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買わなくなったもの・お金をかけなくなったもの

「無理してお金を稼ぐとストレスが溜まり、ストレス解消にはお金が必要になる」という最悪のループにハマってしまっていませんか?
かつて私はそういう状態でした。しかし1年くらいかけてようやく「お金もかからずストレスがまったくない暮らし」を実現できました。

キッカケは四角大輔さんの言う「ミニマム・ライフコスト」という概念との出会いです。

■ミニマム・ライフコストとは
「自分や家族が健康的に生活するために必要な最低限のお金」のこと。これさえわかれば、「これ以上は無理して稼ぐ必要はない」ということに気づくのと同時に、ムダな出費こそがもっともハイリスクな行為、という「お金の本質」を知ることもできる。
(モバイルボヘミアンより)

この概念を知ってそれまでの生活スタイルに危機感を覚えました。

そこでさまざまなライフコストを見直し、いろんなものについて買ったりお金をかけたりするのをやめました。これまでに私が買ったりお金をかけたりするのをやめたものをリストアップします。

服と靴

去年、知り合いにパーソナルカラーをアドバイスされたこともあり、似合わない色の服や靴を思い切って大処分!そして、似合う色のものを必要な分だけ揃えることにしました。今持っている服は、黒・紺・グレー・青・ピンク・白の6色だけ。形も、セーター・パーカー・Tシャツ・ワンピース・スカート・ジーンズを各色最大1枚ずつだけと決めています。靴は黒のみで、スニーカー・サンダル・ブーツ・フォーマルをそれぞれ1足ずつ。無駄に買わないので、買ったのに着てない・全然履いてないものがなくなりました。
その前からコンマリさんの影響でミニマリストだったのが、さらに深化しましたね。1着買うなら1着処分。持たないことが買わないことの第一歩です。

家賃

以前はゆったりめの1DKに住んでいましたが去年引っ越して1Kにしたことで、ぐっと家賃が下がりました。そもそもミニマリストになれば家も小さくてOKなんですよね。物を減らしたおかげで狭いはずなのに広々感じます。
しかも小さい部屋なら職場に近いエリアでも予算内で見つかり、ギリギリ徒歩通勤ができるように!満員電車に乗ることが最大のストレスの一つだったので、固定費が下がったうえで生活の質が上がって、大満足です。

電車賃

徒歩通勤になったためこちらも合わせてかからない生活に。まあ、会社員だと定期代が支給されてプラマイゼロになる項目なのかもしれませんが、電車通勤じゃなくなるといつのまにか電車に乗らないことが前提の生活スタイルになって、通勤以外でかかっていた電車賃もかからなくなりました。都内なら、意外と歩いていける近所でなんでもできるものですね。

ヨガ代

運動不足解消とストレス解消のためにホットヨガを習っていたのを去年仕事をいったん辞めたタイミングでやめました。その後再開しようかなと思ったこともありましたが、運動不足は徒歩通勤で毎日40分くらい歩いていれば解消できちゃう。徒歩通勤は前述の通り電車通勤と違ってストレスゼロ。ヨガしたければ自宅ですればいいし、スタジオ代ってけっこう高いので再開しないことにしました。

もともと読書が大好きで月に10冊は買っていたのですが(すべてKindle)、近ごろは図書館を使うようにして、買わなくてもたくさん読めるようになりました。図書館は最高です!自分で買っていた頃にはあまり目を向けなかったジャンルの本もたくさんある。
図書館派になったのは電車通勤じゃなくなったこととも関係があります。前は電車通勤中に片手で読書するためにKindleを使っていました。徒歩通勤だと本を読みながら出勤するのが難しいため、通勤中ではなく週末にまとめて読書するようになり、図書館を使うようになりました。

ペットボトルの飲み物

前の会社はウォーターサーバーがなかったので毎日ペットボトルの水を2本くらい買ってました。朝はコンビニの100円ホットコーヒーもよく買っていたため、飲み物代だけでもバカにならない出費が…。今の会社はウォーターサーバーもあるし(水もお湯も出る)、コーヒーメーカーもあるので、飲み物は自分たちで用意してタンブラーに入れて飲むようにしています。
前はよく飲みかけのペットボトルを家に持ち帰ってきてキッチンがペットボトルだらけでボーリング場みたいになってしまい、それを片付けなきゃと思うこと自体もストレスでした。今はタンブラーを会社で洗って置きっぱなしにしているので家の中も散らからずに済んでいます。

ランチ代

前の会社は六本木のど真ん中にあり、周辺のランチの相場は1000円前後。週1でお弁当を持って行っていたものの、250人くらい社員がいても冷蔵庫は120Lくらいの小型のやつが1台あるだけ・電子レンジも1台だけで、お弁当生活には不向きでした(今は変わったみたいですよ)。それで毎日ランチは外食していたわけです。食べるのが好きなのでそれでもよいといえばよかったのですが。
今の会社はキッチン完備!米パスタ食べ放題!月に1回は社内ランチ制度あり!最強の福利厚生です。食べるのは相変わらず好きなのでたまには外食しますが、代官山もランチの相場は六本木とあまり変わらないので、ときどき自炊すると大幅に出費が減ります。仲間も料理好きが多くて、材料費を出し合って大量調理していることもあります。

夕ごはんの自炊の食費

2年くらい前からなんとか食品廃棄ゼロにしようといろいろやった結果、「土日に月曜と火曜の分も作る」「水木は乾麺で済ます」「金曜だけは悪いごはんOKの日(ファストフードとかコンビニごはんとかを悪いごはんと呼びます)にする」と全部の食品を使いきれるようになりました。急に会食や飲み会が入ってもこれならうまく調整できます。
これも実現できたのには転職が少し関係しています。前は仕事が忙しくて帰宅が夜遅くなり、疲れて作る気が起きず食材が無駄になることが多々ありました。今は仕事もそこそこの時間に終えて帰れるので多少は作る余裕があります。それでもやはり働いていると平日はあまり時間がないので、土日にまとめて作るのは必須テクです。

飲み会代

ストレスが溜まらなければ変にお酒が必要になることもなく、しっぽり味わう飲み会ができます。すると何杯も飲まなくてよくなりました。それからすっかり家飲み派になりました。飲み屋と比べて家飲みはとっても安上がり。しかも親しい人との仲がより深まる!ほろ酔いでジェンガとかするのが楽しいです。

ストレスがなければお金はかからない

振り返ってみると、買わなくする・お金をかけなくするためにやったことは、この5つなんだと思います。

1. 持ち物を減らす
2. 社会資源を活用する
3. 自分でできることは自分でする
4. 仲間と分け合う
5. 時間を持つ

一方でこの5つが逆の状態になると、ストレスを感じる。たくさんの物に囲まれて片付かず、社会資源から遠ざかり、自分でできることに取り組めず、仲間と離れ、時間がない…とてつもないストレスですよね。結局のところ、ストレスが金食い虫の正体だったようです。

最近はストレスがなくなったせいか体調もよく、風邪を引くこともなくなりました。そうすると医療費もかかりません。

今年はさらに見直せることがないか考えつつ、この暮らしを維持することを大切にしていこうと思います。それから少しずつお金・心・時間の余裕ができてきてやりたいことにもっと挑戦していけたらなと思います!

#note書き初め #ミニマリスト #持たない暮らし #ストレスマネジメント

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