妊娠をもっと快適にできないか〜人生で最も辛い2ヶ月にある今〜

2回目の小さな命がお腹にやってきた。3週あたりからそういう気がして、体調不良になる前にと、高級中華食べ放題などに妹を借り出し必死で出かけていたのも束の間。

つわりおばけは「第二子の時はない、軽い」を節に願っていたにもかかわらず、パワーアップして日々の私を苦しめる。妊娠悪阻の診断、飢餓状態、脱水状態からの医療介入。食べれない飲めない、やっと一口食べると後ろから首を絞められるような不快感が襲う、地獄💓

意味もないのに僅かな希望を求めて「つわり、辛い」と日本語、英語で100回はググっているんじゃないか。

何かの記事で「つわりは人生で最も辛い2ヶ月だ」とあった。病気じゃないから辛い、と。色んなご意見があろうが今の私には刺さりまくりで首がもげるほど頷ける。

今日は何が食べれるだろう
今日は水が飲めるかな
今日は何回吐くかな
仕事どれだけできるかな
今日突然無くならないかな

そんな気持ちで起きる朝がしばらく続く。憂鬱すぎる。

つわりゼロだった母は「妊娠は個人的な状況だから社会は冷たいのよね」という。なんとなく言いたいことはわかるが、借金を次世代になすりつけばらまき政策している、世界で最も高齢化が進みつつ対策ゴテゴテなこの国の超少子化問題を真剣に考えると、不妊治療への支援のみならずできる政策がもっとあるんじゃないかと点滴が落ちるのを見ながら思ったりするわけなのよね。

少子化対策は色々講じる術があろうが、渦中の「つわり」問題からまず考えてみたい

「つわりは50-80%の妊婦がなります、じきにおさまります、メカニズムはきちんと解明されていません」

ぐぐリまくるとこういうのを頻繁に目にする。「メカニズムがわかってないのは研究者の怠慢だ!!」なんて冗談言って旦那を笑わせていたが、ごく稀に母体が危険で中絶せざるを得ないことがあるらしいが、稀すぎるのであろうし、この「じきにおさまる」が実にトリッキーである。

んが、しかし、この2ヶ月続くどうしようもない我慢大会は体力と気力をすり減らし、QOLの急激な低下を引き起こす。以下仮説

・つわりが辛すぎて仕事を辞めている人いるはず(経済損失)
・家族の理解がなく無理している人いるはず
・職場の理解がなく無理している人いるはず
・ちゃんとしてる妊婦もいるから、と自分を精神的に追い込んでいる人いるはず
・食べれない、元気ないによる消費活動の低下あるはず(実際私は習い事やめた)
・つわりにより、子どもを複数持つことを諦めた、戸惑った人いるはず(通常統計では経済的な理由が圧倒的だが)

これらの数字を出して世の中変えていけないだろうか。この問題は、妊婦間でグラデーションがあるのも妊娠した人全員を「女の味方」につけられない難しさがあり、数字的にはインパクトがない可能性大の気もする。

米国人の友人につわり辛いよねーというと「こっちは薬がガンガン処方されるから大丈夫なのよ」

そっこーググったよね。なぜPMDAよ厚労省よ認可しないのだよ(涙)承認の遅れって日本は顕著で、たとえばがんなど大病を患った場合、いい薬が海外にあることを知っても日本にないという理由で苦しんだり命に関わったり。。。患者さんたちが必死で薬剤承認働きかける気持ちがわかる。

仮に、このつわり症状が一律、全妊婦にあっておまけに男性も全員経験するとなったら。。。政策は一瞬で変わると思う、仕事一律休みとかね!(斎藤工のネトフリドラマが楽しみ) 数の論理と男社会と妊娠は病気じゃない、に苛まれるが明日から政策変わらんので、

お腹の愛おしい豆ちゃんと自分を大事にすると決めて無理を絶対しないと誓う。