六月十六日 えいきょう

六月十六日 えいきょう

 ショーペンハウアーの「読書について」を、アマプラで読み始めた。まだ読み始めたばっかりなのにぐさぐさと今のわたしを刺してくることばかり。
 
 特に、本をたくさん読んでも、ただ知識を詰め込んだだけの考えるということができない人になってしまう(意訳)みたいな部分は、なんかこう、きた。今まさに、色んな本を読んで勉強していこうとしている時だったから余計に。
 
 本を読めばそこに答えが書いてあると思ってたから、自分で仮説を立てて答えを導き出してから読もうなんて考えたことがなかった。読むのと同じぐらい、考えるということが大事だなんてことを"考える"頭のお部屋もなかった。考える、ってとっても大事なことだけど、とっても難しいなって思った。お風呂でそんなことを思ってるうちに、考える時間をもっと増やしてもいいんじゃないかなって思ったら、自分の頭の中を文章に書き出してみたくなった。

 ごちゃごちゃしたまんまを形に出すのは、やっぱりとっても楽しい。誰かにわかってもらうように整理するのは、ちょっと窮屈でたいへんかも。とりあえず、自分のために、だね。

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