都議選2021予測 江戸川区
7/3予測最終更新 7/15振り返り加筆
今週は投開票日を7月に控え、各党の候補者擁立が最終段階に入った都議選の現時点における予測を出したいと思います。
まずは我が江戸川区。早速ですが、かなりの激戦が予想され、非常に予測が難しい選挙区となっています。その理由を分析と合わせて書いていこうと思います。
選挙区紹介
江戸川区の定数は5です。人口の割に定数が少ない選挙区でもあります。
国政は大部分が東京16区に属し、小岩を中心とした一部地域が東京17区に属しています。
地形は平坦ですが、荒川と江戸川による地理的に分割、東西線・新宿線・総武線といった交通による分割によって、生活圏が中央・小松川・東部・篠崎・小岩・葛西と分かれています。
過去の選挙結果。それぞれ上位5名が当選者です。
候補者紹介
都民ファーストの会
田之上郁子 田の上いくこ twitter
50歳 女性 2期目現職 連合組織内候補
千葉県出身。JAM東京千葉の組織内候補として、一貫して民主系政党に所属し続けるも、2017年に離党し都民ファーストの会に参加。小池批判を強める上田令子氏とは対照的に、熱烈に小池都知事を応援している。
事務所：宇喜田町
公明党
竹平千春 竹平ちはる twitter
50歳 女性 新人
江戸川区東小松川出身。江戸川区議を2期務める。区議時代の地盤は小岩南部から篠崎北部にかけて。同エリアで訪問看護師として働いていたこともある。68歳となった都議現職・上野和彦氏の後継として出馬。
事務所：松島1丁目
無所属 自由を守る会 推薦
上田令子 twitter
55歳 女性 2期目現職
台東区出身。みんなの党公認で当選し、2017年の都民ファーストの会結成にはファーストペンギンとして、音喜多駿氏と二人、真っ先に参加する。同年、音喜多氏ともに離党。その後、音喜多氏と喧嘩別れに。地域政党自由を守る会を再設立し、代表に就任。
事務所：船堀2丁目
自由民主党
宇田川聡史 宇田川さとし
56歳 男性 4期目現職
江戸川区出身。都議6期、衆議院議員1期務めた宇田川芳雄氏の子息。葛西地域を中心に強固な地盤を持つ。都議会自民党幹事長などを歴任する。
事務所：東葛西1丁目
大西洋平
43歳 男性 新人
江戸川区松島出身。衆議院議員現職の大西英男氏の子息。ちなみに、宇田川芳雄氏も大西英男氏も島村一郎氏の秘書を務めていた。本人は区議を2期務める。前回区議選は6位当選。
事務所：松江1丁目
日本共産党
原純子 twitter
56歳 女性 新人
世田谷区出身江東区育ち。都立江戸川高校を卒業している。衆院選東京9区や参院選比例などに出馬するも落選。71歳となる現職都議・河野百合恵氏の後継として出馬する。
事務所：中央2丁目
立憲民主党
よぎ twitter
43歳 男性 新人
インド・マハーラーシュトラ州出身。2012年に帰化。2019年の江戸川区議選にて初出馬で5位当選している。
事務所：東葛西6丁目
日本維新の会
丸山玲子 twitter
68歳 女性 新人
江戸川区出身。東京16区から出馬予定である無所属・中津川博郷氏の秘書・最側近。
事務所：南篠崎町1丁目
過去情勢のまとめ・分析
過去三回の都議選江戸川区の結果・相対得票率を表にまとめた。
また、江戸川区の政治状況についても見ていきたい。以下は衆参の比例票の相対得票率である。
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？