クリーン実験室|クリーンランゲージ|シンボリック・モデリング

相手のパーソナルな心理的スペースや世界観を尊重し、最大限まで前提を減らした「質問を使う…

クリーン実験室|クリーンランゲージ|シンボリック・モデリング

相手のパーソナルな心理的スペースや世界観を尊重し、最大限まで前提を減らした「質問を使う技法」クリーンランゲージや、シンボリック・モデリングについてご紹介しています。

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辿り着いたのは、銀河鉄道の始発駅|私の体験

こんにちは。 久しぶりの「私の体験記」です。 最初の私の体験はこちら。 そして、本日の余談は、シンボリック・モデリングやクリーンランゲージを旅して10年、私が辿り着いた場所についてのお話です。 私がたどり着いたのは、「銀河鉄道の始発駅」(メタファー)でした。 それが、私が10年かけてたどり着いた場所でした。 これはもちろん、ただのイメージ遊びではなく、現実的な話を現した「ある言葉」から展開されて生まれたメタファーです。 なぜ、現実的な話のままで話をしないかといえば

    • 2024年3月|シンボリック・モデリング イントロダクション3 days

      こんにちは。 本日は、2024年3月22日から24日まで、神戸を舞台に開催させていただく「シンボリック・モデリング」のイントロダクション3daysについてのお知らせです。 このコースは、クリーンファシリテーター レベル1認定の取得を希望される方にも対応できるコースになっています。 イントロダクションコースのきちんとした説明は、上のリンクからご覧いただくといたしまして、こちらでは、裏話などをご披露したいと思います。 こちらでもご紹介してきていますが、シンボリック・モデリ

      • 突然ですが・・・2/25(土)10:00 ちょこっとクリーン

        こんにちは。 1月に開催した「ちょこっとクリーン」。 ご依頼がありましたので、突然の日付で、再度開催します! ちょこっとクリーンの内容詳細はこちら。 日付です。 2/25(土)10:00- 突然ですが、もし、ピンとこられた方がおられたらぜひ。 お申し込みはこちらからお願いします。 ________________________ ちょこっとクリーンがおすすめな方 もっと気楽にコミュニケーションしたい。 人の考えていることがわからない。 共感に疲れた。

        • PR2Oフェスティバル

          こんにちは。 本日は、PR2Oフェスティバルのご案内です。 お急ぎの方は、こちらへどうぞ。 そして、まずは、PR2Oフェスティバルの、その「PR2O」は、どんな「PR2O」なのかと言いますと・・・ P(ピー)・・・プロブレム(Problem)。問題。その人の人生の中にある+その人が好まない、価値を認めないもの。困難や障害。 R(アール)・・・レメディ(Remedy)。問題を回避したい/解決したい/避けたいなどの望み。 「プロブレムの言葉+望む言葉」で表現される。 O

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        • 余談ですけど|私の体験
          5本
        • 初心者向け|サルワカ!クリーンランゲージの世界へようこそ
          12本
        • クリーンランゲージ&シンボリック・モデリング【学習者向け】
          3本

        記事

          ちょこっとクリーン

          こんにちは。 本日は、あなたの日常に、クリーンランゲージの世界をちょこっと取り入れるためのお手軽「ちょこっとクリーン」グループのご案内です。 主催は、クリーン実験室です。 クリーンランゲージは、グループでも使える、ひとりでも使える、仕事にも使える、プライベートにも使える、大変便利なコミュニケーション技法です。 筆者は関西人でございまして、価格にシビアな関西人気質を発揮して、続きましてはお値段です。 「ちょこっと」価格。 5000円 お支払い方法は。 銀行振込 ま

          文字を使ったクリーン・プラクティス

          こんにちは。 クリーンランゲージを構築したデイビッド・グローブは、実に色々なことを試した人でした。そして、そのほとんどには、空間と何らかの関係性が絡んでいました。 今日、ご紹介するのはその「何らか」の一つ。 「書き言葉」 つまり、文字、です。 文字と空間、そして、その人との関係性を見ていくことで、何か違いは生まれるでしょうか、生まれないでしょうか? やってみなくちゃわかりません。 というわけで、本日は、最近、クリーン実験室のプラクティス・グループで試して、「面白

          それはクリーンではありませんね|私の体験

          こんにちは。 クリーンランゲージのクリーンは、「自分の思い込みや決めつけで、他者の世界観を汚染しないこと」という意味があります。 この「思い込み」や「決めつけ」は、どこからやってくると思われますか? 本日は、つい最近発生した、私自身の「思い込み」や「決めつけ」が、私がファシリテートしたセッションに影響してしまったお話です。 それはトレーニングの中での出来事でした。 クリーンランゲージ&シンボリック・モデリングのセッションは、「あなたは何が起きればいいのでしょう?」とい

          メタファー・イン・マインドの参考図書

          こんにちは。 クリーンランゲージ&シンボリック・モデリングについて書かれた本で、現在、日本語で出版されている本はこちら。 この本の著者の方々が、元々、シンボリック・モデリングを教わったトレーナーのペニー・トンプキンス&ジェームズ・ローリーが書いた本は、こちら。 残念ながら、この本は、まだ日本語には翻訳されていません。 ただ、この本の参考文献に使われた本の中には、すでに日本語翻訳があるものもたくさんあります。 クリーンランゲージ&シンボリック・モデリングも、クリーンランゲ

          デイビッド・グローブってどんな人?

          こんにちは。 クリーンランゲージという「前提条件を最小限にまで減らした」質問を使うコミュニケーション技法について、時折お届けしておりますが、その技法の元々を開発された方のご紹介をうっかり忘れていました。 クリーンランゲージ、と名前がついたり、クリーンな質問を使ったりする技法は実にたくさんあり、さらに増えつづけている現状なのですが、彼は、その元になっている質問を人生の最後の25年かけて作り出した方です。 彼の名前は、デイビッド・グローブ。 私がクリーンランゲージを知った頃

          私の体験(3)|その「クリーン」はどんなクリーン?

          こんにちは。 本日は、クリーンランゲージの「クリーン」についてとりあげて書いてみます。 以前に、スタンダードな説明は一度書いています。 本日は、私の体験の中から得た言葉でそちらを書いたものをシェアします。 なぜ、私がこれを必要としたかを最初に説明すると・・・ 私が何度か耳にしたことがある同じ感想があります。「クリーン」の説明に対する感想です。 自分が教えた(というよりも、私が学んだことをシェアした感じ)生徒さんのうち、2人も同じことを言っていました。 「クリーン」の定

          私の体験(3)|その「クリーン」はどんなクリーン?

          【学習者向け】まとめ|クリーンランゲージ&シンボリック・モデリング

          クリーン実験室ホームページはこちらから (クリーンランゲージ関係の翻訳記事、学習サポートなど)

          【学習者向け】まとめ|クリーンランゲージ&シンボリック・モデリング

          (7)望みの種類:減らす望み vs 増やす望み #2

          こんにちは。 今回は、前回の続きで、減らす望みと増やす望みの違いについてです。 前回はこちら「減らす望みについて」です。 さて、では今回は、問題を減らす望み、レメディから、本当の望み、増やす望みであるアウトカムとの関係を見るところから始めたいと思います。 オフィスでよくあると思われるパターンを例に。 ご登場いただきますのは、このような悩みを抱えた皆さんです。 困った上司は、その人が抱えていて、なおかつ価値を認めていない存在ですので、 この場合、はっきり問題です。 この

          (6)望みの種類:減らす望み vs 増やす望み #1

          こんにちは。 本日は、初心者向けの方の記事をお届けします。 世界観についての話の途中でしたが、順番を入れ替えます。 「あなたは、何が起きれば好いのでしょう?」という質問から始まるクリーンランゲージ&シンボリック・モデリングの考え方の中で、おそらくは、日常ですぐ使えて、すぐお役に立つのは、この部分ではないかと考えたからです。 私が、セッションをしていても、この2つの望みと願いの違いに気がついていない方にはたくさんお会いします。 自分の願いが叶わない、自分の望みが叶わない、

          (6)望みの種類:減らす望み vs 増やす望み #1

          キャリブレーション|【学習者向け】|クリーンランゲージ&シンボリック・モデリング

          こんにちは。 本日は、クリーンランゲージ&シンボリック・モデリングのなんらかのトレーニングに出たならば、耳にタコができるほど言われる単語についてです。 キャリブレーション。 元の英単語は、calibration。 最近、日本語でも、時折、キャリブレーションとカタカナのままで表記されているのをちらちらと目にすることがあります。 意味は、業界によって、少しニュアンスが異なる意味で使われているような感じもします。 というわけで、クリーンランゲージ&シンボリック・モデリングで、

          キャリブレーション|【学習者向け】|クリーンランゲージ&シンボリック・モデリング

          4つのAND|【学習者向け】|クリーンランゲージ&シンボリック・モデリング|*一部修正*

          こんにちは。 今回は、すでに、クリーンな質問、そして、クリーンランゲージのセッションの流れを一通りご存知の方向けに、クリーンランゲージ&シンボリック・モデリングの考案者の一人、ジェームズ・ローリーによる”And”についての解説をお届けします。 お題は"And"そのものの役割について、です。 And それは、クリーンランゲージ&シンボリック・モデリングの中で、間違いなく、最多登場の単語!です。 私は一度、どれくらい使用されているのか、公開されているセッション記録の中で数

          4つのAND|【学習者向け】|クリーンランゲージ&シンボリック・モデリング|*一部修正*

          (5)メタファーと世界観について part.1

          こんにちは。 クリーンランゲージ&シンボリック・モデリングには、様々な使い道があります。 色々な場面で、クリーンな質問を使用することもできます。 その時、必要なことが、前回の<クリーン>です。 クリーンでなければ、クリーンランゲージでもないし、クリーンランゲージ&シンボリック・モデリングでもありません。ただの質問技法になってしまいます。 そして、今回取り上げるもう一つ。 この技法の大きな特徴の一つは、メタファーを使うことです。 今回は、ザクっと、メタファーについて、