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おすすめのシューケア用品などをツラツラと

あっという間の年度末ですね。また4月から忙しくなりそうで、戦々恐々としているこの頃です。

さて、今回は珍しくシューケア関連の記事を書いてみます。

これまでシューケアについて書かなかった理由は、至極シンプルに「語れるほど詳しくないから」です(笑)。

自分のシューケア方法はごくごく一般的なものですし、使用しているグッズもポピュラーなものばかり。

しかしながら、年ごとに少しずつ方法やグッズがマイナーチェンジしている面もあり、現在の方法などを備忘録的に残しておくのも悪くないかなと思い、筆を執った次第です。

とはいえ、さすがにケア方法について詳しく書くのも憚られるので、ほぼグッズ紹介的な内容となります。

ですので、ご覧いただいても何も内容はないかと思いますが、何卒ご容赦をお願い致します。

(少し脱線しますが、元々このnote自体、人様にご覧いただくためというよりは自分の備忘録として始めたものでした。しかし、最近思いの外、多くの方に読んでいただいているようで、大変嬉しく思っております。

VASSやジョーワークスなどの記事が結構読まれているようなのですが、中でも段違いにチャーチの値上げを嘆いた記事が読まれているみたいです。皆、チャーチの値上げに思っていることは同じなんねすかね(笑)

今後も超スローペースで書いていきますので、どうぞよろしくお願い致します🙏)

1 私のシューケアの基礎

シューケアの方法などについては、ネットで様々紹介されてますし、革靴愛好家が運営されているブログでも必ずと言って良いほど各々のやり方を紹介されているので、どれかご自身のフィーリングが合うやり方を参考にされれば宜しいと思います。

私は革靴沼に入った初期に、オールドファンならご存知、最高級靴読本の究極メンテナンス編を熟読し、基本的な部分を学んだ次第です。

基本的なシューケア方法はもちろん、(あくまで刊行時点のですが)各メーカーから出ている様々なケア用品が紹介されており、大変読み応えのある一冊です。

ケア用品ってそこまで入れ替わりがないので、今読んでも時代錯誤感はまったくありません。

私は革靴マニアの中では珍しく、鏡面磨きしない派なのですが、この本でマエストロの松室さんがクリームのみで仕上げる方法を紹介されており、今でも大変参考にしています。

2 現在のケア方法

あえて文字にするほどでもないですが、至ってシンプルな以下の流れを基本に。革の状態やプレメンテか否か等で適宜足し引きしています。

①ブラッシング
⇒②汚れ落とし
⇒③保湿・保油
⇒④クリーム塗布
⇒⑤ブラッシング、仕上げ
⇒⑥その他(ソール、コバのケアなど)

ここ何年かで、③の保湿・保油に時間(&お金)をかけるようになりました。昔はデリケートクリームをサッと塗るくらいだったのですが、後述のとおり今は革の状態などにより他のグッズも使ったりしています。


3 使用しているケア用品

上記の工程に沿って、使用しているケア用品をツラツラと。

①ブラッシング

初期にハンズで1,000円程度で購入した馬毛ブラシをずっと使ってます。

もっと毛足の長いカッコいい奴を買いたいなとは常々思ってるんですけど、買うタイミングを完全に逸しました(笑)。別に安価なものでも困ることはないですし。

以降にご紹介するケア用品とは別に、馬毛ブラシはシューラックに置いてまして、靴を脱いだ後にシャシャっとブラッシングするように心掛けています。

②汚れ落とし

汚れ落としは主に以下の二つを使い分けています。

■サフィールノワール レザーバームローション

サフィールのレザーバームローションは、前述の最高級靴読本で汚れ落としとしてオススメされていたため、昔からずっと使ってます。ローションだけあって保湿も同時にでき、革に優しいためどんな靴でも安心して使用できますね。

■ブートブラック ツーフェイスローション

一方、ブートブラックのツーフェイスローションは、クリームを塗り過ぎてしまったときなど、もっとサッパリと汚れを落としたいときに使用しています。

以前はモウブレイのステインリムーバーを使うこともありましたが、ツーフェイスローションの方が革に優しい感じがして、数年前から乗り換えています。

使用頻度としては、レザーバームローションがメインですかね。

③保湿・保油

一番奥が深い世界かと思われますが、確かに靴の状態を良好に保つためにとても大切な工程だと思います。

これもその靴の状態などにより、以下のグッズを使い分けています。

■タピール レーダーオイル

革がひどく乾燥してしまっているときなどに使用。汚れ落としにも使えますし、レザーソールのケアにも使う方もいらっしゃいますが、私は普通にアッパーの保油目的に使用してます。

天然成分で革に優しいとはいえ、塗布しすぎると革の健康を損なわせてしまうため、やっぱりオイルの使用は気を遣いますね。日常使いというよりは、本腰入れてケアしたいときに使用しています。

あとは、オイルはあくまで保油であるので、自分はタピールを塗布した後は時間を置いて、デリケートクリームも塗布して水分も革に入れるようにしています。

■クリストフポーニー レザーセラム

少しお高い商品ですが、結構革靴マニアに支持されていますよね。

タピールとはまた質感が異なり、より革靴がしっとりする印象。単なるオイルではなく、栄養分が豊富なんでしょうね、知らんけど。

スポイトで必要量を取ることができるのも、使い勝手が良いです。特にアッパーの履き皺が気になるときなどに、ピンポイントで使ったりしています。


■ブートブラック リッチモイスチャー

トロっとした質感で、塗布しやすく非常に良い使い勝手。

肝心の効能も、アルガンオイルやカルナバワックスなどが入っており、革を非常にしっとりと保湿してくれます。

簡単に言えばデリケートクリームとオイルのいいとこ取りという感じで、迷ったらこれを買えば後悔しないと思います。どんな革靴にも使えますしね。

■モウブレイ デリケートクリーム

なんだかんだデリケートクリームってとても重宝しますよね。サクッとシューケアしたい程度なら、保湿はデリケートクリームだけで済ませても十分ですし、水分補給という点でオイル系との合わせ使いもできます。

デリケートクリームも沢山種類があって、もっとプラスαの効能がある商品もあるかと思いますが、他のグッズと合わせ使いしていくならむしろシンプルなデリケートクリームが良いかなと思い、ずっとこれを使ってます。


それぞれ良さがあり、気分に応じて使い分けていますが、一番のオススメはブートブラックのリッチモイスチャーかな。一本あれば完結しますし、とにかく使いやすいです!


④クリーム

様々種類のあるクリームですが、大別すると油性、乳化性の違いでしょうか。自分の中で定期的に、油性クリームの気分と乳化性クリームの気分が交互にやってくるので、結局両刀使いになっています。

■サフィールノワール クレム1925

説明不要かと思いますが、余程のアマノジャクでなければ、油性クリームならクレムで良いでしょう。

クレムのニュートラルに関しては、汚れ落としであり、保湿用品でもあります。

(これを書いてて気付きましたが、クレムも結構値上がりましたね…。)

■TWTG シュークリーム

靴磨きの名店、THE WAY THINGS GOさんのオリジナル乳化性クリーム。数年前に発売され、結構話題になりましたよね。

乳化性クリームながら、仕上がりはツヤ感なども強くでるので、私のようなワックスしない派の人間に結構刺さるアイテムです。

小瓶でデザインも可愛く、値段はまあまあしますが今後もリピートしていくであろうシュークリームですね。


■ブリフトアッシュ THE CREAM

靴磨き界の雄、ブリフトアッシュさんのオリジナル乳化性クリーム。

先程のTWTGのクリームと比べると、磨いた後の輝きは少しマットな気がしますが、塗布する際のノビなどはこちらの方が使いやすい印象です。

全体的に優秀なアイテムであることは疑いがなく、ファンが多いのも納得です。値段がやや張る(でもTWTGとの容量差を考えると単価的にはそうでもない)点は気にされる方もいるかとしれませんが、乳化性クリームの中では◎な存在です。


■コルドヌリ・アングレーズ ビーズワックスクリーム

数年前に製造終了したはずなのですが、まだ普通に買えます。

こちらは油性クリームですが、クレムとはまた違った質感で、革の表面でビーズが輝くような表層的なツヤが出ます。

本当に個人的な感覚なのですが、表面で透き通るように輝くアニリンカーフと相性が良い気がしていて、クロケットのハンドグレードを磨くときに使用しています。


主に使用しているのは以上の四つ。しかしクリームは本当に種類があるので、今後も浮気しながらマイ・フェイバリットを決めていきたいですね。

なお、ほとんどのクリームは、クリームの後に鏡面磨きする前提で作られていると思いますので、ワックスしない派の自分はクリームを正当に評価できていない可能性が高い点はご了承ください。

ちなみに、昔はクリームを塗布する際にペネトレイトブラシを使っていましたが、今は指で塗るようになりました。なんだかんだ指の方が小回りが効くし、クリームの色の分だけペネトレイトブラシを揃えるのも煩わしかったので。

⑤ブラッシング、仕上げ

ブラシはショージワークス教に入信しましたので、すべてショージワークスさんのブラシで揃えています。(写真の他に、二つストックがあります笑)

■ショージワークス 豚毛ブラシ

見た目がオシャレなのも勿論ですが、ショージワークスさんのブラシはとにかく持ちやすいので重宝してます。

この豚毛ブラシはかなりしっかりとしたコシがあるので、チャーチなどのタフな革靴でもしっかり磨けます。

■ショージワークス 磨き用馬毛ブラシ

たぶんここ数年に買ったケア用品で、一番買ってよかったと思っているのがコレです。

前々から、アニリンカーフなどの繊細な革をコシの強い豚毛ブラシでブラッシングすることに、「革を傷めてしまってないのかな」と不安を感じていたのですが、このブラシはその不安を払拭してくれるアイテムです。

商品説明欄にも記載がある通り、馬毛ブラシならではのしなやかさが素晴らしく、繊細な革にも不安なく使用できます。

クリームを革の奥底に強く押し込む、というよりは、クリームを均等に全体へ行き渡らせ、表面で輝かせるようなブラッシングになるでしょうか。

かなり気に入っているので、あと今後もリピートしていきます。

■ショージワークス シャイニングブラシ

シャイニングブラシというと羊毛を使ったものがありますが、これは馬のタテガミを使用したブラシです。フワッフワして、触るととても気持ち良いです。

豚毛などでブラッシングした後にこれを使用すると、よりツヤっぽい仕上がりになります。

ただ、これも鏡面磨きの際に使用すると効果を最大限享受できると思われるため、私のようなクリームのみで磨く人間には必ずしも必要ないのかもしれません。

■BRIN 仕上げミット

シャイニングブラシより手っ取り早くツヤ出しできるのが、仕上げミットないし仕上げグローブですよね。

私はコスパ重視で、このBRINのミットをずっと昔から使っています。いつか、ふわふわの毛がたくさんついたお高いグローブを買ってみたいな。

⑥その他

鉛筆が…(笑)

■サフィールノワール ソールガード

レザーソール用のオイル。雨に降られたソールが乾燥した後などに、保湿のために使ったりしています。

まあでも、タピールとかがあれば代用できますし、そんなに効果を実感することもないので、リピートはしないかもしれないですね。

■モウブレイ モールドクリーナー

梅雨のある日本で革靴生活を送るなら、マストなアイテムだと思いますね。カビが生えてしまった後の対処にも使えますし、カビの予防にも使えますので、持っていて損はないです。

布に噴射するなどして革靴の内部に塗っても良いですし、シューラック全体の空間に吹きかけても良しと、非常に優秀なアイテムです。

■丸い鉛筆

私は新品の革靴に、シワ入れしてから履く派なのですが、シワ入れで使う棒に悩まれた方はいませんか?(笑)

どういうシワを入れたいかによって、適する棒の形状も変わると思いますが、私は親指付け根から水平に入るシワが好みです。

これを実現するためには、長く細い棒が望ましいと思われ、また丸い棒であればアッパーの革に傷や凹みがつくこともありません。よって、長年の研究によって、丸い鉛筆に辿り着きました(笑)。

■レザーマット

靴磨きの際は、レザーマットを敷くようにしています。A2サイズを購入しましたが、靴二足おけるので丁度良かったと思います。

■タイムボイジャー

これら膨大なケア用品はタイムボイジャーに収納しています。

4 気になっているアイテム

以上のアイテムをだいたい使っている訳ですが、近々買ってみたいなと思うアイテムたちはコチラ。

■タピール レーダーフレーゲ

これ以上保湿系のアイテムを増やす必要はあるのか、という感じですが、オイルに比べて様々なシーンで使いやすそうで気になってます。

■コロニル シュプリームクリームデラックス

これも保湿系かもしれませんが、コロニルのシュプリームクリームはファンの方も多く、色々なところでオススメされているので、いつか使ってみたいと思っています。

■雨用シューズカバー

(シューケア用品ではないかもしれませんが)これは「気になってる」ではなく、本当はすぐにでも買いたい商品なのですが、急な雨に降られたとき用のシューズカバーが欲しいんですよね。

しかし、リンク先の商品に限らず、こういう系の商品で私のデカ足に合うサイズが無く、買えず終いでおります…。いつか、大きいサイズの商品に出会えますように…。

■サフィールノワール ミラーグロス

散々ワックスしない派と書いてきましたが、実は最近、そろそろデビューしようかと思案しています!

オジサンになってきたので、今なら鏡面磨きが少しは似合うようになったのかな、と。こっそりと練習に勤しもうかも思ってます!

5 終わりに

一応まとめますと、ケア用品のオススメは、ブートブラックのリッチモイスチャーとショージワークスさんの磨き用馬毛ブラシです。

また、最近のシューケアでの楽しみは、「汚れ落とし⇒保湿・保油⇒クリーム」の流れを、靴やその日の気分で使うアイテムを変えること。無数の組み合わせ方があって、仕上がりがいつも楽しみです。


私は正直あまり靴磨きにご執心という訳ではないので、シューケアの頻度として4〜5回履いた後、あまり履かない靴なら3ヶ月に一度くらいでしょうか。あんまりやりすぎても、靴に負荷をかけてしまいますしね。

個人的には、磨き上がったピカピカの革靴を見て興奮する、というよりは、シャカシャカと磨いている時間は無心でいられ、日常の喧騒から離れられている気がしてリラックスできる点が好きです。

工程、使うグッズは人それぞれだと思いますが、少しでも参考にいただければ幸いです。

それでは、また〜。


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