DaiGo師匠の騒動について抗議する!

先に断っておくと、私はDaiGo師匠の弟子を自覚している。師匠には遠く及ばないが、多くを学ばせていただいており、今もDラボの会員であり、YouTubeもよく拝見させていただいている。優秀な弟子ではないし、動画も欠かさず観ている訳ではない。しかし師匠は私にとって、必要なときに必要な答えを提示していただける、稀有な存在だ。知識のNetflix、伊達じゃない。

当然ながら、師匠寄りの発言になる。なので、興味のない方や反感のある方はここから先を読むことをオススメしない。ある意味、「影響力の武器」でいう権威の影響を受けているかとも思う。とはいえ、書かずにはいられない。

妬みの対象としての師匠


師匠は稼いでいる。恐らく、相当。いつもワインは高級ワインを飲んでおられるし、本も沢山買っておられるし、コロナ前は良く海外にも行かれている。高額納税もされていると伺っている。また、投資にも明るいので、そっち方面もかなりの収入だろう。本もベストセラーが多い(ちなみに私は本はまだ買ってない)。Dラボも好調で、月収8-9億円とか。個人的にはもっと稼いでもらっても構わないと思う。それくらい、私にとって価値のある方だ。

稼いでいることは良いこと、のはず。今回の件も出る杭は打たれるの典型で、事あるごとに妬みや揚げ足取りの報道がなされるのも面白い。師匠も慣れっこで、大概のことは華麗にスルーされてきたのだが、今回はいささか影響が大きいようだ。

たしかに言動は暴言的になることがしばしばある。師匠の名誉のために書かないが、それを文脈の中で捉えるか、言葉尻だけで捉えるかで全く意味が変わってくる。日本のマスコミも、古くからの常套手段すぎて笑っちゃうし、またそれに乗せられ続ける頭の弱い読者がまだたくさんいらっしゃるのも、失笑でしかない。

バカだなぁ、おまえ。
おまえ、バカって言ったな!
いやいや、愛情表現的なやつだろうが。
バカとは何だ!けしからん!謝れ!

的なやつ。言葉が過ぎることは、誰だってある。たしかに公共の電波で飛ばすとなると、スポンサーやお上の指導も入る可能性があるだろう。でもみんな、今一度確認だが、YouTubeは私企業のいちサービスだ。広告で収益を上げているし、何なら倫理判断もYouTubeが決める。国も公共の電波も関係ない。

もっと言うと、今回の各種報道で、マスコミが儲かる。マスコミも、YouTube=Googleも、どっちも儲かる。何なら師匠も儲かる。師匠は今回は言い過ぎたと仰っているが、そこも含めて、儲けのサイクルが回る。庶民は、それを観て後ろ指を指して、はかない満足感を得る。私はそんなものは得ないが、大方そんなところだろう。炎上マーケティングといえば炎上マーケティング。今回は師匠が仕掛けた訳ではないが、マスコミが仕掛けたとしたら、筋が悪い。

結果的に庶民は、踊らされているだけだということを、そろそろ気付いた方がいい。「ふぅん」ぐらいで良いのでは。同じ構図は世の中に溢れているので、よく考えてみるといい。何事も、疑ってかかることをオススメする。

今回の件は、庶民は妬みを商売のネタ(妬みだけに)にされているのだ。知らなければ、何の妬みも生まれない。それなりに師匠の動画を観ている私でさえ、通り過ぎる師匠の言葉に違和感を覚えることはある。それを、ネタにはしない。今回は内容が内容なだけに、関係各位には痛みが生じているだろう。だが文脈を読んで、内容を知れば、それが本質ではないことは誰でも分かることだ。

師匠の本質

師匠を非難する人の特徴として、私が感じるのは一番は上の妬みだ。たしかに、iPhoneだけでそんなに稼いでいたら、妬みの対象になるのも分からなくもない。私はワインは苦手な方だが、ラターシュとか師匠の動画ではじめて知った。妬みに近い感情が起きたこともある。だが本質は、もっと違うところにある。

師匠はコンプレックスをお持ちだ。その全てを列挙することは恐れ多くてしない。その成長過程でのコンプレックスが、ご活躍の原動力になっているとも思う。そのコンプレックスを乗り越え、夢を叶えておられるにもかかわらず、我々弟子のために毎日クオリティの高い動画を発信していただいている。並大抵の努力と才能がなければ、こんなことはできない。コンプレックスがあることを指摘することで批判とするならば、それは稚拙というしかない。人は、言っていいことと悪いことがある。たしかに今回の師匠の発言は、その「悪いこと」のカテゴリに入ると思う。しかし、わざわざ、一部を切り取って一斉に叩いて、師匠のコンプレックスを逆撫でして、更にその残りカスで商売するのが、果たして報道の役割なのだろうか。マスコミはヒマなのか。もっとやることあるのではないか。

師匠のコンプレックスが根底にあるかないかは分からないが、師匠の成し遂げてこられた成果を、もっと評価されるべきだと思う。たしかに言葉は悪い。早口で、声も良いとは言えない(ごめんなさい)。でも、その舌鋒鋭さこそが、最大の魅力なのだ。内容ももちろん。難解な書籍や論文などの内容を、例え話やマインドマップなどを駆使して、とても分かりやすく、舌鋒鋭く、伝えてくれている。分かりやすさで言えば中田敦彦さんの動画も分かりやすいが、少し違う。師匠の方が、断然刺さるのだ。ホリエモンより刺さるときもしばしば。分かりやすいホリエモンといったところか。そんな稀有な存在を、私は、師匠以外知らない。

一度も会ったことのない方と、ここまでの関係性を築いてしまう師匠に驚愕だ。私の会ったことのない有名人との距離感でいうと、ダントツで近い。ネット時代の寵児。今回のこの投稿も、師匠の謝罪動画を見て、書かずにはいられなかった。いつになく沈んだ様子だった。

(追記: 動画削除のため)
削除された動画を撤回され、更に沈んだ様子の動画を発信された。前回の動画から更に深い反省の弁。お母さんに重ねて、ご自身の発言の重みを改めて自覚されたように思う。深く受け止めた。ヘイト発言とまで認識されるのは如何なものかと思うが、更に世間様には伝わりやすいものだと思う。とはいえ揚げ足取りから完全に抜け出すことは難しい。

今回の騒動で師匠がやる気をなくして、我々弟子を置き去りにすることを想像すると、不安でいてもたってもいられなくなる。たしかに、やや世間離れしているきらいがある方ではある。とはいえ、極端なご判断にならなければ、幸いだ。師匠、辞めないで下さいよ!

マスコミさん、そっとしておいて

マスコミも商売だから、いろいろやらなきゃいけないことは理解する。ただ、そっとしておいて欲しい。DaiGo師匠のやってこられていることは、相当な業績です。知性だけでこれだけ尖っている、稀有な存在です。その辺の、あなた方の言うことをよく聞く、軽いコメンテーターと一緒にしないで下さい。叩くとカネになる、のも分かる。でも、もっとやることあるでしょう。ジャーナリズムって言葉は、辞書から消えたんでしたっけ。ただ伝えるだけとか、叩くだけとか、やめませんか。もっと本質に迫ることが、ジャーナリズムの真髄なのではないですか。DaiGo師匠のことを、しっかり勉強して、書いて欲しいです。まあ薄っぺらいマスコミの方々は、難しいでしょうけども。

マスコミ批判は、はじめて書いたが、怒りが込み上げてくる。なぜだろう。この、やり場のない怒り。マスコミは、その役目を終えつつあるのかもしれない。マスコミが担ってた役割を、インターネットが引継ぎはじめて久しい。もはや、組織としてのマスコミは機能していないのかも。事実を伝えるだけなら、ボットでもできる。マスコミのプロフェッショナルに求められるものは、もっと高度な、深いものであるべきではないのか。

今回、オリンピック中継で、多くの解説者たちを接した。中には専門家でありながら、伝える能力の高い方がいらして、その競技の本質に迫る解説で大いに楽しませてもらった。今回の件で、マスコミはDaiGo師匠の本質に迫っていない。迫る気もないだろう。以前もYouTubeの無料動画すら見ずに揚げ足取りの記事を書いたメディアもあった。Dラボ会員になって、動画を観るといい。如何にすごいことをされているのか。心あるマスコミ関係者に、期待したい。

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