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#1 シティの機材紹介!ベースアンプ【Markbass Little Mark 250】

 初めまして!渋谷の老舗リハーサルスタジオ、スタジオペンタ渋谷シティサイド店長のマッスルと申します。四六時中店にいるアフロっぽいアイツです。
 この記事では当店、スタジオペンタ渋谷シティサイドの機材やお得情報、はたまた趣味嗜好に偏った音楽雑談までとりとめもなくマイペースに更新していこうと思っておりますのでよろしくお願いします。

 さて、記念すべき1回目はベースアンプの「Markbass Little Mark 250」を紹介していこうと思います。

 皆さんは「ベースアンプ」と聞いたらまずどのメーカーを思い浮かべますかね?やっぱり王道のAmpeg?老舗メーカーのHartke?はたまたくるりの佐藤さんが使ってるAguilar?(オレくるり大好きですねん)人それぞれぱっと出てくるメーカーは違うと思いますが、ここ10年近くでメキメキと知名度と信頼度を上げてきてるメーカーがこのMarkbassじゃないかなと思います(あくまで個人的観点です)うちでもお客さんのご指名No.1のベーアンとなっております。
 余談ですが私の好きなミニマルファンクバンド「Vulfpeck」のジョー・ダートも使用しており、自分は結構それでMarkbassが好き、って部分も大きいかも。

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 では早速ツマミを見ていきましょ。

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 この左右にGAINとMASTERのつまみがありますが、EQのつまみは

LOW / MID LOW / MID HIGH / HIGH

という並びになっており、その横に何やら見慣れない

VLE / VPF

 というつまみがついております。ひとまず通常のEQ部分ですがここにまずありがたいつまみが。てかひらがなで「つまみ」って書いてると酒が飲みたくなってくるのでカタカナのツマミに変えますね。

 改めてありがたいツマミが、ベースの音作りで肝になってくるMIDのツマミがLOWとHIGHと2つついておるという点なんです。他のベースアンプでも付いているものがあるので決して珍しい訳ではないのですが、これが有る無しでだいぶ音作りのしやすさが変わってきます。因みにEQそれぞれの周波数帯は

LOW...40Hz MID LOW...360Hz MID HIGH...800Hz HIGH...10KHz

となっております。MIDのふくよかさ、粘りの部分と、コリっとした抜けの部分までちゃんと音作り出来るようになってるんです。便利。実際に弾いた動画あるのでそれはツイートに載せときますんでそっちで確認してみてくださいな。EQは全て12時のフラット(Little Markは12時のところが+-0です)ベースはシティのレンタルFender JapanのプレベをVol、ToneをそれぞれMAXで指弾きしております。

 さらに先ほど登場した何やら見慣れない

VLE / VPF

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 のツマミですが、これはざっくり言うと「このつまみ一つでめちゃ音のキャラ変えれまっせツマミ」です。全くありがたみを感じないネームセンスで申し訳ないのですが、VLEのツマミを回すとハイの部分がカットされ70,80'sファンクのような太くて丸い音になります。モータウンのようなモコモコサウンドですね。
 VPFの方はMIDをカットしLOWとHIGHを強調する所謂「ドンシャリ」サウンドに変えてくれるツマミです。ハリが出てスラップしたら非常に気持ちいい。
 難しいEQ調整が必要なくこの2つのサウンドが作れるのも非常に便利っすね。
 リチャード・ボナはこのツマミ両方をちょっとだけ(9時ぐらいまで)上げて音圧をプラスしたりするのに使ったりしてるらしいです。そんな使い方もあるんやねぇ。面白い。

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 そんな感じで音作りの幅も広いオススメベースアンプ「Markbass Little Mark 250」でした!
シティには他にもベースアンプたくさんあるのでじわじわ紹介していこうと思います。とりあえずウチに来たベーシストさんは漏れなく全てのベーアンを試してみて欲しいですね。レンタルはもちろん無料ですんで、はい。

 ではまた!

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