世の中は、信用から成り立っている?
そのはずだ。しかしながら、情報化が進むと、人間の不安は増幅させられるのか。情報に触れることが極端にイージーになったこの現代において、その相関関係が大いに興味深い。
トイレットぺーパー、然り。常識的に考えて、コロナの直接的な影響でトイレットぺーパーが不足することはあり得ない。かく言う私も、家のトイレットペーパーの在庫を確認してしまった。コンビニのトイレでもしっかり置いてあるのに。デマから発した騒動からくる不安要素に微弱ながら反応してしまった。
イベント自粛、然り。あるイベントを企画していたのだが、昨日、延期を決めた。このイベントの準備に、相当な時間と工数をかけた。中止にしないだけマシ、もっと大規模だったりプロの方々の、次々と仕事がキャンセルされる苦しみと比べたら、ほんの些細なことだけれど、それでも苦しい決断。バカな世間に行き場のない怒り。
学校休校、然り。前にも書いたが、トップである安倍首相からして、情報に踊らされ、正しい判断ができなくなっている。周りに優秀なスタッフがいるはずなのに。それを受けた学校側の対応の大変さ、推して知るべし。それを受けた学生たちの浮かれ具合や、如何に。TDLもUSJも、ある意味、英断。圧力かな笑
入国制限、然り。遅い。韓国に関しては分からないでもない。中国は今更?どちらの国についても判断が遅過ぎることに加え、曖昧な基準。やらないよりはやった方がマシ、ぐらいな、中途半端さ。入国禁止ではなく、入国制限。公共交通機関は使うなって?どうやって制限できる?年間外国人渡航者ナンバーワンツーの中国人700万人と韓国人500万人。各国の反応が楽しみだ。
全てにおいて、対応が微温的。この時期は、東日本大震災のときと同じく、政府は何をやっても批判される。だからこそ、決断が必要。見えないものとの戦いとか言っちゃってるけど、そもそも戦いなら、もっと強いリーダーシップ、もっと早い決断ができないのか。シン・ゴジラ的な、ヤキモキした感情が沸沸と湧き上がる。あーもーイライラする!
タイトルに戻る。信用で成り立っているはずの世の中が、今揺らいでいる。政府も信用できない?中国も韓国も信用できない?そんなことはない。情報が溢れ過ぎていて、処理し切れていない。だからと言って思考停止になっては、それは自分自身に負けている、またはラクな方に行ってしまっているだけなのでは。
八方美人は危機に役に立たない。嫌われる勇気、なんて本があったけれど、21世紀のこの情報化された現代において、護送船団方式はもうダメだ。みんな、テレビを見るのをやめよう。いや見てもいいけど、他にもいろんな情報に触れよう。個人でも有名人でも変人でも、彼らの話に耳を傾けよう。その情報を総合して、自分で判断しよう。その判断が間違っていれば、修正すればいい。また、いろんな人と議論して、修正すればいい。たくさんの人と話せば、納得のいく、不安の解消する判断に至るのでは?トイレットぺーパーを朝から並んで買い漁るよりは、よい解消法になる気がするけれども。
偏らず、自分の判断で、相手にリスペクトを持って。
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