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2留既卒で就活した話

こんにちは、すみれです。プロフィールにも記載してあるように私は2回留年して内定がないまま卒業しました。卒業後就活をし、内定をいただくことが出来ました。今回の記事では、私がどのようにして就活をすすめていったのかについて述べたいと思います。もし「留年して人生終わった…。」「内定もらえないまま既卒になってしまった…。」という方がいましたら、多少は参考になるかもしれません。留年したって既卒になったって大丈夫!両方経験している私が言うのだから間違いありません。

1、就活をすすめていく心構え

留年や既卒になる方の中には色々事情があると思いますが、大きく分けて2種類に分類できると思います。

まず1つめが何かに打ち込んで(アルバイト、サークル等)出席が疎かになったり、就活自体あまりしていなかった人。2つめが精神状態があまりよくなく、孤立し授業や就活の情報を手に入れることができなかった人。

正直1つめのパターンの人は世渡りが上手い印象があるので、なんだかんだ人脈や運があって就職もさほど苦労せずできるのではないでしょうか。問題は2つめの人です。自分は1つめと2つめの中間に当てはまるタイプでしたが、最初の一歩を踏み出すのがなかなか大変でした。大学ではある程度就活の面倒を見てくれるとは思いますが、積極的に行動しないと情報が入ってこないと思います。何からはじめたらよいのかわからないという方は、まずはキャリア支援課に行き情報を入手しましょう。(既卒の場合は利用できないかもしれません)きちんと事情を説明すれば、親身になってくれると思います。一人で就活をしていくのは大変です、利用できるところは上手く活用していくことが大切です。

日本では、就活が上手くいかなかったことによる自殺者がある程度います。それほどまでに就活という物は負担が大きいです。そのため、一人で乗り越えようと無茶をしないでください。確かに、留年や既卒はプラスに働くことはなかなかないと思います。けれども、落ち込まないでください。あなたの良いところを見てくれる会社は必ずあります。1、2年の遅れなんて取り返せます。就活において一番大切なことは、”自分の心の持ちよう”と”どれだけ行動したか”です。

2、就活のすすめ方

私が就活をはじめたのは今年の2月頃でした。実は単位修得がギリギリで授業が月曜日から金曜日まであったので就活に割く時間を確保するのが難しく、卒業がほぼ確定した時期からはじめました。まずはじめに私はキャリア支援課に行き、就活を全くしていなかったのだが何からはじめたらよいのかわからないと正直に話しました。その後、大学担当のハローワーク職員の方を紹介して頂き、求人に応募しながら適宜面接対策等をしていきました。以下ハローワークを利用した私の感想です。

〔ハローワークのメリット、デメリット〕
【メリット】
・ハローワークは公共の職業紹介所であることから、求人数が膨大
・大学を卒業してから2、3年以内であれば「新卒応援ハローワーク」という新卒専門のハローワークを利用することが出来る
・担当者がつき、求人についての詳細や面接対策を行ってくれる

【デメリット】
・求人数が多すぎて選ぶのに時間と手間がかかる
・企業によっては、「ハローワークからの紹介状」の提出を求めるところがあり、いちいち手配するのが面倒
・担当者によってはすぐ連絡が取れなかったりする

私は個人的にハローワーク利用があっていないと感じたため2社応募して落ちた後、留年・既卒向けの就職エージェントを利用することにしました。就職エージェントは3社利用しました。そのうち1社はあまり合わないと感じ利用を止めてしまったので、省きます。

①マイナビジョブ20‘s
【メリット】
・大手マイナビが運営していることもあり、それなりに希望に合わせた求人をしょうかいしてくれる
・面接対策についてはまとめた資料をもらえるので、それを参考に自分なりに準備していくことができる
・お見送りだった場合の改善点やアドバイスをしてくれる
【デメリット】
・そこまで大きなデメリットではないが、一度断った求人を再度すすめられたときは少し困った
②ウズウズカレッジ
【メリット】
・就活における自身の大切にしたい点(休日や残業時間、給与等…)を尊重してくれ丁寧にヒアリングをしてくれる
・こまめに連絡をくれ、些細なことでも相談しやすく疑問点はすぐ解決することが出来た
・面接対策を一緒に考えてくれた
【デメリット】
・特になし

結果として、
ハローワークからは2社(全社お見送り)
マイナビジョブ20‘からは7社(全社お見送り)
ウズウズカレッジからは1社(内定)
という形で私の就活は幕を閉じました。

受けた業種としては色々興味があるものを受けましたが、やはり自分が出来そう・続けられそうな業種を選択するのがよいと思います。
いくら福利厚生や給与が良くても、入社してやっぱりついていけない・なんとなく合わないといったミスマッチは未然に防ぐに越したことはありません。

留年・既卒向けの就職エージェントの利用は個人的におススメです。やはり、留年・既卒向けに特化しているので独自の悩みや面接での受け答えなどを相談しやすく、よいアドバイスをいただけると思います。ただ、個人個人相性はあるので、複数サイトを同時利用し自分に合うのはどこか見極めながら判断していくのがよいかと思います。

3、自分の立場を理解する

これは、エージェントの方が仰っていてハッとさせられたので共有したいと思い書きます。「自分の立場を理解する。」これは、留年・既卒というのは色々事情があるにしろ他の大学生とは同じようにできなかったことからその状況になってしまったわけで、このことを理解しなければいけません。

留年・既卒になってしまう人の特徴として、完璧主義・危機感がない・自ら行動できないなどが挙げられます。(これは私個人の経験則に基づくものであってすべての人にあてはまるわけではありません)そのため、面接ではプライドを捨て、誠実さ・必死さをアピールしましょう。留年・既卒になってしまったことを受け入れ反省した態度を見せつつも、明るく謙虚にふるまうことが大切だと思います。ネガティブすぎても楽観的過ぎてもいけない、というのはなかなか難しいと思いますがあとは慣れです。

4、面接について

留年・既卒になると面接でほぼ100%理由を聞かれます。ここはきちんと答えられるようにしましょう。そこから学生時代の頑張ったことや、大変だったことなど聞かれるかと思います。面接は各企業ごとに聞かれること・所要時間が異なるので模範解答がありませんが、面接が終わった後の反省が大切だと思います。また、企業によっては性格診断・筆記テストがあるので多少準備はしておいたほうが良いかと思います。面接はとても緊張するものですが、相手も人間なのでそこまでビビる必要はありません。お見合いのようなものなので、落ちたとしてもまた次があります。会社は星の数ほどありますので…。

5、まとめ

ここまでざっくりと私の就活体験をもとに大切だと思った点や感想をつらつらと述べてきました。途中途中で言っていますが、あくまで個人の感想なので100%鵜呑みにはしないでください。こういうパターンもあるんだなぁ程度の認識でお願いします…。

留年・既卒になってしまったことは多少は悪いことかもしれませんが、その後の自分の行動次第でなんとでもなります。私は留年して辛かったときはよくインターネットで「留年 就活」「留年 人生終了」「留年 クズ」とか調べていました。今思うとなぜこんなことをしていたのか分からないのですが、こういった行為は余計自分の首を絞めるこだけです。暗い気持ちになるのはとてもよくわかります。ですが、勇気を振り絞って前に進んでください。意外とやってみたら上手くいくかもしれません。ネガティブなことばかり考えても、行動しなければ何も新たに得ることは出来ません。この記事が少しでも誰かの背中を押すことができたら嬉しいです。読んで下さり、ありがとうございました。

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