週刊やまなしメシ通信 〜山梨市の地元ごはん〜

ワインの絞り粕を飼料にして、ぶどう畑のど真ん中で鶏を飼おうという計画を先月思いついて以来、コツコツ話を進め、この前の木曜日についに鶏さんがやってきた。

ネラというオランダ原産のもので、養鶏場には「『大びな』をください」とお願いしていたのだけど、想像の3倍はデカい。とにかくデカい。さっさと卵を産んでくれるのを祈っています。

で、今週はこの鶏さん関連のことを色々としていたお陰で、あんまり開拓することが出来なかった。なので、僕が市内で昼メシによく行くお店をご紹介しようかと思います。

まずはなんと言っても「食ぶんや 志村苑」。
もともと競輪選手だったというご主人が、全国各地を遠征でまわって色んなものを食べてこられた経験から供される ラーメンや丼が本当に美味しい。

特に好きなのは、名物の「ぶんや麺」と「ぶんや丼」。

ぶんや麺は、いわばトマト味噌ラーメン。濃いめの味噌ベースにバシッとトマトの酸味が効いているスープ。そして、平打ちの専用麺。パスタを連想させるこのスープと麺のタッグが旨いのです。定期的に食べたくなる。

でも、最近のマイブームはぶんや丼。

チャーシュー、かまぼこ、キュウリをマヨネーズで和えて、味付け海苔と一緒にご飯の上にドン。これをかっ込むのが実に幸せ。今度、家でも作ってみようと思う、このぶんや丼。ぶんやオリジナルのジャンキー飯。最高です。

で、お次は事務所近くの吉田のうどん「手打ちうどん みや」。市内唯一の吉田のうどんのお店です。

吉田のうどんは概してとってもコシが強いのですが、この「みや」。たぶんその業界でもダントツに強いコシが特徴。ほんとに啜れません。モグモグするタイプのうどんなのです。

でも、その食感が堪らなかったりします。あとは、2D仕様のかき揚げも美味しい。平面だから天ぷら衣がつゆに溶けやすく、良いです。
しかし、もうすぐ事務所が移転。もうあまり行けなくなってしまいます。ちょっと寂しい。

さてさて、最後は山梨市駅前の喫茶店「チロル」から。ここの「イタリアン焼きそば」も最近食べてます。

イタリアン焼きそばは一般的には新潟県長岡の「フレンド」のものが有名。焼きそばの上にミートソースをぶっかけた最高な大発明品。残念ながらまだ本場のものは食べたことがないのですが、そのイタリアン焼きそばが市内にもあるのです。

チロルのイタリアンは、ソース焼きそばにトマトの酸味が効いたソースをかけたもの。焼きそばはキャベツを具材の主体とした、良い意味で「家の焼きそば」。そこに便乗する酸味が効いたトマトソースがこれまたクセになります。
しかも、これで400円。安い。とにかく安い。

僕が市内で昼メシを食べるときの選択肢はザッとこんな感じです。もし山梨市にお越しの際にはぜひご参照ください。

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