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"もの" より "こと" の時代。留学の意義。「ありがとう」と「すみません」と「お願いします」について。

留学の紹介をしていると「英語がまったく話せないから不安です・・・」とか「話せなくても留学ってできますか?」っていうご相談をよくいただくんですが、結局のところ人柄が大事なのって世界共通で、まったく話せなくても人柄がいい人って絶対大丈夫なのです。どの国でも「ありがとう」と「すみません」と「お願いします」さえ言えればみんなに優しくしてもらえる。だから、

「まったく話せなくても『thank you』と『excuse me』と『please』の3つさえ言えれば必ずいい留学ができます。これなら中学1年生で習っているのでみなさん言えると思います^^安心してくださいね。」

って言ってる。

でもこの3つが出てこない人って意外と多い。むしろけっこう話せる人ほど出てこなかったりする。そういう人は日本語でも「ありがとう」と「すみません」と「お願いします」が出てこない。もはや語学力の問題ではない笑。

「ありがとう」と「すみません」と「お願いします」を日本語でも自然と言えるタイプの人は、現地でかなりいい体験をして帰ってくることが多いです。ジュニア留学でもシニア留学でもそうです。いわゆる”大当たり”と言われるような優しいホストファミリーと出会ったり、先生や友だちにもめちゃくちゃ親切にしてもらったり。運の良さというより運を惹きつけることができる人柄の良さが幸運に導いているんだろうと思います。

「今度はお互いの国で会おうね」と言える友だちが海外にできること。
「また会いに来てね」と言ってくれるファミリーが海外にできること。

英語力を伸ばす方法や英語力を測る方法はたくさんあるけれど、ほかの英語力を伸ばす方法ではなかなか得られないこうした貴重な出会いこそが留学の意義です。この出会いがまた次のステップへのモチベーションになります。世界平和にもつながります笑。そうした出会いを生み出すのが、「ありがとう」と「すみません」と「お願いします」なのです。

これからの時代は "もの" より "こと" と呼ばれていますが、留学という "こと" がよりよい世界を作っていくと本気で思っています。だから私はもっと多くの人に留学してほしいと思うし、身近な人が全員留学するまでやり続けるだろうなと思います。みんな令和の時代も留学行ってね。

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