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フランスでお箏と10年ぶりの再会

今、フランスでお箏を弾いています。

まさかの嬉しい
箏との10年ぶりの再会がありました


そのお箏とは深い縁があります。
実はこのお箏、
はじめてお箏を習った時に
自分で買ったもの
でした。


そう11年前(当時2年半滞在した時)
フランスに行く時に、
お箏も持っていくことにしたのです。

お箏をフランスまで輸送するのは、かなり苦労したのを覚えています。飛行機に預けるにも、規定外サイズで、父に船便で送ってもらいました。当時、父は何も言いませんでしたが、数年前のある時、実家で郵送料金の領収書をみつけて、確か8万円ほどで思った以上に高額でビックリしたのを覚えています。

こんな苦労をしたものの、また私はバリ島に移住で、フランスを発つことになり、引っ越しの際にこのお箏を手放してしまいました。

それが、なんと10年ぶりに、
今回、再会できたのです!


どうやって再会できたか?

不思議なことに3年前の日本を出発する時、フランスのアンティーク店などで、もし日本のお箏があったら買えるかもしれない。。と荷物に数冊の楽譜とお箏の爪を忍ばせていました。フランスに着いてからは、どこかに閉まってしまい忘れてしまっていました。。

荷物に入れ持参した箏爪


当時は新しいフランスの生活がはじまったことや、次にコロナが流行したりで、すっかりお箏をひく夢は忘れてしまっていました。

でも息子がピアノを弾いているのを聞いいるうちに、私もお箏を弾きたい❣️と思うようになりました。

ある日、夫にふと言いました。
「フランスでお箏をどこかで見つけられるかな?」すると以前の引っ越しでお箏や様々な荷物の処理をしてくれた人に連絡してみるよ!と動いてくれていました。

そして日常に埋もれてすっかり忘れていた頃に連絡が入りました。

それも、たまたまパリにいる親戚に遊びに来ている時でした。なんと、あのお箏がパリのある方の手元にあると連絡を頂きました!私は南フランスの方に住んでいるので、パリまでかなり距離があるので、あまりにもの良いにタイミング良でビックリでした。

早速にお箏に会いに行きました。

そのお箏は、少し傷はあったものの
父が手作りしてくりた譜面台や、
お箏の箱、そしてお箏の爪、布カバーもありました。

お箏はあの時と同じ感じで
待っていてくれました。

父が作ってくれた譜面台もそのままに


大切に保存し使って頂いたお陰で、
再び会うことができました。
ほんとに感謝、感謝
ありがとうございました♡

そして、ついにお箏が
私の元に戻って来てくれました。

ほんとにあり得ない奇跡のような
ビックリ嬉しい再会でした。

楽器は生き物と言います。
大切にしていきます。
このお箏とともに
また私も成長していきます!

現在、息子のピアノとお箏のコラボ曲を編集して作成しています〜 

ピアノコンサートにて


お箏をしたい思い
心の中にある密かなワクワクで
今思えば自然と行動をしていました。

それは、フランスに行く時に
楽譜を荷物にいれて
でも途中、フランスに着いたら
存在も忘れてしまったけれど。。

それでも、また言葉にして
表現していく
ことから
あっという間に

奇跡の展開から10年ぶりの
再会を果たしましたよ〜

みなさんも
人や物との出会いの不思議を感じたことはないですか?

ご縁で繋がれることに感謝♡
また、よろしくお願いたします。

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