Wicked

というミュージカルが大好きです。

今週末シカゴを見に行くからミュージカル欲が半端ないです笑

オズの魔法使いの前のお話、真実ということで有名で、劇団四季でも何回かやってるみたいです。あと最近はオリジナルキャストのイディナ・メンゼルがアナ雪のエルサの声優さんをやったことでも有名。

お話はドロシーが来る前のオズのこと。オズの人々は西の魔女が死んだ!と喜んでいます。でもそこにグリンダという東の魔女が。彼女は西の魔女の生い立ちについて話します。

緑の肌で生まれたエルファバは足の不自由な妹と一緒に全寮制のシズ大学に入学します。でもね、肌が緑だから誰もルームメイトになりたくないの。そこで運悪くルームメイトに決まってしまったのが、目立ちたがりでみんなの人気者、グリンダ。二人は最初すっごく仲が悪いんだけど、少しずつ歩み寄っていきます。その中で王子様的な存在で適当なフィエロやグリンダのファンの良い奴、ボックとも出会って人間関係がゆっくりと変わっていきます。

それは置いといて、オズでは一つ深刻な問題が。オズはマンチキンや動物など人間とはちょっと違った生き物が言葉をしゃべって共存する世界。でも、動物たちが話せなくなっていることをエルファバたちは知ります。大学で魔法の素質を認められたエルファバはグリンダとその問題を有名なオズの魔法使いに頼んで解決してもらおうとします。

でも最終的にオズの魔法使いを見ると、緑の肌の女性は悪役。西の悪い魔女になってしまいます。カカシ、ブリキ、ライオンもウィキッドにはちゃんと出てきます。彼らの存在の謎がウィキッドを見るとわかる!って感じです。

日本では北海道の四季劇場で11月までやってるんですって!でも、北海道は遠いなあ…。

今までにかなりたくさんのミュージカルを見てきたつもりですが、その中でもウィキッドは3回見てます。笑 小学生の時はハロウィンでエルファバになりきりました。顔を緑にフェイスペイントしたら次の日かぶれて大変だったのもいい思い出…。

何が素敵って歌が素敵。Defying Gravityって曲があるんです。一番メインの。直訳すると重力に逆らうって意味なんですけど、いろんな重圧に逆らって、第一幕が終わってって感じで、圧倒されちゃいます。

Popularっていう曲も、最近MIKAとAriana Grandeがカバーしてて、有名です。映画化の噂もずっと出ているみたいだけど…まだまだ先は長そうですね。

音楽が素敵なので、ぜひYouTubeで聞いてみてください。

最後に翻訳的なお話も少し。

私が一番気に入ってるのは、ダンスの会場の名前です。

英語版ではOzdust Ballroomなのに、劇団四季版ではスターダストボールルームなんです。

なんでわざわざ名前を変えたのかな?と思ったら、ダンスパーティーでフィエロがメインの歌(Dancing through life、人生を踊り明かせ)にこんな歌詞を見つけました。

If only because dust is what we come to (最後にはみんな塵となってしまうのなら…)

ここが

星くずが手をとりあうんだ

に翻訳されているんです。日本語版はその前にも「俺たちは星くず、クズだけど星でもある」と歌ってます。ちゃらんぽらんだけどかっこよくてやるときはやる、っていうフィエロっぽいです。

そして星くずは英語にするとスターダスト。ここのフレーズを違和感なくするために会場の名前を変えたのかな!って思いました。まぁ、予想なんですけど。笑

他にも歌の中にいろんな秘密が隠されているのですが、ネタバレになっちゃうので。やめておきます。

ではでは、今日は私の大好きなミュージカルの話でした。



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