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嫌いということ

ある人は、嫌いな作品や作家からこそ、その人の個性が見えるという。

この頃、少し考え事をする時間が増えて、この嫌いな作品というものを考えることがあった。
が、どうにも自分には嫌いな作品といわれて浮かぶものがなかった。
好きな作品と、それ以外。
自分はどうもこの2局に分割されているようだ。

好きなものはそのまま、何か気に入った所がある。
それ以外については、自分の好みではないが、嫌いというほど嫌悪感がないもの、または興味がないもの、よくわからないもの等が含まれている。
つまるところ、嫌いになるほどの理由のある作品が無い。

女性なんかはよく「若きテレーズ」や、会田誠の作品に性的な意味で嫌悪感を持つみたいだけれど、そういうことも男故にか、今のところ無い。
強いて言えばフォービズムやバスキアのような、ごりごりとしたタッチのものが好きではないが、それもその程度。
むしろ、よくわからないに分類されている気がする。 考えてみても嫌悪感を抱くまでに嫌いな作品は無いように思う。人間ならたくさん居るのに。

そんなわけで最近は嫌いな作品を探している。 嫌いな作品と理由、言えますか?

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