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軍歴証明書を取り寄せてみる(3)


軍歴証明書の申請が通る

2021年8月27日 電子申請受付通知

軍歴証明書受付通知
電子申請受付通知のメール画像

 前回の8月13日から待つ事2週間、軍歴証明書の電子申請が確認され、必要な書類や手筈の詳細がWeb上にて案内された。

 東京都から取り寄せる「軍歴証明書」に必要な案内は以下の通り。

・軍歴証明書交付申請書
 ※Word文書に必要事項を書き込む(Word、手書きどちらでも可)
・旧軍人(様)と請求者(様)との関係が確認できる戸籍謄本等(改正原戸籍)
 1.軍人当時の本籍地及び生年月日が記載されているもの
 ※旧軍人本人による申請の場合は1のみ
 2.請求者(様)と旧軍人(様)の続柄が確認できるもの
 ※続柄「子」であれば自身の戸籍謄本で可能だが、子の子、つまり孫などは旧軍人の「子」の戸籍謄本も必要となる
・請求者(様)の身分証明書(健康保険被保険者証、運転免許証等)の写し
 
※写しとはコピーのこと
・定額小為替(1部400円)
 ※発行手数料。400円×発行部数分を郵便局で購入
・返信用封筒
 ※返信用封筒には、軍歴証明書のほか、申請時に送付した戸籍謄本や身分証のコピーも同封されるため…
 ・A4の紙が複数枚、三つ折りで入る大きさの封筒(レターパック可)
 ・返信用封筒には宛名を記載し、普通郵便料金94円+簡易書留料金320円=414円分の切手を貼り、予備分として46円分の切手を同封する事(未使用時には返還)
 ※自分は返信用の料金形態がややこしい事と、返ってくる資料がどの程度の大きさや厚みなのかもわからなかったので、「レターパック」を返信用封筒の代わりに同封した(各欄には自分の住所や宛名を記載する事)。案内にも返信用封筒の代替に使用可能であると明記されている。なお、様々な資料と定額小為替を送付する「封筒」もレターパックに置き換えないと、返信用レターパック(半分に折って入れる)が入らないので要注意。

 宛先は案内に記載されている「東京都福祉保健局 生活福祉課 計画課 援護恩給担当」様宛に送付する。
 東京都以外の場合の宛先は「軍歴署名書を取り寄せてみる(1)」のURL参照。また電子申請が出来ない自治体もあるため、まずは電話にて「(旧軍人名)の軍歴証明書が存在するか」を問い合わせの上、存在する場合には必要書類等を要確認の上で申請する。必要書類は「東京都」の場合と大きな差はないものと思われる。

兵籍資料閲覧(写しの交付)のご案内

 軍歴証明書とは別に「兵籍資料閲覧(写しの交付)のご案内」というものもあり、これもまた貴重な資料な事と、軍歴証明書と同時に申請すると、確認のための資料、戸籍謄本や身分証明書のコピーなどが1部で済むため、是非とも同時申請をすることをお勧めする

 兵籍資料閲覧(写しの交付)に必要な案内は以下の通り。

・兵籍資料提供申出書
 ※Word文書に必要事項を書き込む(Word、手書きどちらでも可)
・軍歴証明書と同時申請時は、旧軍人の「戸籍謄本(除籍謄本)」、請求者の戸籍謄本、請求者の身分証明書のコピーは、軍歴証明書分と共用になるので、改めて発行・同封する必要はない

 ここで少しわかりにくい説明があり…
 「金額など詳細については後日お送りする決定通知書にてお知らせします」「申込書」と「提供手数料1枚10円×交付枚数分」と「返信用封筒」が必要という文言。

兵籍資料提供の通知

2021年9月10日 兵籍資料の提供について

兵籍資料の通知
兵籍資料の提供についての案内

 これは上記の通り、軍歴証明書の申請書類が関係部署に届いてから、後日判明するので、申請時にはわからなくても問題はないのだが、
・「○枚提供できますので○円を現金書留で送付してください」との通知書(上記画像)とともに、住所氏名などを記入する「申立書」が封書で届く。
・「○円」はそれぞれ異なるため、要確認
・○円が例え「20円」であっても現金書留は基本料金+435円するので注意
 ※現金書留封筒代金は21円、郵便料は基本料金+435円
・返信用封筒は「軍歴証明書」に同封してあるもの、或いは自分の場合レターパックを同封していたので、そちらを使用するため不要との旨記されていた。自分としては返信用封筒に指定された金額の切手を貼って、予備分を同封することなど、ややこしさが増す事と、返信用切手の金額と差分がほぼないレターパックを返信用封筒代わりにすることを強くお勧めする

 資料によれば「軍歴証明書」「兵籍資料閲覧(写しの交付)」は、関係部署に申請書が届いてから、約2週間かかるとのこと。
 また「待ち」の時間へと入った。



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