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六月十七日 レモンスカッシュ、その他

六月十七日 レモンスカッシュ

 先週の土日につくったレモンのはちみつ漬け。レモンスカッシュにしたくて炭酸水を買ってきた。しゅわしゅわの中に浮かんでる輪切りのレモンをかじったら、なんとなくさみしくなった。なんでだろう。
 作りたてのときは苦みが強くてすっぱかった。その味は求めてたものだったけど、あんまりに主張が激しくてちょっと気後れしちゃう感じがした。少し経ったら、2人はいなくなって強い甘みが残っていた。あんなにわたしを置いてきぼりにした彼らも、いなくなったらそれはそれで少し恋しくなった。
 そして今日はなんと、ついに3人とも、すごくすごくマイルドな雰囲気をまとっていたのだ。食べやすいといえば食べやすいのだけど、なんだかあの、アンバランスな味も、あれはあれで良かったなあと思ってしまわせるような調和だった。
 人間って勝手なものだ、って頭の中に浮かんできた言葉は、今日読んだ寺地はるなさんの小説に出てきたものだな。感覚も言葉も、いつか出会ったものたちになぞらえて、わたしと世界を行ったり来たりしてるのかもしれないな。

六月十七日 きそくただしく

 規則正しい生活、の中に労働は必須なんじゃないかな、とか思ったりする。いや、労働を規則正しくするというのが必須なのかもしれない。2つの文章を書いただけなのに既に頭がこんがらがってきちゃった。
 毎日ほどよい時間に起きて、同じ時間に家を出て、5日間繰り返したら2日は休んで。読みたい本も勉強したいことも、見たい映画もいっぱいあって、、、なんか人生の中で今が1番たのしい気がする。でも好きな人がいるからなのかな。
 そうだったらいいな。


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