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「好き」についての話

今回は私の「好き」について綴っていこうと思います。
↑上の写真は目白にあるカフェアコリットさんに行った時のものです。内装がかなりファンシーな上にカワイイ食器まで選べるのでぜひ行ってみてください。

1、私が好きなもの

私は洋服が好きです。洋服については今までいろいろなジャンルに挑戦してきましたが、根本的なところは変わっていないと思います。昔から、フリフリした可愛らしい服装が大好きでした。
小学校低学年の頃はメゾピアノが大好きで、ことあるごとに強請ったものです。メゾピアノを含むナルミヤブランドの洋服はそれなりにお値段のするもので、成長の早い小学生に着せるにはいささか高価なものだったと思います。祖母と買い物に行ったときはよく買ってもらっていました。ピンクを基調とした可愛らしい服は、私の心を鷲掴みにし魅了しました。クラスメイトの中には、エンジェルブルーやポンポネットを着ている子もおり、当時の小学生女子たちの憧れの的でした。
高学年になるとクラスメイトの女子たちの間では「ちゃお」や「なかよし」といった少女漫画雑誌が流行りました。それと同時に原宿にちゃおスタイルショップなるものが出来、オリジナルのアパレルブランドを展開していきました。残念ながら、現在はないみたいですね。漫画の中に出てくる洋服を実際に販売することもあり、私は心惹かれました。親に買ってもらったワンピースはかなり気に入って着ていた記憶がありますね。

中学生になるとピンクラテやリズリサが好きになりました。ただ、日曜日しか私服を着ることがなかった上、お小遣いはわずかだったので、誕生日やクリスマスと言った特別な日に買ってもらうことが多かったです。友人らと原宿に行き服を見るのが大好きでした。安い値段の服でも当時の私にとってはなかなか手が届かず、悩みに悩んで一着を選んでいました。

大学生になると毎日私服登校になり、当初は服装に毎日悩んでいました。質より量を重視し、アルバイトをしながらセールを駆使し服を買っていました。一年生の頃、自分が着ていたアースミュージックアンドエコロジーの服と全く同じ服を着ている生徒がいて少し気まずくなったことがありました。それ以降、私は原宿系や地雷系(量産系)の服が好きになり、リッスンフレーバーやWC、アンクルージュ 、jamie ankを好むようになりました。リボンやレース、フリルを身に纏うと「自分は無敵だぞ。」という気持ちになれましたね。

そして今。私はロリィタにハマっています。いや、実はもっと前から着たかったんですけれど。ただ、ロリィタ服は高価なお洋服なんですよね。頭からつま先まで正規ショップで購入すると10万は超えますね。それ故、気軽に買うことができませんでした。また、親に何か言われるのではないかと不安だったこともあります。そこで、原宿系や地雷系を着ることである程度親の目を慣れさせておくことにしました。今のところ、特に何も言われていませんが微妙な顔はされました(笑)。はじめてロリィタを着た時はそれは嬉しくて、自撮りをしてニヤニヤしました。可愛い、可愛すぎる。日本人に生まれてよかった、と思いました。

2、「好き」をつらぬくのは意外と難しい

私は今まで色々なファッションジャンルを試しました。どのジャンルの服もとてもステキで思い出深いです。日本には原宿系をはじめとした独自のファッション文化が根付いていますよね。原宿系ファッションはいまや海外にもファンがいて、SNSで見かけることもあります。しかし日本はどうでしょう。近年ではUNIQLOやGUと言ったファストファッションブランドが軒を連ね、値段の高いアパレルブランドはどんどん撤退を余儀なくされています。原宿系もここ数年で潰れたブランドがいくつもあります。みな、大人しめカラーの服を好んで着ている傾向にあります。まあ、これは他人の嗜好なので私が口を出せることではないんですけれど…。

そうすると原宿系のようなマイノリティジャンルを好んでいると、目立ちます。またどんな年齢に関わらず"ふさわしい"服を着るべきだと口を出してくる人がいます。日本ロリィタ協会会長であらせられる青木美沙子さんが最近年齢を公表したことで、年齢について批判的なことを言ってくる人がいるとおっしゃっていました。最近ロリィタジャンルに足を踏み入れて思ったことですが、やはりみな「年齢」「人の目」は気になるようですね。しかし、それらを上回るほどロリィタ服には魅力があります。だからみな、誰のためでもない自分のために大好きな服を纏います。

基本私の知人は服装についてとやかく言ってくる人はいません。寧ろ、「似合っていてカワイイ」と言ってくれます。これは大変有り難い。これからも私は自身の好きなように服を纏いたいです。人生は一度しかないし、今が一番若いから。みんなも好きな服を着た方がいいよ。

おわり。

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