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自分の意志で動く事が難しいっておかしくない?

東大生の休学が増えており、2022年の休学者が2008年と比べて185%となっている。周りに流されずに自分の意志で動く為に、スペインにインターンをした女性学生の記事が紹介されていた。

私は全ての人間は、好きに生きれば良いと考えている。そこに本来縛る物はないはずなのだ。
やりたい事があるのならやれば良いし、人生で実現したい目的があるのならすれば良い。
しかし、単純で当たり前にあるはずの事が出来ていないのが現状だ。
よく考えてみると、自分の意志で動くのに休学までする必要があるのが驚きである。

多くの人はエスカレーター式に人生を送ってきた。学校に就学し、会社に就職したり経営をしながら働き、余生を過ごして人生を終える。自分の意志はそのエスカレーターの中で局所的には発揮する事はあるのだろうが、大枠の人生設計が前提として決められているのが事実だ。

これを疑う人は少なかったが多くの人がこれに異を唱える様になってきた。例えば堀江貴文さんを筆頭に、認知科学者の苫米地英人さん。結果として多くの人達が生まれた時から人生設計が決められている事に気付く事になった。

YoutuberやTiktokで稼いだり、スモールビジネスでキャリア形成をするのが一般的ともなってきている。ビジネスとは所詮は金を稼ぐ為の手段である。大企業に就職しても、稼げる金額は就職した時点で決まっている。好きに生きやすい時代にはなってきている。

その中で「休学」の選択肢を取る事は、やはり生まれた時から決められている人生設計、エスカレーターの様な枠組みを疑っているからだろう。

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