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【コロナ感染リアルリポート9】絶対安静は効果絶大、呼吸回復への序章か@入院7日目8日目、転院2日目3日目、転々院1日目

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描き始めたときに、「まあ7回くらいで隔離終わって、総括2〜3回かなー」程度の軽い構成案を考えていた。まだ最初の方のを読み返していないが、ゾッとする。まさかここまでになるとは。いかにヨミの甘さ、想定の甘さがもたらす弊害が大きいかが分かる。何事も、適切に、冷静に、最悪のことも考えておかなければ。

さてその最悪の道筋を選んで通り続けている私だが、その道筋も、少し光明が見え始めたかというところだ。結果2回目の転院と3回目の救急車乗車を経験したが、もうあまり驚かない自分に驚きだ。救急搬送に慣れるってなかなかないよ。泣いてたん誰やねん。

穏やかな絶対安静の一日

昨日(4月26日(月))は感情の混乱と環境の変化でぐったり。そして4月27日(火)。疲れもあってか、朝の目覚めは良い。夜間酸素の数値はあまり良くなかったようだが。でも、なんとも、機械に生かされている感。急にサイボーグな感じ。

重症化患者なので絶対安静。自分では、何もできない。トイレの挿管も提案されたが、拒否した。それは、いやだ。いやなやつだ。いつまでできるか分からないが、拒否できるかぎり、わがまま。大が出ないのが心配。

本当に、ベッドから動かない。A病院では、トイレに立ったり、ご飯を取りに行ったり、ハミガキをしに洗面台に行ったりできた。それすら、なし。全て、ベッドの上。ご飯もハミガキも。動かしているのは手だけ。何なら上半身すらも、ベッドが動かしてくれる。ヘタに自分で動かすと、ツライのだ。トイレはしびん。データは自動。

昨日うまくとれなかったAラインは挿し直したが、結局装着は諦めた。安定しづらいのかな。それが外れたくらいで、基本は生体データを取られ続けるモルモット状態で、絶対安静を強いられる。

苦痛や窮屈さがないといえはウソになるが、空調はよく効いてるし、昨日からの混乱も落ち着き、快適に過ごした。本当に、何もしない一日。noteをぼちぼち書いただけ。この調子で、何もせず、良くなってくれると良いが。

はじめて(?)の前向きな転院

4月28日(水)の朝。夜は寝れなかった。酸素が足りない。よく目覚めた。少し息を吸って、また寝るの繰り返し。そんなこんなで、朝になった。数値は悪いが、調子は安定。覚醒したら、酸素が良くなってきた。なぜ?これ幸いと、食事後、大の相談をした。

「大分調子いいので、そこまで行ってトイレで大してもいいですかね?」

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