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埋もれているネタ

(;ー_ー)ゞ
 noteの記事やTwitterの玩具妄想など私がSNSへ投稿する創作モノは、過去のメディアや当時の時事や他の方々から受けた影響とかTRPGのMyキャラが元ネタだったりします。
 そんなアイディアの中から陽の目を見るモノもあれば、当然ながら埋もれていくモノもあります。
 そんな訳で今回は陽の目を見ず埋もれているアイディアを書き出してみようかと思います。

・『ゾンビハンターおじさん

(っー□ー)っ
 引用元にもある通り“スッキリ終わるゾンビ物”として妄想してたアイディア。ゾンビが蔓延る世界で女の子を庇ってゾンビに噛まれた男が、自らがゾンビ化するまで1体でも多くのゾンビを倒し続けるため1人でゾンビ達に立ち向かう話。
 割りとオチまで筋道が出来上がってたけど、フィギュア劇でやるにしても小説形式でやるとしても詳細まで仕上げることが出来ず断念した。

 話としては主人公の“おじさん”がゾンビに噛まれた後からが本番で、自身がゾンビ化するリスクを考慮して他の生存者と遭遇しても(助けた場合でも接触は最低限に抑えて)同行せず、ゾンビが音に反応するのと舞台が銃社会でもないため銃ではなく刃物や鈍器がメインである。空き家や無人の店舗から物資を漁って生き抜く日々に、庇った女の子に似ている少女と出会うことで隠れていた事実が明かされる……という内容。

・『分家と本家

( ^□^)
 昔TRPGで“ファンタジーで格闘家をやりたい!”という思惑から引用元のブレード&ワードでキャラクター作成してた時に、GMから「まだシステムに慣れてないから念気功呪は遠慮してくれ」という話になり、ルールブックに記載されていた暗殺者をベースに徒手空拳のキャラクターが“分家”で、後に作成した念気功呪使いのキャラクターが“本家”の元ネタ。
 此方はTRPGのMyキャラがモデルであるが故に背景や小話的なアイディアが暇潰し感覚で閃くのだが、特に話の大筋などは決まらず文章という形式には至らない程度である。

〖分家〗
 元々は徒手空拳の戦闘術を継ぐ一派だったが甲冑などの防具を着込んだ相手に対するアプローチが異なったので、“本家”と“分家”で派閥が分かれた。気を用いて打撃を磨き上げることで鎧に対抗する主流派となった“本家”とは異なり、装甲に覆われていない箇所や関節そのものを狙う技術を確立した派閥。練気の間が必要が無く寸鉄を帯びずに人を制圧可能な特性から、都会で暗殺を生業にする道を進んでいた。
〖本家〗
 前述の通り甲冑などの装甲を纏う相手に対し、気功を駆使した打撃技を用いて鎧を打ち破る術を確立した“本家”となった徒手空拳戦闘術の主流派。生命に起因する気を用いる技術なので、熟練していけば自身の体内で気を練るだけでなく土や木などの自然に宿る生命の気を練ることで、より威力が高い技を行使することも可能となる。それ故に自然が豊かな環境で本領を発揮するので、人里から離れた地で鍛錬し続けている。

・『塚の魔剣士と蔵の蠱通士(まじつし)』

( ・_・)ゞ
 最初の案は『魔剣士と虫遣い』だったけど、蠱毒の“蠱”という漢字に虫だけでなく「まじない」という意味もある事を知ったので「つ」と読める漢字を探して「蠱通士(まじつし)」と当て字した。此方もキャラクター等の必要な名称が思い付かず、話の筋道も決まらないので先に進められてない。

〖塚の魔剣士〗
 通常の武器では殺すのが困難な治癒能力を有する魔物を斬るために、“毒を以て毒を制す”と魔性の力を秘めた魔剣を用いて魔物退治を生業とする者。しかし魔性の力は担い手すら蝕む故に、人々からは忌むべき存在と見做される。怨恨や憎悪の念で魔性の力を宿した武器を彼等の墓場である“剣塚”に封じるのも、塚の魔剣士が成すべきことなのだ。
 ……が、この話では魔剣士に拾われて(遣るべきことも無いので)魔剣士に成ろうとする男が主人公なので、まだ半人前も良いところである。
〖蔵の蠱通士〗
 虫を身体に宿すことで得た能力を行使する虫遣いである蠱通士。彼等の中には宿した虫を最大限に活用するため人の姿から逸脱し、蜘蛛や百足のような異形に成り果てる者も少なくない。そのため蠱通士は自らが虫を宿していることを隠したり、平穏に暮らすため同じ境遇の者同士で集まり掟を定めて“里”を形成する。
 しかし掟を破り“里”を追放される蠱通士も居る。はぐれ者となった彼等は自らの生命線である虫を守るために“虫蔵”を造り、巣のような蔵で生活をする。

 半人前の魔剣士が剣塚で切らした素材を手に入れるため、その在処を知る蠱通士の下を訪れることから話が始まる……のだが残念ながら、その先の話が思い浮かばないw
 こんな感じで埋もれているネタを紹介したが、この先もしかしたらアイディアが閃いて陽の目を見たり、形を変えて別の物語の土台に成るかもしれない。
 それでは最後に蛇足ながら『ゾンビハンターおじさん』の隠されていた事実(オチ)を記します。まぁ居ないでしょうがネタバレ注意の方々、この先を読む際にはご注意ください。
 最後まで読んでくださり、ありがとうございます。



 では最後に、



 『ゾンビハンターおじさん』の



 隠された事実とは何か?



 これより先はネタバレ注意!



 ……いや気にする人は居ないだろうけど、念のためw



・『ゾンビハンターおじさん』のオチ

 実は“おじさん”、スマホの充電が切れたりラジオが壊れた後は、ゾンビ映画の定番である「通信網が機能停止する」という思い込みに囚われて経過日数の確認を怠っている。というかゾンビ化するのも時間の問題なので気にするだけ無駄だと考えていて目を反らしていた。
 なので本人は長くても1年程度と思っていたが、実は更に数年以上経過していた。つまり“庇った女の子に似ている少女”とは庇った女の子が成長した姿であり、噂で“おじさん”の活動を知ったことで事実を知らせに来たのだ。
 では何を知らせに来たのかと言えば、死体のゾンビ化を防ぐ方法が発見されたことからゾンビに噛まれた者の治療方法も確立したことで、人類の生存圏も拡がりゾンビによるパンデミックが終息しつつあることを、少女は自身を助けてくれた恩人に伝えたかったのだ(率直に言えば、もう“おじさん”がゾンビ退治を頑張る必要も無くなったので社会復帰して欲しいと願っている)。

 なお“おじさん”はゾンビの姿を見なくなると別の地域へ移動してしまい段々と首都圏内から離れていったので、去った後に首都圏で政治機能が回復していたことに気付いてない。またゾンビが居る地域では電力や通信機能は回復していなかったので、それも“おじさん”の認識不足に拍車をかけていた。
 そして“おじさん”はゾンビ化が発症してないか精密検査を受けるために首都圏へ帰っていく……というところまで話を考えていました。
 今度こそ本当にお仕舞いです。最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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