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[Fast Review] サンフレッチェ広島vs横浜F・マリノス2021/09/11




こんにちは、こんばんは。としおです。

苦しみながらも3発の理不尽を以って
敵を制したマリノス

前半にあった前進方法と
理不尽な3発にまつわることを
書いていこうと思います。





スタメン・サブ

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※黒い⇄は前節から代わった選手



マリノスは2週間ぶりの試合。

19勝5分3敗、得60失23(+37)

現在勝ち点62で2位(27節消化)

直近5試合は4勝1敗、得16失3(+13)


鹿られて無敗が14で止まった。

得点も17試合ぶりに無得点となった。

いいリスタートをきりたい。

攻撃陣に期待がかかる。




広島は中5日

8勝12分7敗、得31失27(+4)

現在勝ち点36で10位(27節消化)

直近5試合は1勝3分1敗、得7失4(+3)

平均:1.15得点・1失点


リーグ最多の引き分け数を誇る広島。

失点はしないが点も沢山取れない。

組み立ての要ハイネルを欠いているので
まずは守備からリズムをつかんできそう。

今回は点取らなくていいからね!サントス!



1つ効いた前進方法


広島は自分のマーカーに強くしつこくプレス
をしかける守備を好むチームで
この試合も積極的に敢行し守備からリズムを
掴もうとしていた。

4-4のブロックと5-4のブロック
ボールの位置や流れを参考に使い分けていた。

画像2

城福さんとしてはなるべく4-4のブロックを
使いながらマリノスの組み立てを阻害して
ショートカウンター狙うという筋道。

チアゴが前日に怪我して急造のCBコンビ
だったこともありまあプレスがハマってた。


そんな広島の守備を逆手にとった前進方法があった。

前半の3分35秒ほどから始まるプレー。

画像3


相手のサイドの選手[18番と2番]
引っ張り出すことで背後のスペースを増やし
そこをボランチの扇原が利用したもの。

チャンスにはなりえなかったが
中央ではレオが佐々木と1v1の状況だったので
折り返すことさえできれば..な感じ。


広島が前から人に強く来るなら
縦へ一気にひっくり返す。

そんな狙い。

ここでボランチが飛び出たことが
良かったように思う。
1度マークされた扇原が長い距離の裏抜け
をすることで受け渡しの部分が
上手くいかなくなることも起こりうる。

(マークしてたのが青山だったから
受け渡しの判断は早かったけど!!!)


まあこのプレーも先制されたことで
広島全体の重心が後ろに傾いて
背後が無くなり押し込むのが容易になり
見る機会はなかった。

ただこのプレーを渡辺皓太辺りに
やらせたらすんごいハマりそう。


流れが傾く

レオに衝突したことで土肥が
足を怪我してしまい負傷交代したところから
広島がほころび始める。


奪っていざカウンターを仕掛ける

シュートで終われず中途半端な奪われ方

マリノスの逆カウンター

疲労から押し込まれる


という広島からすると嫌な展開に。
リードしたという心理状況から
すこし全体的に気持ちが下がった。


あと目立ったのは
10分の實藤からかっさらって2v1を作った場面、
52分にあった青山から野上へフラスルが通った場面

等々、広島はゴールに向かうプレーにおいて
消極的な選択
を取るなあと見ていて思った。

中途半端に攻撃が終わり
高い位置から整った状態でマリノスの
組み立てを阻害出来ず簡単に自陣に侵入される。

段々とマリノスに流れが傾く結果となった。




3発の理不尽



惑星直列ならぬ坊主直列

マルコスへの寄せの甘さから生まれた坊主直列。




セットプレーを直接合わせて決めたのは今シーズン初。


2020シーズン、アウェイ川崎戦での畠中以来。
なちぃ。




POWER FK

一緒に見てたお父さんと思わずやば..
と口を揃えた一撃。


波に乗ってんなあ!てのが分かるゴールだった。

2014W杯のダヴィドルイスが決めたFK思い出した...


直接FKを決めたのは2019の
ホーム湘南戦でのマテウス以来。
2年ぶり。
(リーグ戦のみでの算出)


AJには今年決めてほしいなという思いが
沸々と湧き上がってきました。



マリノスとしては珍しくセットプレー絡みで
点を取り勝つことが出来た。


これから苦しい流れの中に置かれても
勝ち切るためにはセットプレーを決めることが
大切だと思うのでこれからも洗練していってほしい。


最後に


土肥に対するレオのファールで最終的に膝の辺りを
踏んでたから焦った。そりゃ城福さんもキレる...

あの負傷が分水嶺だっただけに。


優勝した時にもあったような
理不尽な得点が取れるようになってるなと思う。

次の名古屋は前回対戦ではワクチン接種した
選手の不調や連戦からの疲労で100%の状態では
なかったよう。


今回もACLとの連戦だが
ホームで続けてなので状態もいいはず。
一筋縄では行かない試合になる。

チアゴが戻ってこれるか不明なので
高丘、DFラインがいろいろな確認ごとを
再確認して挑みたい。


ここまでお読みいただきありがとうございました。


また次回もよろしくお願いします。








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