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【AI×プレゼン】効率的な1分間を実現するプレゼンGPTsを作りました

映画ハイキューに終始涙した、澁谷です。

「AI×プレゼン」
このタイトルを見て、皆さんはどんなことを思い浮かべますか?
時代はAIの波に飲み込まれ、今やプレゼン資料の作成にもAIの力が必要不可欠になっています。
しかし、AIをどのように活用すれば良いのか?AI使って、わずか1分間のプレゼンで相手に強烈に印象を残すことができるのか?むむむ…!

\この記事で解決できるお悩み/
●短い時間で効果的なプレゼンを行いたい
●プレゼン資料のデザインで悩んでいる
●AI技術をプレゼン資料作成に活用したい

この記事では、こんなお悩みを持つあなたに、AI技術を使った効率的なプレゼン資料作成の秘訣と澁谷の苦労と想いを紹介します。

短時間で最大の効果を生む1分プレゼンの重要性

ビジネスシーンで「時間は金なり」とよく言われますが、それを体現するのが「1分プレゼン」です。

ビジネスの世界はスピードが命。

重要な会議で、多くの案件が議題に上がることがあります。ここで、長々と話している時間はありません。短時間で、しかも効果的に自分のアイデアを伝えることが求められるわけです。短い時間で相手にインパクトを与え、記憶に残すことが重要なのです。

エレベーターピッチの成功事例

「エレベーターピッチ」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、エレベーターの短い乗車時間内に、自分のビジネスアイデアを投資家に伝えるテクニックです。
例えば、有名なスタートアップ企業の創業者が、たった1分のプレゼンで大きな資金調達に成功したという話はよく聞きます。これは、限られた時間内で要点を絞り込み、相手の心を掴む力があったからこそ。
ポイントを押さえたクリアなメッセージングがビジネスに直結するのです。

ビジネス会議での効果

実は、1分プレゼンはビジネス会議での効果も絶大です。
例えば、プロジェクトの進捗報告や新しい提案をする際、短時間で要点を伝えることで、聞き手の集中力を保ち、議論を活発にすることができます。
これは、SNSの投稿で言えば、限られた文字数の中で伝えたいことを簡潔に表現するようなもの。
要点を押さえ、余分な情報は省く。そうすることで、相手に深く印象を残すことができるのです。

そうなんです!
「1分プレゼン」の重要性は、ビジネスの効率化と影響力の増大に直結します。エレベーターピッチのような成功事例や、ビジネス会議での効果を見ても明らかですね。

そうか。ビジネスをより加速させるために、このプレゼン資料をなんとか効率的にかつ簡単に作れるものを考えねば。。。
1分で語れるスクリプトを自動でできないかな…

これが事の発端。もしかするとChatGPT使えばできるかも!
と淡い想いと下心で開発に着手。プロンプトを駆使して「1分でプレゼンくん」なるものを完成させた。

実際にテーマを入力し、スクリプト完成〜Canvaでプレゼンスライドデザインまでの模様を動画にまとめたもの↓

この「1分でプレゼンくん」というGPTsは、ユーザーが入力したテーマに基づき、効果的なプレゼン構成を提案。
PREP法(結論 - 理由 - 具体例 - 結論)に沿った構成で、各部分が15秒、20秒、15秒のタイミングで構築されることで、1分間という限られた時間の中で最大限の効果を発揮する内容を作成します。

短時間で伝わるプレゼンの需要は日々高まっており、特にスピード感が求められるビジネス環境や、アイデアピッチの場面ではこのツールの必要性が際立ちます。「1分でプレゼンくん」は、このような状況下でユーザーが確実に相手に自身の考えを伝えるための強力なサポートを提供するものとして誕生しました。

「1分でプレゼンくん」の機能と利用法

「1分でプレゼンくん」の最大の特徴は、ユーザーが入力したテーマに基づいて、効率的かつ効果的なプレゼン構成を瞬時に提供すること。
このGPTsは、ユーザーの提供する情報を基に、テーマに合った魅力的なタイトルを生成し、その後、PREP法に基づくプレゼン構成を提示。

このプロセスでは、結論、理由、具体例がそれぞれ15秒、20秒、15秒の範囲内で語られるように構成され、プレゼンターは短時間でありながら、ターゲットに対し1分間で強烈な印象を残すことができます。

だけど、さらに悩みが出てきます。

口頭ならこれでもいいけど、ついでにプレゼン資料も上手く作れるようにできないかなー?

という事で次の開発へ。イヤイヤ、これもChatGPT使えばできるかも!

完成!「1分でプレゼンPREP資料化くん」

できました!
「1分でプレゼンくん」から抽出されたポイントをスライドデザインに反映させる仕様に。表紙タイトル、テーマ、ポイントなど、ごくごくシンプルではあるけど、プレゼンに必要な情報をプレゼンスライド用に落とし込むフレームをまとめるGPTsが完成。

どーやってプレゼン資料を作るんだよ!

ツッコミ受け付けます。20年以上デザインに携わっている私としては、正直この領域はもう少し先だと思ってます。
ここまでの作業をデザインも込みで1発で出力しようなんざ、そんな夢のようなものはありません。甘くないんですよ!楽しちゃダメなんですよ!

とはいえ、きっちり仕組みを練りました。
そう、Canvaです。
Docに1分でプレゼンPREP資料化くん」の原稿を流し込んで、プレゼンテーション資料を作成をポチッと。これでプレゼン資料のフレームは完成。

テーマを入力してプレゼン資料フレームが出来上がるまで、なんと3分22秒。デザインは少し時間を要するけど、バラエティに富んだCanvaのテンプレを使えばあっという間です。
流し込んだCanvaのデザインはもう終わってます。とてもじゃないけどこのままは使えない。というわけで、ここは自身の経験を活かしてサラサラっと作り完成させます。

今までの仕事が大幅に効率化できました。もう一度ご覧ください↓

多様なシナリオで活躍する「1分でプレゼンくん」

「1分でプレゼンくん」は、様々なシーンでその価値を発揮します。どのようにしてこのツールを活用できるか、具体的な例を3つ挙げてみましょう。

  1. 営業プロフェッショナル:営業の現場では、クライアントに対して短時間で製品やサービスの魅力を伝える必要があります。「1分でプレゼンくん」を用いることで、営業担当者は製品のキーポイントを的確に抽出し、限られた時間の中で最大限の効果を発揮するプレゼンテーションを行うことができます。

  2. 教育者:教師や講師は、授業やセミナーで短時間で効果的に情報を伝達する技術が求められます。このツールを活用することで、教育者は複雑な概念や理論を簡潔に要約し、学生や受講者の注意を引きつけることが可能になります。

  3. コンサルタント:ビジネスコンサルタントは、クライアント企業に対して短期間で結果を示す必要があります。「1分でプレゼンくん」を利用することで、コンサルタントは戦略や分析のエッセンスを短時間で効果的に伝え、クライアントの理解を促進しやすくなります。

これらの例からわかるように、「1分でプレゼンくん」は多様な職業やシナリオで活用可能です。営業から教育、コンサルティングまで、あらゆる分野で効率的かつ効果的なコミュニケーションを実現するための強力なツールとなるでしょう。

楽をするんじゃない。効率良く仕事をするのです

AIを使いこなすことは本当に難しいことです。私自身も使いこなしているわけではありません。
ただ、自分自身の仕事を効率良くやるためにどんなことができるか?
ということを突き詰めた結果、ChatGPTの活用を考え、GPTsでうまいことやりたいことを実現したまでです。

資料作りで悩んでいる人もたくさんいるでしょう。今回はそんな人たちのためにAIをぜひ活用して日々のお仕事を効率化しましょうね。
というお話でした。

「1分でプレゼンくん」は、AI技術を活用して、短い時間で最大の効果を発揮するプレゼン資料を作成するための革新的なツールだと考えてます。

このツールを使えば、どのようなプレゼンシーンでも、聴衆に強烈な印象を残すことができます。営業から教育、コンサルティングまで、幅広い分野での活用が期待できる「1分でプレゼンくん」。
今後は、この仕組みをさらに発展させ、3分プレゼン資料作成ツールや、AIでアウトプットまでできるプレゼン資料作成GPTsを作り、多くのプレゼン難民、プレゼン資料難民を支えていきたいと思ってます。

弊社では、広報領域を中心にパワポデザインや営業活動で必須のピッチ資料、伝えるために必要なプレゼンテーションについて、これからの広報デザインを考える会社です。

広報や採用、プレゼン、デザインなどにお悩みの企業さまが「1分でプレゼンくん」を利用できる環境が整うまでは、ご相談はメッセージをいただけると幸いです。
AIではなく、我々が人間らしさを溢れさせながらご対応いたします。

自然農園 澁谷でした。では、また。

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