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地元の百貨店の思い出

 テレビをつけると地元百貨店の閉店の特集がなん度も流れた本日。
 閉店まであと一日の本日、私ももれずに行ってきました。

 藤丸デパート。地元では唯一の百貨店の閉店は、時代の流れを感じます。
 我が地元ではこちらのお店の包装紙であれば『間違えない!』と言われるお遣い物。札幌なら三越。地元なら藤丸(笑)です。

 初めてのバイトは、地元のベーコンやソーセージのお歳暮物を、こちらの包装紙に包む仕事でした。
 藤丸さんのロゴが真ん中に来るように包むのがポイント。曲がってももちろんダメ。最初は苦労しましたが、ベテランのお姉さんたちに教わって、3日目からはそこそこ良い感じに包めるようになって、半月でお姉さんたちには敵わないけど、数もこなせるようになった思い出があります。

 昔の藤丸百貨店の思い出もうっすらとあり、当時、藤丸→イトーヨーカ堂に父母と一緒に行った思い出が。
 地下に回るお菓子のコーナーがあって買ってもらったな。

 現在地になり、私が心躍ったのが
写真のこれ(笑)

 スケルトンエレベーターにも、心踊りましたが、このスイッチに当時の私はびっくりした思い出があります。
『こんな薄いスイッチでエレベーター来るの?』
 そんな思い出(笑)とにかく、何かもが都会な感じで、小さい頃は特別なお店でした。

 社会人になって、紅茶に興味がでてからは、地下でウェッジウッド等買ったな。

 そんなお店も、近年、やはり古く、そして寂しくなったなと思っていたら、新聞でデカデカと閉店のお知らせ。

 時代の流れとはいえ、寂しく感じます。

 広小路の珈琲屋さんも無くなって、着物屋さんも無くなって、カジノビルも行かなくなったな。母とよく行ったスパゲッティのお店や、その窓から見る風景。そこから母と靴屋さんやカバン屋さん、呉服店に行ってから、藤丸に行ってパンを良く買ったなと思い出した本日。

 気づくと、街中の映画館も無くなってしまったな。
 ボーリング場もあったよね。そして、明日はとうとう、街中のラウンドマーク的存在だった百貨店の閉店。

 地元が寂しくなったと感じながら、本日買ってきた、かま栄さんを食べた夕食でした。

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