お得にブロードウェイ。ニューヨークに来てよかったと思えた日。
アメリカ生活気づけば7ヶ月目。
生活に慣れてくると1日すぎるのがあっという間に感じます。
ニューヨークのマンハッタンには毎週末必ず遊びに行っているのに、まだできていないことがありました。それは、ブロードウェイを観ること!!!ニューヨークにきたら1番やりたかったことなのに、ブロードウェイのチケット代を観た時に値段が高すぎて、観ることから気持ちが遠ざかってました(笑)
が、もうアメリカ生活も残り少なく、1日も時間を無駄にできないと思い、ブロードウェイを観に行くことにしました!
ちなみに学生時代は演劇部だったこともありミュージカルは大好きです。これまでに日本で美女と野獣、アナと雪の女王、キャッツ、ウエストサイドストーリー、レミゼラブル、ブロードウェイでオペラ座の怪人、ロンドンでレミゼラブルとジャージー・ボーイズを見たことがあります。
チケット購入
せっかくならお得にチケットを購入したいと思い、今回はToday TixというアプリからRush Ticketというセールで購入しました。セール対象のミュージカルの中でで面白そうだった&Julietを選びました。
朝の9時にRushticketsのアンロックが解除かれるので、9時になった瞬間ボタンを押すとゲットできます。今回初めて使ったのですが、普通にゲットできました。
オーケストラ席の真ん中で47ドル!!!
他の日で同じ座席のチケット価格を調べてみたら166ドルだったのでなんと71%割引!!!!
座席
劇場は他と比べるとだいぶ小さいので、&ジュリエットを見る時は正直どの席から見てもよく見えるような気がします。
私は1階オーケストラ席の後方側中央でしたが、キャストの表情や衣装がしっかり見えました!
感想
さすがブロードウェイ。歌、踊り、舞台演出など全てが最高でした。ここからは個人的な感想です。
ストーリーは、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』のラストでジュリエットが死ななかったという「もしも」のシナリオに焦点を当てて、新しいジュリエットの人生が繰り広げられていきます。作者であるシェイクスピアと妻のアンが、ロミオとジュリエットのシナリオの中にも参加しながら話を展開していくストーリーが、映画とは違う舞台演劇っぽさをより感じて良かったです。
全然観るまで知らなかったのですが、これはコメディーです。終始笑える場面がいくつもあります。まるでアメリカのコメディドラマを観ているかのような感じ。アメリカのコメディのノリが分からない人でも、絶対この劇場の雰囲気の中で見れば自然と笑いが出てくるはず。本当に面白かったです。
このミュージカルはJukebox musicalというジャンルらしく、既存の楽曲を使ったミュージカルでした。これがまた最高。既存の有名な楽曲なはずなのに、なぜかストーリーとマッチしていて最高に盛り上がりました。バックストリートボーイズ、ケイティーペリー、プリトニースピアーズが好きな人は絶対好きなはず。クライマックスのケイティーペリーのRoarという曲の時はジュリエットの衣装チェンジがあったり花火がでたり、ダンスも力強い感じでとても印象に残っています。
ストーリーの内容について、映画Barbieに少し似ている気がしました。女性が自分自身の生き方を選択する感じ?ジェンダー的な要素もあり、いかにもアメリカ人が好きそうな自由を選択していくストーリーだったなと思いました。
ジュリエットの歌唱力が半端ないです。歌を聴くだけで惚れてしまうとはこういうことかと驚くほど。私は静かに鑑賞したいタイプなんですけど、ブロードウェイではみんな盛り上がったら一緒に歌ってます。そこが唯一残念だったところです。観客の歌ってる声で、全然キャストの歌に集中できない時が何度かありました。観客も一緒に楽しむという点では良いのかもしれませんが、私は苦手ですね〜
今回はマイナーなミュージカルを観てみましたが、最高に楽しめました。残り少ないアメリカ生活で、あと何回ブロードウェイが観れるかわかりませんが、アラジンとウィキッド、ムーランルージュは観たいと思ってます!
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