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ポエ詩

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問うでない
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#朗読

枚挙

枚挙

空高く飛ぶトレー。強くなる風、リサイクルの背中を押す。留守電を長押しで聴く暇もなく、夕暮れは夜に染みつく。濃度を高めながら消え行き、立ち止まる点滅。また明るみに出るまで、皿として宙を演じる。

鍬

滅相もありません

ペンキ塗り立てです

自動ではありません

立て掛け式です

こんな問答は密葬

行く行くは好きなように

鱧の好きなように