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生理がショックだった

男性と女性の違いは色々ありますが、やはり生理があるかないかの違いはとても大きいと思います。
早い人では小学高学年、遅くても高校生や10代のうちに初経を迎えますが、私は生理が来たのが中2の時でした。

小学4年生のある授業で、学年の女子と男子で別の部屋に集められ生理の授業が行われました。
生理とはなんなのか、なぜ来るのか等々
なんとなく生理というものがあるというのは知っていたもののそこで初めて色々知ったように思います。

男子がどういう授業を受けたのかは知りません。
しかしその授業を境になんとなく男女では体に差があり、なんとなく生理が恥ずかしくて、男子に笑われるもののような感覚がありました。

少しずつ周りの友達にも生理が来たと聞き、そんな生理がいつか私にも来てしまうのかと、徴兵令がいつ来るのかのような恐怖を感じて生きていました。(大袈裟笑)

成長が遅い方なのか私は中2の時に初経が来ました。
ショックでした。このショックだった感情が何かと言うと、「ああ、私も女の子だったんだ…」と言うものかと。女だと自覚してはいたものの、その事実を念入りされているようでした。

そしてその時おばあちゃんがうちに来ていたのですが、めでたいと言って夕飯に赤飯を炊いてくれたのです。

初経が来たら赤飯を食べるという風習はなんなのか。ただでさえ来てしまってショックだというのに。めでたい?何がめでたい。
しかも飯。あの色と同じ赤い色のご飯なんて誰が食べたいか。お父さんも弟も知ってしまう。泣いておばあちゃんに文句を言ったのを覚えています…(今となっては笑い話ですが、おばあちゃんは悪くないのに申し訳ないです笑)

ナプキンの違和感、漏れるかもという不安、腹痛、最初は不規則で数ヶ月に1回来る程度ではあったけども、慣れるまでは恥ずかしくて仕方なかったです。

今色々なところで生理についての考えを見ることができますよね。女の体として生まれたからには向き合わなければいけないものですが、生理は決して恥ずかしいものではないという事を声を大にして言いたいと思います。

なぜ生理という単語を隠して異性に気を使わなければいけないのか。生理痛は私もひどい方ですが、月に1回生理痛でどうしようもなくなるのに「生理痛が酷くて...」という事を恥ずかしくていえないとか。「生理前で甘いもの無性に食べたくてさ」と言ったら男友達に「生々しいな笑」と言われたこともあります。確かにわざわざ言うべきでないのかも知れないけど、私は恥ずかしい事じゃないと思っているので隠す必要もないと思っています。事実なので。

正直今の日本で、特に10代の子達での生理や体のことに関する空気感はわからないです。もしかしたら恥ずかしい空気感がまだある反面、理解のある男の子達もいるのかもしれないと思います。
生理の辛さはその人によって違います。軽い人もいれば重い人もいるし、恥ずかしい人もいれば恥ずかしくない人もいます。
必ずしも全ての女性がそう望んでるとは限らないので対処は人それぞれですが、、、
もしこの記事を男性が読んでいるのだとしたら、大切な友達・恋人・娘さんに生理が来た時、少しだけその大切な人達に対して奇異の目で見るよりかは、普通のことなんだ、特別なことではないと思って頂けると良いのかななんて思います。

#生理 #女性 #ジェンダー

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