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創業メンバーが語る!プロシェアリングの本質と市場における強みとは?

プロ人材の経験や知識を生かした支援を通して、企業を成長させていく――。そんな新しい企業の成長戦略を描けるのが、サーキュレーションが提供するプロシェアリングです。
今回はサーキュレーションの創業者の一人である福田 悠さんに。そもそもプロシェアリングという事業をスタートした背景や具体的な業務内容をはじめ、身に付くスキルやコンサルタントとして活躍できる人物像についてたっぷり教えていただきました!

代表取締役社長 福田 悠

「労働力の減少」という社会課題に挑むため新しいビジネスを生み出した

―福田さんはサーキュレーションを共同創業して、プロシェアリング事業をスタートされました。その背景や創業の想いについて教えてください!

私は大手総合人材サービス企業の出身で、人材営業を経験してきました。その中で、日本の社会問題である「労働力の低下」を解決するには、日本の生産性自体を上げる必要があると感じていたんです。
そのためには、既存の人材サービスがやっている紹介斡旋や派遣以外の形で、副業や兼業、フリーランスのような自由度の高い働き方をしやすい社会にしていくべきだと思い、サーキュレーションを創業しました。その解決手段としてスタートしたのが、プロシェアリングです。

一緒に創業したのは、本当にたまたまで(笑)。同じ企業で同じ仕事をする中で、同じ課題意識を持っていた者同士だったからこそ、新しいビジネスを立ち上げようと決めたんです。
実は前職でも、一緒に新しくシニア向けの顧問サービスの立ち上げはやってみたんですけどね。もっとビジネスの枠組みを広げたかったし、会社の都合にとらわれず、自由な意思決定をしながら自分たちで新しいマーケットを創っていきたいと思ったのが、創業のきっかけです。

「自分たちで新しいマーケットを創っていきたいと思いました」

プロ人材と共に企業の経営課題を解決するのがプロシェアリング

―では改めて、プロシェアリングの具体的な業務内容について教えてください。

「プロシェアリング」という名前の通り、コンセプトは「経営課題を解決できるプロフェッショナルの知見を企業に循環させる」ことです。その中でサーキュレーションのコンサルタントの役割は、プロ人材が活躍できるようなプロジェクトの創出です。

まず企業の経営者の方とお会いして、彼らの想いややりたいこと、課題を徹底的にヒアリングするのがファーストステップです。優先度の高い課題に対してどんなプロジェクト体制を構築して、どんなスケジュールでやっていくのか……こういった細かな要件を決め、うちに登録いただいている18,000人以上(2022年1月末時点)のプロ人材から適切な人をアサイン。最終的なプロジェクト設計としてまとめて、お客様に提案します。ここまでがセカンドステップですね。
提案に対してお客様から合意をもらったら、いよいよプロジェクトがスタートします。ここからはよりコンサルタント的な活動がメインです。カスタマーサクセスチームとともに毎月プロジェクトの進捗を把握し、プロジェクトの管理や軌道修正をしていきます。3ヶ月に1度はよりしっかりしたレビューを行って、スケジュールの引き直しやフォローを行い、最終的にプロジェクトの成果が出るまで伴走します。

―「プロ人材をアテンドして終わり」ではないんですね。

そうですね。プロジェクトを進めていると新たな課題が見つかったり、経営者から別の相談を受けたりすることもありますし。1プロジェクトは大体半年~1年スパンですが、コンサルタントはプロジェクトのフォローもしつつ常に経営者に寄り添って、3~5年単位でお付き合いをするのがベストです。

「サーキュレーションのコンサルタントの役割は、
プロ人材が活躍できるようなプロジェクトの創出です」

どんな分野にも対応し、幅広いソリューションを提案できるのが強み

―プロシェアリングの強みや特徴はどんなところでしょうか?

プロシェアリングはいわゆる「経営者ビジネス」といわれるものなのですが、当社の場合はソリューションの幅が広いですし、ほぼ全ての経営課題に対して何かしらの打ち手を提案できるのが強みだと思っています。
社内の人材育成という観点からは、コンサルタントがプロ人材と一緒にプロジェクトを提案したり伴走できるのも独自のビジネスモデルだなと。極端な話、入社1年目の社員でも、プロ人材の知見を借りながら人事制度やマーケティングのプロジェクトでお客様が満足する結果を出せるんですよ。自分がヒアリングした課題に対して解決経験が圧倒的に足りないところを、プロ人材と仕事をすることで学べて、成長につながると思います。

―今はどんなプロジェクトが多いのでしょうか?

当社の顧客企業は規模やフェーズによってプロシェアリングへのニーズも異なるので、大きく3つのカテゴリに分けて捉えています。1つは、エンタープライズといわれる大企業の領域。2つ目は地方の中小企業。3つ目が、ベンチャー企業の領域です。
全てに共通して多いのが、DXや新規事業のプロジェクトですね。もともとサーキュレーションは新規事業に強い企業なのですが、やはり新規領域は、「外部のプロ人材に頼もう」と決めるきっかけになりやすいようです。

3つのカテゴリそれぞれの特徴でいうと、まず大企業の場合はサステナビリティやSDGsの領域が目下の課題になりやすいですね。中小企業の場合は飲食や観光、物流などリアルビジネスを行っているケースが多いので、特にここ2年で営業や販売をオンライン化していくご支援のニーズが非常に増えました。ベンチャー企業の場合は組織に関わる課題がつきものなので、採用や人事制度、組織開発でプロ人材を活用したいという相談がメインです。

「コンサルタントがプロ人材と一緒にプロジェクトを提案したり伴走できます」

経営者ビジネスだからこそ、高いヒューマンスキルが身に付く

―プロシェアリングコンサルタントになると、どんなスキルを得られるのでしょうか?
 
ベーシックなスキルとしては、お客様の課題特定や優先順位付けなどに必要なロジカルシンキングが身につきますね。もちろん整理した課題をプロジェクトに落とし込む、要件定義力も得られます。あとは当然、プロジェクトを回す中で、プロジェクトマネジメントスキルも培っていけるでしょう。

また、ヒューマンスキルも成長します。経営者ビジネスというものは、すごく人間性が問われるんですよ。言語化しづらいのですが、例えば「ぶっきらぼうで頭がいい」だけでは、経営者と良好な関係は築けません。コンサルタントとして活躍するうちに、経営者に信頼してもらえるような人としてのあり方や、コミュニケーション能力が自然と身についていくイメージです。知識や技術面だけではなく、人として成長できるのは経営者ビジネスならではですね。

―入社後はどのように成長し、活躍できるのでしょうか?

一人前のコンサルタントになるには、入社から1年半~2年くらいかかると思っています。一人前になったら、お客様を10~15社ほど受け持ち、20プロジェクトを回すのが平均です。

ここまでに到達するステップとして、最初の半年は先輩にフォローをしてもらいながら成長していきます。大体半年でプロジェクトを5件くらいは回せるようになってほしいですね。現場のOJTで教育するほか、今は「セールス・イネーブルメント」という教育専門の組織を立ち上げていて、新入社員のフォローや研修のサポートを行えるようにしています。これが立ち上がり期。そこから1年ほどは、大小様々なプロジェクトを自分で回し、5件、10件、15件とステップを踏んで対応件数を増やしてもらいます。

ほかにもウェビナーやプロ人材との交流会など、自己学習できる機会の提供も積極的に行っています。今後はお客様の課題への理解を深めてもらう目的で、MBA研修のようなものを提供していく予定です。

顧客志向を持ちながら知を探究し続けられる人は活躍できる

―実際にプロシェアリングコンサルティング部では、どんな人が活躍しているのでしょうか?

コンサルタントにもいろいろなタイプのメンバーがいます。例えば「お客様からの期待に120%応えるためにパフォーマンスを発揮する」という人もいれば、「とにかく依頼されたプロジェクトを成功させることで顧客との信頼関係を築く」という人もいます。
両者に共通しているのは顧客志向ですね。お客様に成功してもらう、お客様と一緒に発展するというミッションを体現できている人は、総じて活躍している印象です。

あとは、探究心を持って経営課題にまつわる知見をインプットし続けられている人は活躍できる人材に成長していると思います。例えば年間100冊以上のビジネス書を読んでいるような入社6年目のメンバーがいるのですが、そういう研鑽を続けているのといないのとでは、キャリアは同じでも経営に対する知識や考え方に大きな差が出ているんじゃないでしょうか。

「お客様に成功してもらう、お客様と一緒に発展するというミッションを
体現できている人は活躍していると思います」

―最後に、サーキュレーションへの入社を考えている方へのメッセージをお願いします!

当社に集まっているメンバーは、「社会を良くしていきたい」という想いを強く持った人たちばかりです。特に今は、ビジネスの世界でしか解決できない問題がたくさん出てきていると思うんですよ。サステナビリティとビジネスを両立させ、自分自身が成長することで少しでも日本社会を良くしたいと感じている人と一緒に働きたいですね。

サーキュレーションでは共にプロシェアリング市場を創る仲間を募集しています!