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【感染者のつぶやき8】第5波と重症化と病院

第5波。やっかいだ。

私は第4波の入口でかかったので、病院の対応については、感謝しかない。まさに神対応。ここまでの至れり尽せりを公費で受けさせてもらう、この日本の素晴らしい体制をありがたいと思った。自民党はあまり好きではないが選挙で次は自民党に入れようかなと、ふと思ったりもした。

しかしながら、現状の第5派のニュースに接する度に、心が痛い。なぜなら、私が受けた神対応を、どうも受けさせてもらえないからだ。救急車を呼んでも病院が受け入れてくれない。血中酸素濃度が低くなっても自宅療養を強いられる。ただの患者だった私でさえ心が痛いのに、病院の方々の思いたるや。

喉元過ぎれば熱さを忘れるとはよく言ったものだ。私も体力は随分回復してほぼコロナ前に戻った(体重も含めて)。気力がブレが生じやすくなったようにも思うが、コロナだけのせいではないだろう。飲み会も行きたくなってきたし、「ただの風邪でしょ」感が復活してきた矢先の、第5波。やっかいだ。やはり、感染者としてはもう一度気を引き締めて、日々を過ごさねば。もうあんな辛い思いを繰り返したくない。

「今かかったら」と、想像してみる。もし当時のような神対応を受けられないなら、私は死んでいると思う。何なら最初、丸2日放置された。少しは不安だった。その不安が、何日も続くとなると、ましてや重症化への序曲が聴こえてくるとなると、その不安の増幅は想像を超える。私は重症化してECUに3日間いたが、生きた心地がしなかった。最先端の病院にいても生きた心地がしないのに、家で医療を受けられずになんて。

もしコロナに罹患されて自宅療養されている方がこの文章を読んでおられるなら、気持ちを強く持って、乗り切って欲しいと思う。「大したことない」と思う気持ちが一番、ダメです。私はそれで重症化が進みました。しんどいですが、医師の指示に従って安静にして、酸素濃度の数値とも相談して、何よりも自分の身体からの信号を受け取って欲しい。少しでも「あれ、おかしいな」という様子が感じられたら、なりふり構わず病院に行って欲しい。

一日も早く、また元気になることを、心から祈っています。

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