト広報委員です!

6月に日本橋でオープンした、話題の分身ロボットカフェDAWNに行ってきました。

店内

◼︎分身ロボットカフェDAWNとは

重度の身体障害をもった方々が、『OriHime』や『OriHime-D』という
ロボットを操作して接客を行うカフェです。寝たきりの方も働くことが
できる社会を目指し、オリィ研究所が常設店としてオープンしました。

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店頭でご案内などをするOriHime-Dと接客エリアで注文を受けて調理場に戻るOriHime-D。初めて見るロボットがたくさんいるのに店内の風景の”違和感ない感”が不思議でした。

この記事を書いている僕は、「ITに関わる人間として、テクノロジーで
物理的な『できない』事象を『できる』にする貢献をしていきたい(すごく漠然としてますが)」と思っているので、Twitterで「分身ロボットカフェに行きました!」という投稿を見て興味をそそられ、すぐ行ってまいりました。

◼︎店内の様子

店内はもう本当にオシャレなカフェです。コーヒーの種類もたくさんあり、プリンとココアも非常においしかったです。OriHimeやOriHime-Dも店内にたくさんあり、美しい姿のロボットを堪能できました。

ちなみに店頭のパイロットの方から伺ったんですが、それぞれのOriHime(-D)には瞬時に移り変われるらしいです。超高性能ロボットアニメにしかない設定みたいでかっこいいな...。
また、パイロットの方が入ると、瞬間的にOriHime(-D)の目が緑に光るのもかっこいいです。

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上の写真を見て何かお気づきになりませんか?
ちょっとココア(グラスの飲み物)の水の量が多いんです。それは、注文をしてモノを運んでいただいたことにも気づかず、とあるOriHimeパイロットの方と長らく話し込んでいたからです...。
それくらい夢中になってました。笑

◼︎”こやさん”との出会い

注文をして待ち札を受け取りまして、しばらく店内を歩こうかなと(店内にはOriHimeの販売や分身ロボットカフェにまつわるグッズや紹介ポップがたくさんあるので!)立ち上がってすぐ、「こんにちはー!」と声が聞こえてきました。

声の主はちっちゃいOriHime。小型のロボットに呼ばれる体験はとても面白いので、行ったらぜひお声をかけてもらってほしいです。

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お店の出入り口でパタパタする、可愛いOriHime。パイロットは、『こやさん』という男性。たくさんお話を聞かせていただき、またOriHimeができる色んな動きを見せていただきました。

詳細はぜひ、こやさんと出会われた時に伺ってほしいのであえて書きませんが、彼は会社員として働かれていたある年に突然、寝たきりの生活をせざるを得なくなったとおっしゃっていました。

フランクな日常のお話から、こやさんの病気のことまで深くたくさんのエピソードを話してくださいました。彼は自宅にもOriHimeを持っているらしく、奥さんと一緒に御朱印を集める旅行をされた時のお話が印象的でした。奥さんにOriHimeを連れて行ってもらい、同じ景色を見ながら旅行できる感覚を得られるのは、まさにテクノロジーの進歩ですね。

彼は千葉のベッドの上からお話されていましたが、OriHimeがいることで、面と向かって会話している感覚がありまして。ロボットは人の代わりになるだけでなく、心理的な距離を近づける役割も果たせるんだなと面白さを感じていました。PCの液晶では実現できない距離感みたいなのがありますね。

こやさんとはかれこれ40分以上出入り口付近で時を忘れてお話していたんですが、文章にすると非常に長くなってしまうので後は僕の胸のうちに留めておきます。

もちろん彼以外にもパイロットの方はたくさんいらっしゃって、他の方々ともちょくちょくお話させていただいてました。みなさんめちゃくちゃ声をかけてくださるので、時を忘れるおしゃべりをしに行くのも楽しいです。

◼︎最後に

最新のテクノロジーを見たい!身体障害をロボットの力で乗り越えている現場に行きたい!という気持ちでカフェに行きましたが、帰るときには「それらが見れて良かったな」という気持ちはなく、ただただ「優しい空間だったな」と熱い気持ちでした。

分身ロボットカフェの中心であるOriHime(-D)も、コンセプトにある思いは『ロボットを作りたい』ではなく『体が動かなくても誰かの役に立てる機会を作りたい』です。(オリィさんの本を読んでこう解釈しました。)

関わる人全員が、ずっと昔からの優しさを持ち寄ってできた空間なんだなと、だからすごく居心地が良く、非常に癒された時間でした。また行かせていただきます。

↓分身ロボットカフェDAWNの詳細はこちらから!


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