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デリバリーだってSDGs?!

NYブルックリンで出張時によく聞いた言葉、「サステナブル」。
日本ではやっとSDGsが認知されてきたと感じますが、ブルックリンでは「地球環境を考え、持続可能な供給や関係性」が重視されていました。
ブルックリンが区を挙げて生産者のブランドやアクションをサポートする、そんな体制が整っていたと感じました。

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Brooklynのフリーマーケットより

今日の投稿は筆者が最近知った、見かけた嬉しい取り組みです。
一つはNYからリユース出来る容器で届けるデリバリー会社Deliver Zero(デリバー・ゼロ)。
もうひとつは、調理で必ず仕様するラップをリユース出来るみつろう生まれのaco wrap(アコラップ)です。

Deliver Zero(デリバー・ゼロ)

テレワークも定着して、デリバリーを利用する機会も増えていますね。
街では色とりどりのバッグを担いだ、自転車やバイクの配達員さんとよくすれ違います。
日本でもラーメン屋さんが岡持ちでメニューを運び、回収用に玄関先に出している食器を見たこともありますが、最近はどうなのでしょうか?

筆者の経験では紙のボックスでリサイクルを呼びかけるところもあれば、ほとんどがプラスチックの容器やカトラリで運ばれてきています。
Deliver Zeloのファウンダーによると、10億もの使い捨て容器が製造され、運ばれ、捨てられているとの事。
そこで彼らが設立したのは、リユース出来る容器でデリバリーするというポリシーを持つ会社です。

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容器は6週間以内に次回のオーダー時に配達員さんに返却する、或いはDelivery Zeroの提携レストランにドロップオフするという仕組み。
もし容器を自宅で使用したければ3ドル25セントで買い取る事も出来ます。
"By New Yorkers for New Yorkers." -by Delivery Zero
非常に優れたシステムですね。
ぜひ活動をグルーバルにひろめていただきたいです。

Co-founderのAdamからのメッセージ

公式サイト:Deliver Zero(デリバー・ゼロ)

aco wrap(アコラップ)

京都発のみつろうラップは、食品保存用のリユース出来るラップです。
展示会でお会いした社長の浦川篤子さん、商品には「made in Japan」へのこだわりや、フェアトレードの素材を使用する等の工夫をされていました。
つい手にとりたくなるパッケージのデザインも素敵ですね。

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公式instagramより

実はたまたま通りかかった都内のお店で大展開されており、今回の記事の中で取り上げさせていただきました。
いつかまたお会いできる事を楽しみにしております。

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展示会で筆者が撮影したaco wrap。
野菜等の素材とも馴染みのいいビジュアルですね。
テレワークでお料理は趣味になった男性も増えたとか。
ぜひサステナブルなキッチングッズも使用しましょう!

公式サイト:aco wrap(アコラップ)


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